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2011/05/14

キャロル・オコンネル『アマンダの影』

本日の本
アマンダの影 (創元推理文庫)
book-20 『アマンダの影』 キャロル・オコンネル著 創元推理文庫

STORY:マロリー殺害の報を受け、検視局に駆けつけた刑事ライカーが見たのはマロリーのブレザーを着た別人。停職になっていたマロリーは第一線に復帰、アマンダを殺した犯人を追う。
☆☆☆キャシー・マロリーシリーズ第2弾。

マロリーのキャラクターが変わっているので、好みが別れると思うが、1作目を読んでみてマロリーの過去が気になったので2冊目も読むことに。

今回は、マロリーのブレザーを着て死んでいたアマンダの犯人が高級コンドミニアムに住んでいるとにらんで潜入捜査をするマロリーのストーリーに、超能力があると思われる少年の一家のストーリーがからむ。
サイドストーリーはともかくとして、本筋は解決がやっぱり唐突すぎる気がしてミステリーとしては満点をあげられないのだが、やはり、マロリーをめぐる様々な人物の物語として読むべきなのであろう。ミステリー的な要素は気にならなくなってしまうのだ。

そして、あかされるマロリーの衝撃的な過去。凄まじくて、痛ましくて・・・
こんな経験をしたならば、マロリーがこんな(世間的には病的ともいえる)人物になってしまったのも仕方のないことだったのかもと思う。
ワタクシ的には、事件のクライマックスより、この過去が明らかになる場面の方が印象に残った。
このあとの作品でさらにマロリーの過去が掘り下げられる模様なので、次も読むとしよう。

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