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2011/09/15

ケイト・キングスバリー『ペニーフット・ホテル受難の日』

本日の本
ペニーフット・ホテル受難の日 (創元推理文庫)
book-43 『ペニーフット・ホテル受難の日』 ケイト・キングスバリー著 創元推理文庫

STORY:1906年イギリス。海辺の田舎町にひっそりたつペニーフット・ホテルは上流階級のお客で大にぎわい。ある日、宿泊客の女性が転落死。亡き夫からホテルを引き継いだセシリーはホテルの評判を守るべく、犯人捜しを始めるが・・・

☆☆☆時々コージーなミステリが読みたくなったり、またある時期にはハードなミステリが読みたくなったり。なんか周期があるんですね。
そして、今はコージーなミステリに傾いている時期。
というわけで、前々から読んでみたかったこのシリーズにとりかかることに(第4弾まで出ている)。

イギリス、田舎、古い時代設定・・・
と大好きな設定なのでワクワク。

と、期待通りの雰囲気で、うんうん、好きなタイプですね。

ミステリ的に言うと、なんとなく犯人はわかっちゃったりしたのですが(もうひとひねり欲しかったところ)、主人公と主人公をとりまく個性的な面々とのやりとりがおもしろいので、まあよろしいかと。
ただ、2作目以降もこのレベルだと、ちとキツイかも・・・
もしくは、登場人物たちが(第一作ではまだつかみだけなので)、もっといきいきと活躍してくれると盛り上がるのではないだろうか。

個人的には、主人公を時に暖かく、時に厳しく?見守る支配人のバクスターがいいですね。

とりあえず、2作目も読んでみよう。


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