「ブラックサイト」
本日の映画
movie-27 「ブラックサイト」 Untraceable 2008年米
DIR:グレゴリー・ホブリット
CAST:ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス、メアリー・ベス・ハート
STORY:サイバー犯罪専門のFBI捜査官ジェニファーに、ある日不審なサイトの情報が入る。動物が衰弱していくさまをライブ中継したサイトだったが、結局サイトの運営者を突き止めることはできなかった。その後、今度は縛り付けられ薬物を投与されている男の映像が映し出され、アクセス数が増加するにつれ投与量が増える仕掛けで、とうとう男は死んでしまう・・・
☆☆☆ネット社会のサイコサスペンス。
いやー意外に怖かったよ~この映画。
思ったよりエグかった(そんなでもないと見る前に勝手に思ってたのがいけないんだけど)。
まさに今時な犯罪のお話で、サイトに接続すれば接続するほど、囚われた人物の死が早まるという・・・
怖い物見たさか?どんどんアクセス数が増加していき、死を早める結果になる。顔が見えないネット社会の怖さだ。殺される場面の直接的描写はショッキングで怖いが、じわじわと恐怖を感じるのは、多くの人々が結果的に殺人に加担してしまうということ。
ダイアン・レインはタフな捜査官を熱演。
警官だった夫を亡くした後、娘を抱えながらも夜勤シフトで日々サイバー犯罪を追う捜査官の役どころで、役柄か?少々老けた感じなのが気にならないでもないけれど、この役なかなかに似合ってる。ラストなど、がんばれ!ダイアン(ジェニファー)って応援しちゃいましたね。
相棒役は、T・ハンクスの息子、コリン・ハンクス。
だいぶちっちゃいけれど、似てるな、お父さんに。声までそっくりなのにはびっくりした。俳優としては今後どうなるかはまだ未知数だ。
少々不満も。
この映画、かなり早い段階で、犯人が明かされてしまう。
興味は、犯人の動機と、犯人の追跡にうつるわけだけど、個人的な好みから言えば、もう少し終盤まで引っ張って欲しかったかな~
それと、最後はフツーに警察アクション映画みたいになっていたけれど、サイバー犯罪の話なんだから、そういう知識が生かされるラストの方がよかったかなと。
まあでも普通におもしろかったです。
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