中村江里子『中村江里子のわたし色のパリ』
本日の本
book-33 『中村江里子のわたし色のパリ』 中村江里子著 KKベストセラーズ
元フジテレビアナウンサーで、10年前フランス人と結婚してパリに住む中村江里子さんのエッセイ。
元アナウンサーでパリ在住というと、何冊か雨宮塔子さんのエッセイを読んだが、中村さんの絵エッセイは敬遠していた。アナウンサー時代の中村さんが苦手だったので・・・
あ、でも本はおもしろかった。
雨宮さんより文章はなめらかだし、意外に自分の感性にあっていた。不思議・・・
お嬢様らしく、少々気取りは感じられるものの、自然体で書いている感じはよい。
観光客向きろいうより、むしろパリに住んでみたい人、パリという街自体に、またフランスに対して興味のある人向けかも。フランスがどういう国なのか、パリで一個人として女性として生活するのはどうなのかが語られているので・・・
フランスって働く女性にはやさしい国なのね、としみじみ感じました。
超個人主義で、自分の意見がはっきり言える人でないとダメというのは大変だけど・・・
まあ、いいところも悪いところもあるってことですね、フランスにしても、日本にしても。
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