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2011/07/01

「ジェイン・オースティンの読書会」

本日の映画
ジェイン・オースティンの読書会 [Blu-ray]
movie-28 「ジェイン・オースティンの読書会」  The Jane Austen Book Club  2007年米

DIR:ロビン・スウィコード
CAST:キャシー・べーカー、マリア・ベロ、エミリー・ブラント、エイミー・ブレナメン、ヒュー・ダンシー、リン・レッドグレーブ、ジミー・スミッツ
STORY:バーナデッドは愛犬を亡くして落ち込む友人ジョスリンを励ますため、ジェイン・オースティンの読書会を思いつく。オースティンの長編小説は全部で6冊なので6人メンバーを集めなければならない。ようやく6人が集まりいよいよ読書会が開かれるが・・・

☆☆☆☆アメリカでは数年前から読書会が流行しているという・・・

読書会ってなんか興味あるけれど、やっぱり自分だけで本を読んだ方がいい気がして、多分参加することはないだろうなあと思う。
でも、この映画は興味深かった。

読書会と言っても、ただただ本を読むというだけでなくて、いろいろな人が参加するわけだから、いろいろな人の人生が投影されるというのがおもしろい。と同時にわずらわしさも。

この映画でも個性豊かな6人が織りなすドラマが展開される。
離婚歴6回を誇るバーナデット。
他人を世話をするのが好きだが自分は結婚には向かないと思っているジョスリン。
夫としっくりいかないあまり教え子に恋してしまうプルーディ。
突如夫から離婚を切り出され茫然自失となってしまうシルヴィア。
シルヴィアの娘で奔放なレズビアンのアレグラ。
唯一の男性でSF小説マニアのグリッグ。

それぞれがぴったりな小説を選んでの読書会。
本を読んで共感したり、反発したり、自分の経験を重ね合わせてみたり、悩んでみたり・・・
これこそ読書の醍醐味!

ワタクシは、オースティンといえば、「分別と多感」、「高慢と偏見」、「エマ」しか知らないのだけど、他の三作も知っていたらもっと楽しめたかも・・・

「お買物中毒な私!」でファンになったヒュー・ダンシーがやっぱり格好いい!
のだが、女性陣もそろって好演。特にマリア・ベロとエミリー・ブラントが印象的だった。


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