« アサヒ 初号アサヒビール復刻版 | トップページ | 澤乃井 梅酒ぷらり »

2011/12/05

「モナリザ・スマイル」

本日の映画
モナリザ・スマイル [Blu-ray]
movie-55 「モナリザ・スマイル」  Mona Lisa Smile  2003年米

DIR:マイク・ニューウェル
CAST:ジュリア・ロバーツ、キルステン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホール、ジニファー・グッドウィン、ドミニク・ウェスト、マーシャ・ゲイ・ハーデン
STORY:1953年。ニューイングランドの名門女子大ウェズリー大学にカリフォルニアから美術史の助教授として赴任してきたキャサリン。進歩的な彼女は保守的な大学になかなかとけ込めない。優等生のベティをはじめとした学生たちに翻弄されるのだが・・・

☆☆☆J・ロバーツ主演の学園ドラマ。

1950年代というと、アメリカはとっても保守的な時代だったのだろうか。
女性の幸福は結婚にあると大学自体が考えているんである。そして、学生たちも勉強よりもいい男性をつかまえることを目標にしている。

主体的に生きよう、女性も積極的に行動しようというキャサリンの信念は、大学にはまったく受けいれられず、学生たちかも反発を買う。
しかし、最後まで大学側の考えを崩すことはできなかったのもの、次第に学生たちにはその考え方が浸透していき、しっかりと根付くことになる。
派手な展開のある映画ではないけれど、じわじわと感動できる。
ラストはちょっとクサイですけどね。
こうして、次第に女性も進化していったのだなあ。

残念ながらJ・ロバーツは輝きが減ってしまったけれど、そのかわり、若手女優(この当時)がきらきらと輝いている。
嫌みで高慢なベティを演じたK・ダンスト、とても頭がよく将来を嘱望されるも結局結婚という道を選ぶジョーンを演じたJ・スタイルズ、奔放で皆から疎まれるものの意外な優しさをみせるM・ギレンホール、引っ込み思案だったがキャサリンに影響されて次第に自分を開放していくコニーを演じたジニファー・グッドイン。皆、適役で、いきいきと演じている。
J・ロバーツ、役としてはぴったりなのに、残念。

« アサヒ 初号アサヒビール復刻版 | トップページ | 澤乃井 梅酒ぷらり »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「モナリザ・スマイル」:

« アサヒ 初号アサヒビール復刻版 | トップページ | 澤乃井 梅酒ぷらり »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon