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2012年1月

2012/01/31

【パリに渡った「石橋コレクション」1962年、春展】

art-6 【パリに渡った「石橋コレクション」1962年、春展】 ブリヂストン美術館

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平木浮世絵美術館が案外早く見終えたので、急遽、ブリヂストン美術館に行くことに。
この美術館、大好きなので・・・好みの絵が多いので・・・しょっちゅう行ってますね。

今回の展覧会は、今から50年前、パリ国立近代美術館(ポンピドゥーに移る前)で石橋コレクションを紹介する展覧会が行われることになり、50枚の絵画がはるばる日本からパリに運ばれた・・・その50枚の紹介(一部ないものについてはパネル展示)である。
パリの人々をもうならせたという石橋コレクション。さすがによりすぐりの作品がそろってますね。

もちろん、いつも展示されている作品もあるけれど、はじめて見たという作品もいくつかあったし、久々に見たというのもあり。やっぱり来てよかった!
前回の展覧会の時にもおおっと思ったコローの「イタリアの女」や、大好きなセザンヌのサント=ヴィクトワール山、自画像、モネなどはいつ見てもいいですね。
そして、ポール・ゴーガンに帰属とされていた、「若い女の顔」。これははじめて見たのではないかと思う。後ろに描かれた置物はゴーガン的だけれど、全体としてみると、あまりゴーガンっぽくない。まだまだ解明されていない絵のようだ。

第2展示室では、日本から絵画が運ばれ、パリで展覧会が開催される様子を写した記録映画(10分)が上映されており、これも是非見て下さい!貴重な映像です。

2012/01/30

豊洲:チャウダーズ ららぽーと豊洲店

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平木浮世絵美術館にて浮世絵を見た後、すぐ近くにあるお店、チャウダーズで昼食を。寒かったので暖かい物が食べたかったのだ。
シアトル発のスープ専門店らしい。
スープ専門店というとスープストックトウキョウは職場近くにあったのでたまに利用していたが(職場近くのお店は閉店)、このお店(チェーン店)ははじめて。

そして、いろいろある中、迷わず頼んだのが、ボストンクラムチャウダー。
Rスープセットにして、バケット、紅茶をチョイス(890円)。お米も選択できる。

チャウダーは、心持ち、塩が濃いめ。
なので、あっさりめのバケットとはよくあう。これ、バケットというわりには柔らかいパンなのだけど、スープには相性よし。

さっとお食事できるので、急いでる時にはいいですね。

東京都江東区豊洲2-4-9アーバンドックららぽーと豊洲1F

2012/01/29

第84回アカデミー賞ノミネート

またまた楽しい季節がやって参りました!
アカデミー賞の季節。
ノミネーションの発表は見そびれましたが・・・
勝手に予想してみよう!

〈作品賞〉
今年も10作品かと思ったら、なぜか中途半端な9作品ノミネート。毎年数は決まってなかったんでしたっけ?
本命はやはり数々の賞を受賞している「アーティスト」だろうか。白黒サイレントというのが変わってますね。
対抗馬は「ファミリー・ツリー」。ジョージ・クルーニーの演技が絶賛されているので。
穴は、「ヘルプ心がつなぐストーリー」。単純に自分が是非見たいと思ってる映画ってだけなんですけど。

〈監督賞〉
久々ノミネートされましたね、ウッディ・アレン。授賞はない気がするけど・・・
本命は、「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウス。作品賞が傾けばやっぱりこの人かなと。
対抗馬は、「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン。いい映画撮りますもんね。
穴は、テレンス・マリック。ちょっとクセが強いし、「ツリー・オブ・ライフ」もカンヌのパルムドールに輝いたものの、どうもね。

〈主演男優賞〉
本命はやっぱりジョージ・クルーニーかなあ。すでに助演賞はとっているけれど、このあたりで主演賞も。骨のある演技がいい。
対抗馬は、「アーティスト」で一躍クローズアップされたジャン・デュジャルダンか。作品の勢いいかんで。
穴は、ゲーリー・オールドマン。意外や意外、初ノミネーションなんですね。ホントは、彼にとってほしい。

〈主演女優賞〉
久々にノミネートされたグレン・クロース。いろんな役柄で驚かせてくれるけど、なぜか授賞できないのが残念。けれど本命は、ミシェル・ウィリアムスかな。果敢にもマリリン・モンローに扮して大健闘。
対抗馬は、一押し!「ヘルプ」のヴィオラ・デイヴィス。是非とってほしいなあ。
穴は、毎度おなじみのメリル・ストリープ。今回もサッチャー首相のなりきりぶりは凄い。なん

とね、17回目のノミネーション。

〈助演男優賞〉
本命は、トラップ大佐ことクリストファー・プラマー。是非是非授賞を!
ところが、ここにきて強力なライバルが。それが対抗馬、マックス・フォン・シドー。名優ですね。
穴は、うーん、難しいけれど、ニック・ノルティとしておきましょうか。

〈助演女優賞〉
本命は「ヘルプ」のオクタヴィア・スペンサー。同じく「ヘルプ」でノミネートされているジェシカ・チャスティンとで票われしないかという心配はあるが・・・
対抗馬はメリッサ・マッカーシーか。ひたすらおかしい演技で、これからも重宝されそう。
穴は「アーティスト」のベレニス・ベジョ。これから伸びそうな女優さんだ。

2月26日(27日)を楽しみに待ちましょう!


2012/01/28

【再び!にゃんとも猫だらけ展(第一部)】

art-5 【再び!にゃんとも猫だらけ展(第一部)】 平木浮世絵美術館

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水曜日の朝日の夕刊でこの美術館のことを知り、最近、国芳展を見てはまったこともあって、突如行くこと決意(って大げさなほどでもないけど)。
ららぽーと豊洲の中になる小さな美術館である。

展覧会は、三部に別れており、第一部は1月3日~29日、第二部は2月2日~26日、第三部は3月3日~31日まで。第一部と第三部はさらに前期後期で入れ替えがあるそう。
これは是非三部まで全部見たいと思い、3回割引券を購入。1回の入場料は500円なのだが、このチケットは1000円で3回見られる。

第一部は、「猫と遊ぶ-美人画の猫」である。

やはり猫がテーマだけに、歌川国芳のものがたくさんある。
国貞の作品も数は多かったが、はじめて知った名前が揚州周延。江戸末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師だとのこと。
浮世絵についてはまだまだ不勉強なので、これから少しずつ勉強していきたいと思う。
しかし、1つネックが。ワタクシ、日本史はまったくダメで(選択していなかった)、そういう知識がすっぽり抜けてるので、ん?なんだ?と思うことがよくあるのである。
きっと、もっと知識があったらさらに楽しめることだろう。

猫じゃらしやまりとじゃれる猫、我関せずといった猫、美人に抱かれる猫などなどいろいろな猫があったが、一番かわいいなと思ったのは丸くなった猫。こたつの上で丸くなる猫、いいなあ。
パッと見ただけではどこの猫がいるの?と思ったら、遠くの屋根の上だったり。探す楽しみもあり。

よくよく見ると、猫の顔は怖かったりもするのだが、猫ってやっぱりなごみますねぇ。

第二部は「化け猫騒動」。これも楽しみ。

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2012/01/27

オーク・レイン メルロー カベルネ・ソーヴィニヨン ボー・ジュベール

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勝手にオーストラリアワインだと思ったのだが・・・
南アフリカのワインだった(赤)。

南アフリカらしいワインである。色が濃い。そして、味も濃い。
結構インパクトのあるワイン。
飲み応えあります。


2012/01/26

パヴィヨン・ルージュ ボルドー・シューペリール

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ボルドーの赤ワイン。
ボルドー、安いものだと微妙な物もあったりするがどうか。

そんなに印象は悪くない。
香りはまずまず、酸味、甘み、渋みはいずれも感じる。
とはいえ、それほど複雑な味わいというわけでもなく、特徴は薄いかも。

まあでもこんなもんでしょう。

2012/01/25

アン・クリーヴス『野兎を悼む春』

本日の本
野兎を悼む春 (創元推理文庫)
book-2 『野兎を悼む春』 アン・クリーヴス著 創元推理文庫

STORY:シェットランド署のサンディ刑事は帰省先で祖母の遺体を発見してしまう。兎を狙った流れ弾に当たった事故を思われたが、さらに第二の事件が発生して・・・

☆☆☆シェットランド四重奏第三章。
冬、夏、ときて春。

今回、探偵役のペレス警部の恋人、フランはロンドンに行ってしまっていて、最後の方しか出てこない。
警部は、ついついいないフランのことを想ってしまうのだけど、主人公の一人とも言うべき人物がいないかわりに、大きな存在となるのが、今までドジを踏んでばかりだった警部の部下、サンディ刑事だ。

祖母が亡くなり、事件を掘り下げるうちに、自分の家族への疑念がわいてくるサンディ。
その他、数々の試練をくぐり抜けるうち、サンディは成長していく。サンディの成長物語としても読める作品だ。次作でも活躍するだろうか・・・

ペレス警部は一歩ひいて事件を見渡すが、いざという時には頼りになる。
ペレス警部、とってもいい人なんですね~
探偵というと、どうもクセがあったり、変人だったり、性格悪かったりすることもあるのだが、警部はどこまでもいい人。すっかりファンになりましたね。
あと1作でおしまいと思うと悲しい・・・

かなりの長尺なのだが、描き込みがしっかりしているので、サクサクと読み進められる。非常に狭い範囲での出来事なので、息がつまりそうではあるが。
そして、結末は・・・
やられたな~
すっかりだまされた。なるほどね。

次作、早く翻訳されないかなあ。

2012/01/24

芳醇物語

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酒のパスポートで見つけたビール。安かったので買ってみた。

日本語で書いてあるけれど、ドイツ、バイエルンのビールだそう。

注いでみると、黄金色で、泡もちもよい。
飲んでみると、おー、これはしっかりしたビールですね。
苦みがぐーっときて持続する。かすかな甘み。
度数はそれほど高くはないけれど、しっかりしたビール。
なかなかよろしいです。

2012/01/23

「ヴィレッジ」

本日の映画
ヴィレッジ [DVD]
movie-5 「ヴィレッジ」 The Village  2004年米

DIR:M・ナイト・シャラマン
CAST:ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ、ウィリアム・ハート、シガーニー・ウィーヴァー、ブレンダン・グリーソン、マイケル・ピット、ジェシー・アイゼンバーグ
STORY:1897年ペンシルバニア州の小さな村。村を出ることが許されない掟があったが、盲目のアイヴィーの恋人ルシアスが友人のノアに刺され重傷を負ったことから、薬を手に入れようと禁断の森に踏み入れることに・・・

☆☆☆シャラマン監督のサスペンス。

シャラマン監督の映画、見るのは5本目。
「シックス・センス」、「アンブレイカブル」、「サイン」、「レディ・イン・ザ・ウォーター」の順で見てきたけれど、見るに従ってだんだん盛り下がってきた。
ということでしばらくぶりの鑑賞である。

あ、でもこの映画悪くはないですね。
得意の一発オチといえばそうなのだけど、これはあーそうかとわかっても十分鑑賞に堪えうる。
このオチは、薄々はわかったのだけど、なるほどね。あれとかあれとかあの映画に通じるものがあるな(って書けません・・・)。
こんなシチュエーション、あり得るかなあと一瞬首をひねったものの、アメリカならありうるかもしれないなあ。
寓話的でもあり、いろいろな皮肉もこめられていて、考えさせられる。

キャストも豪華。いい役者さんを揃えてますね。
ハワード監督の娘、B・D・ハワードの透明感、H・フェニックスのストイックさもいいが、A・ブロディのくせ者ぶりが印象的。ブロディってかわった役が好きなのかな。

赤、黄色と、色が特徴的な映画でありました。

2012/01/22

六本木:梅蘭 六本木ヒルズ店

森アーツセンターギャラリーにて歌川国芳展を見た後の昼食。

お目当ては、もちろん!梅蘭やきそばである。
梅蘭のお店は、渋谷店、立川店(今はない)に続いて3店舗目。

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梅蘭やきそば、とってもおいしのだけど、フツーのサイズはちょっと量が多すぎる。
ということで頼んだのは梅セット。梅蘭やきそば(小)と杏仁豆腐のセット。
フツーサイズのより値段が高いというのはやや納得できないものあるが(笑)、杏仁豆腐がついてますからね。

久々に食べたやきそば、やっぱりおいしかった~
そして、やっぱり小でちょうどよかったです。


東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド1F

2012/01/21

art-4 【没後150年 歌川国芳展】(後期) 森アーツセンターギャラリー

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歌川国芳展(後期)の初日に行って参りました。
初日だから混んでるかなあと思っていたが、まあ許容できる範囲。

前後期とほとんどの作品が入れ替っており、大変充実の展覧会だった。

第1章 武者絵-みなぎる力と躍動感    
後期も武者絵が充実。
亡霊とか化け物が出てくる絵がおもしろい。「平知盛亡霊の図」などである。
前期にもたくさん展示されていた水滸伝もまたたくさん。全部並べたら凄いでしょうねぇ。
前期の金太郎(「坂田怪童丸」)もよかったのだが、後期の「金太郎鬼ヶ嶋遊」もユーモラス。あ、でも金太郎って鬼ヶ島に行きましたっけ?
一番気に入ったのは、「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」。着物の柄が骸骨というだけでおもしろいと思うが、よくよく見るとその骸骨は猫が組み合わさったもの!さすが猫好きの国芳だけのことはある。

第2章 説話-物語とイメージ   
前期にもあった龍宮の絵がまた。「龍宮白 田原藤太秀郷に三種の土産を贈」だが、想像力が刺激される。
木曾街道の達磨図、かわいい!

第3章 役者絵-人気役者のさまざまな姿
このパートは残念なんですね。
というのも、歌舞伎はまったく知らないから。役者さんの名前は聞いたことはあるけれど、演目がまったくわからない。
もし知識があったらもっと楽しめただろう。

第4章 美人画-江戸の粋と団扇絵の美   
明るい美人画が多い。
猫が描かれたものがやはりあって、いいなあ。
団扇絵も素敵。こんな団扇があったら使えませんね。

第5章 子ども絵-遊びと学び  
前期で見た際は、子どもが子どもっぽくないぞと思ったが、見慣れたのか?今回はフツーに見られた。
子どものあそびを紹介した画などは、ブリューゲルの子供の遊びの絵のよう。

第6章 風景画-近代的なアングル  
各所の名物(展示されていたのは信濃蕎麦、紀州の鯨)の画が楽しい。
そして、話題の「東都三つ股の図」。スカイツリーが描かれていると話題の絵だ。これってやぐらですかねぇ。スカイツリーには見えないけれど(笑)、他の絵もよくよく見ると、近代的に見える建物のようなものが描かれていたり不思議だ。
不思議というかシュールな感じがするのは、「忠臣蔵十一段目夜討之図」。モノクロに近い色づかいと妙に直線的な建物が不思議だ。

第7章 摺物と動物園-精緻な彫と摺
摺物は、注文制作の作品なので、さすがにきれいに刷られたものが多い。
ここにも猫の絵が。国芳の猫は決してかわいくはないのだが、ユーモラスでいい。

第8章 戯画-溢れるウィットとユーモア  
楽しい戯画のコーナー。やはり歌芳といえば戯画ですね。
「欠留人物更紗 十四人のからだにて三十五人にミゆる」。うーん、ホントに14人?そして35人に見える?しばらく見ていたがわからず。あまりずっと一所にとどまってると停滞するので・・・
猫の当て字もまたまたあって、楽しい。
そして、後期の見ものの1つ、「きん魚づくし ぼんぼん」がとってもかわいらしい。イタリアで発見され、今回は初公開だそう。ホント、人間みたいです。
「人がかたまって人になる」。人でできた人、これも国芳はいろいろと描いてるんですね。ちょっと不気味でちょっとおかしい。
そして、パネルになっていた「其まゝ地口猫飼好五十三疋」。これ、こんなに小さな絵だったんですねぇ。五十三次の猫バージョンで、微妙なものもあるけれど、だじゃれが楽しい。この手ぬぐい欲しいな。

第9章 風俗・娯楽・情報
今回もあったすご六。前期と同じだと思ったら違いましたね。
一番気になったのは「百物語化物屋敷の図」。一見、おどろおどろしい雰囲気なのだが、よくよく見るとユーモラスなのだ。

第10章 肉筆画・版木・版本ほか
肉筆画は現存数が少ないということで、貴重かも。
版木などは前後期入れ替えなし。

前後期とも見られて大満足。
もちろん、前期を見逃してしまった方も、後期だけでも十分楽しめるので是非!

2012/01/20

「僕はラジオ」

本日の映画
僕はラジオ [DVD]
movie-4 「僕はラジオ」  Radio  2003年米

DIR:マイク・トーリン
CAST:キューバ・グッディング・Jr、エド・ハリス、アルフレ・ウッダード、デブラ・ウィンガー
STORY:1976年、サウスカロライナ。ハナ高校のアメフトコーチ、ジョーンズは練習場の近くをうろついている知的障害を持った青年を助手にする。片時もラジオを手放さないことからラジオというニックネームをもらった青年だったが・・・

☆☆☆実話の映画化。

いわゆるいいお話である。
でも、それほど鼻につかないのがいい。

知的障害のある黒人青年とコーチとの交流、友情、そして青年の成長物語なのだが、まあベタな展開となるものの、無理矢理なハッピーエンドでないところが好感が持てる。
いろいろと事件はあるものの、皆基本的にいい人なんですね。暖かいドラマで、感動できる。

役者がいいんですね。
グッティングJr、かなり作り込んだ役作りで、なりきりぶりがすごい。
エド・ハリスもいい。ワタクシ、ファンなのだけど、秘めたる思いから青年に目をかける、暖かみのある人間を好演。何をやらせてもうまい。
そして、うれしかったのは、デブラ・ウィンガーが見られたこと!もっと映画に出て欲しいですね。

2012/01/19

吉祥寺:いちゃりばえん 吉祥寺店

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昨日、バウスシアターで映画を観る前の昼食。
映画館とは逆方向の南口、東急イン地下のお店なのだが、映画にはまだ時間がたっぷりとあったのでいってみた。

ランチメニューの中から、なんこつソーキそば(800円)を注文。ご飯もつけられるとのことだったが、そこまでは食べられないと思いパス。
飲み物はフリードリンク、飲み放題。とりあえず、さんぴん茶を持ってくる。

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しばらくして出てきたソーキそばには、もずく酢とデザートとしてちんすこうがついてきた。
紅しょうがは自分で好きなだけ入れる。ワタクシはとんこつラーメンの時もそうだが、たっぷり

入れるのが好き。

おー、ソーキ、さすがに柔らかいですね~
なんこつもとろとろになっている。
おだしもおいしくて、これは結構好みの味。

最後のカルピスを飲んで(なぜ?笑)終了。

壁にはずらりと泡盛が並んでいて、夜来ても楽しめそうです。

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-3 吉祥寺東急インB1

2012/01/18

「ブリューゲルの動く絵」

本日の映画
The Mill & The Cross
movie-3 「ブリューゲルの動く絵」 The Mill&The Cross  2011年ポーランド・スウェーデン

DIR:レフ・マイェフスキ
CAST:ルトガー・ハウアー、シャーロット・ランプリング、マイケル・ヨーク
STORY:16世紀のフランドル地方。画家ブリューゲルは友人ヨンゲリンクから、異端者の迫害と支配者の横暴を題材とした絵の注文をうける。ブリューゲルはフランドルの風景の中に十字架を背負うキリストの絵を描き始める。

☆☆☆ブリューゲルの「十字架を担うキリスト」を題材とした映画。

ブリューゲルの作品はたくさん見ているはずだが、この絵はほとんど印象になかった。
見てなかったっけ?と思ったら、ちゃんと見てるではないですか!
ウィーンの美術史美術館の「バベルの塔」の隣にあったんですね。うーん、覚えてない・・・

この絵と題材とした映画というからどんなだろう?と思ったら、不思議な映画だった。
まさにこの絵を実写化してるんですね。
絵の登場人物が動き出す不思議!

映画に劣らず、この絵自体も不思議なのだ。
パッと見、聖書ではおなじみのゴルゴダの丘に十字架を背負って上がっていくキリストを描いたものなのだけど、まずもって、当時のフランドルの風景の中にキリストがいるし、当時よく行われていたという車輪刑(残酷!)の装置がたくさん描かれているし、キリストが主題にもかかわらず、兵士に無理矢理イエスのかわりに十字架を背負わされそうになっているシモンに皆の視線がいっていてイエスには誰も注目いていない・・・
その他、この絵をすみずみまで細かく見ていくと、不思議がいっぱいだ。
そうそう、映画でも重要な役割を果たしていた、高い岩山の上に立つ風車小屋も印象的。
いやでも、今度現物を見る機会があったら、是非細部までじっくり見るとしよう。さらに新しい発見がありそうだ。ブリューゲルの絵ってたくさんの人物が細かく描かれてるから、ずっと見ていても飽きませんもんね。

映画は、こうした絵を少しずつ切り取ってどういう場面かを再現してくれる。
なるほどねー、こういう意味があったのか、この当時こういったことが行われていたのか・・・と感心することしきり。風俗的にも興味深い。

キャストもいいですね。意外なほどブリューゲルにぴったりのR・ハウアー、聖母に悲しい目が印象的なS・ランプリング。ブリューゲルに絵の注文をする人物に、お久しぶりのM・ヨーク。ずっと見ていなかったけれど、「三銃士」、「オリエント急行殺人事件」、「ナザレのイエス」なんかが懐かしい。

ブリューゲルのこの絵自体を知らなくてもOKとは思うが、できればブリューゲルについて一通り知識があった方が楽しめると思う。
絵の中に入り込んだような、シュールな体験のできる映画でありました。

2012/01/17

バビロンズ・ピーク ルビー・レッド

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南アフリカの赤ワイン。このラベル好きだな~
南アフリカのワインというと、濃いというイメージだが、これもやっぱり色は濃い。ルビー・レ

ッドとあったが、ルビーよりは濃い感じ。
しかし、色から想像する渋く濃い味ではなくて案外甘みがある。
ふーん、これシラーなんですね。味からするとシラーって感じじゃなかったですが。

2012/01/16

「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

本日の映画
Mission: Impossible - Ghost Protoco
movie-2 「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」 Mission:Impossible-Ghost Protocol  2011年米

DIR:ブラッド・バード
CAST:トム・クルーズ、ポーラ・パットン、ジェレミー・レナー、サイモン・ペグ、ミカエル・ニクヴィスト、トム・ウィルキンソン、ヴィング・レームス、ミシェル・モナハン
STORY:モスクワの刑務所に収監されていたイーサン・ハントはIMFの手引きで脱獄、クレムリンに侵入する任務に就くが、爆破事件が起き、イーサンのチームは爆破犯の汚名を着せられ、孤立無援に。援護もないまま、テロを防ぐべくドバイへと向かう。

☆☆☆☆ミッション・インポッシブル第4弾。

5年ぶりのミッション・インポッシブルである。
前作があまりおもしろくなかったし、監督はアニメ出身のB・バードだし・・・
ということで一抹の不安があった。

ところが、これはおもしろかった!
個人的にはスパイ大作戦とはまったくの別物だから、音楽とか使わないで欲しいと思ったりするのだけど、そういうことを抜きにしたら、1作目と匹敵するくらい、いやもっとかも?楽しめる作品だった。

とにかくアクションがすごい。
もしホントにトムが全部自分でやったなら凄いことだ。えー、こんなこと出来る?と、あんぐり口を開けてしまうほどで、やややりすぎ感もあるものの、このたたみかけるような展開は息もつかせない。見終わってぐったりしてしまいそうなほど。

ブダペスト~モスクワ~ドバイ~ムンバイと、観光気分も味わえるし(中でもドバイのあのビルはすごいなあ)、今までどうもトムのスタンドプレイって感じだったのが、今回はチームワークも抜群。

やっぱり、トムはこういう映画の方がいいですね。変に演技派を目指さないで欲しい・・・
トムももうすぐ50歳、肉体は相当鍛えてるなと思ったけれど、さすがに顔は老けたな。
もう一作くらいできそうだけど、そろそろキツイですかね。

2012/01/15

【ぬぐ絵画展】

art-3 【ぬぐ絵画展】 東京国立近代美術館

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サントリー美術館で思いがけず時間をくってしまったので、慌てて次の目的地、近代美術館へ。
さすがにこちらはすいてました~
混んでたら全部見られなかったかも・・・

ぬぐ絵画、斬新な企画ですね~
1880年から1945年までの裸体画を集めた展覧会で、日本における裸体画の変遷を探るもの。

Ⅰ はだかを作る
今となっては考えられないけれど、明治の時代には裸を描いた絵はタブーとされていたらしく、猥褻に見えぬよう、画家たちは工夫をこらしていたらしい。それでも、黒田清輝の「裸体婦人像」は公開当時、下の部分に布をまいて展示されたとのこと。日本人がヌードに慣れてなかったんでしょうねぇ。

このパートでは、黒田清輝の絵が充実していて、こんなに一気に見たのははじめてかも・・・
黒田清輝、今まであまり感心したことがなかったのだけど、意外にいいなと。
フランス的絵画あり、重要文化財に指定されている「智・感・情」あり。
この「智・感・情」はちょっとおもしろい。立って描かれているし、当時の日本人にはほとんどいなかったであろう、八頭身。これもなんとか芸術として見せようとした苦肉の策であったとのこと。苦労したんですね。

Ⅱ はだかを壊す
黒田清輝の弟子、萬鉄五郎の登場である。
「裸体美人」、インパクトありますね~
師匠とだいぶ違う。
寝そべったポーズ、しかもやや不自然とも思えるポーズで、ちょっとゴーギャン的でもある。
近代美術館に行くと必ず見る「もたれて立つ人」。これもヌードだったんですね。これはどっちかというとピカソ的。
古賀春江はシュール。

Ⅲ はだかを作る
その後、壊れた裸を再構築する動きが。だんだんとリアルで生々しいヌードが出現してくる。
梅原龍三郎は線の太さもあるのだけど、ヌードでも濃いですね。
小出楢重は、初めて知ったが、マティスの影響が大きくて、構図がそっくり。
そして、安井曽太郎は、裸体画のイメージはなかったけれど、意外にリアル系だった。

常設展示部門にも、この関連の展示があり、じっくり見たかったところだが、時間切れ。
猛スピードでまわりました。

※この展覧会は本日で終了しました。

2012/01/14

【広重 東海道五拾三次展】

art-2 【広重 東海道五拾三次展】 サントリー美術館

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サントリー美術館で開催中の展覧会へ。
行ったのはおととい午後で、平日だからすいてると思ったら大間違い。結構混んでいて、予定していた以上の時間がかかってしまいあせった(次の予定があったので)・・・

五十三次はいろいろな機会に目にするもの。
ところが、今回の展覧会は、那珂川町馬頭広重美術館が持つ保永堂版とサントリー美術館が持つ隷書版を並べて展示するもの。これはおもしろい。
しかも、保永堂版は、一部図柄が改変された変わり図もあり、この比較もおもしろい。
うーん、やっぱり、こうやってじっくり見比べるので列の進みがどうしてもゆっくりになってしまうから、混んでるんですねぇ。ワタクシ、背が低いので、後ろからのぞき込むワザも使えないし・・・
というわけで相当時間をかけて見たわけだけど、いやはや楽しかった。

どちらかというと、保永堂版の方が好みの作品が多かったけれど、隷書版も構図のおもしろいものがあり、どちらがいいかなあと迷うのもあり。
変わり図は、はじめに刷られたものとどこが違うのかな?という間違い探し的な楽しみ方も。人の数が減ってるとか、動物が増えてるとか・・・

活気溢れる宿場町の絵もいいけれど、静かな雪の図もいい。

※明日で展覧会は終了です。

2012/01/13

酒井順子(文)・ほしよりこ(画)『「来ちゃった」』

本日の本
「来ちゃった」
book-1 『「来ちゃった」』 酒井順子(文)・ほしよりこ(画)著 小学館

前々から酒井順子さんの本は読んでみたかったがこれまで機会がなかった。

ぺらぺらめくったら、直感的にこれはおもしろそうと思い購入。
その直感は正しかった・・・

旅本なのだけど、相当マニアックかつ地味な旅。いいですね~
好奇心旺盛な方だと思うのだけど、旅する姿勢は淡々としている。
いやはや、自分じゃなかなか思いつかない旅ばかりなのでありますね。でもそれぞれの旅がちゃんとテーマがあるのがすごい。

イラストもよい。猫村さんのほしよりこさんなのだが、酒井さんのほんわかした雰囲気にマッチ。

鉄道マニアの酒井さんの本、他のも読んでみよう。

2012/01/12

ドイツビール

昨年末、ドイツっぽい食事をする際のお酒として、ドイツビールを4本購入。

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1.ヴァイエン ステファンヘアヴァイス
2.ホフブロイ オリジナル
3.ホフブロイ ドゥンケル
4.シュパーテン オプティメーター

この順番で飲んでみた。

1.ヴァイツェンである。香りがいいですね。フルーティでおいしい。
2.オリジナルってなんだろと思ったらラガータイプだった。これが一番クセがない。
3.黒ビール。カラメルはわりと弱めて、黒なのに意外にあっさりタイプ。でもおいしい。
4.ボック。度数も高いのだが、味も濃厚。

こういうビールは高いのが難点だけれど、いろいろな味が楽しめていいですね。

2012/01/11

「THE JUON/呪怨」

本日の映画
THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション [DVD]
movie-1 「THE JUON/呪怨」 The Grudge  2004年米日

DIR:清水祟
CAST:サラ・ミシェル・ゲラー、ジェイソン・ベア、ウィリアム・メイポーザー、クレア・デュバル、ビル・プルマン、テッド・ライミ、石橋凌、真木よう子
STORY:東京の大学に留学中のカレンは、授業の一環でアメリカ人一家の老婆の介護をすることに。その家にやってきたカレンだが、様子のおかしいことに気づき・・・

☆☆☆日本ホラーのハリウッドリメイク。

正月一本目が呪怨ってどうよ(笑)。
今さらではあるが、鑑賞。

日本版を見ていた方がよかったのかもしれないが、まったくの白紙状態で見る。

ふーん、ハリウッドリメイクといっても舞台は日本なんですね。
それで、結構無理やりな設定(笑)。
これ、でも結構アメリカではヒットしたんですよね。続編もあるし。

冒頭、真木よう子が殺されちゃうところは結構怖かったのだけど、全体的にはあまり怖くなかったですね。むしろ、笑っちゃう場面が多かった(スミマセン)。
アメリカの方には相当震えあがるシチュエーションなんですかね。疑問・・・
これなら「リング」の方がいい出来なのでは?

サラ・ミシェル・ゲラーって怖い映画専門?ってぐらいに出てるけど、まあ普通。
目立っていたのは、石橋凌かな。
俊雄くん役の子役もよかったけれど。

続編は見ようかどうしようか・・・

2012/01/10

今年のチーズ福袋(2012年)

今年ももちろん!チーズ福袋購入です。
福袋ってあまり興味はないのだけど、これだけは別。中身はわかってるから福袋といえるのかどうかはわからないけれど、だいぶお得感があるからいいのかな。

今年の6300円のを購入。
今年はイエローのバッグにしてみました。

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中身は・・・(左より時計まわりで)
・モンドールAOP
・ガーラン クリームチーズ ガーリック&ハーブ
・ラスクデリ
・スピチッコ
・チーズストラップ(気に入ったけど、どこにつけよう?)
・USAトリプルクリーム ブリー

今年もどれもおいしそう(涎・・・)
まずは大好きなモンドールからいたきます。

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クラッカーも買ってみました。

2012/01/09

所沢:熱れつ亭

昨日、突如思い立ってコストコの入間店に行くことに。
これまでの2回、所沢バイパスの丸亀製麺所でうどんを食べていたが、いつも同じでは芸がないぞ、ということで、トンカツ屋さんの熱れつ亭ということろに入ってみた。
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後で調べたら、とんかついなば和幸のグループのお店だったようで(国分寺にもありますね)。
チェーン店で店舗がたくさんあるのかと思いきや、熱れつ亭はここ以外は西武ドームだけらしい。

ランチメニューから、ワタクシはミニカツ丼・えびフライ・チーズカツのセット(1050円)、同居人は日替わり(ロースカツ、えびフライ、豆腐コロッケ 1000円)のセットを注文。

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ほどなくお茶とともに、ミニ擂り鉢とすりこぎが運ばれてきた。
ごまを自分で好みの摺り具合にすって、かけてもよし、そこにソースを入れてつけて食べてもよしとということらしい。
早速、ごまを摺ってお料理を待つ。

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キャベツ、みそ汁(しじみ)、漬け物付き(ライス、キャベツはおかわり自由らしい)。
キャベツにはノンオイルしそドレッシングをかけた。

ほー、書いてあるとおり、衣がすごいサクサク。なんか秘密があるのかな~
味は普通といえば普通だけどおいしいです。
ごまはたくさんの方がいいかも!

埼玉県所沢市若狭3-2360-17


コストコは混んでましたね。
人混みで疲れました(←自分もその一人だっ)。

戦利品はこちら。前回よりは少ないです。
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多摩境店もようやく2月末リニューアルオープン予定だそうで、今度行くときは多摩境かも・・・

2012/01/08

房総・三浦半島旅行 2日目

6時半起床。
同じ棟にあるジャグジー風呂に行く。これで4つは制覇。露天は左右同じだったからまあ残り1つといってもいいくらい。あと1つ入れなくて残念だ。
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朝食は7時半から。
まずは、ジュースか牛乳と紅茶かコーヒーととって席に着く。
メニューは・・・
・フルーツ入りヨーグルト
・きのこのコンソメスープ
・自家製ソーセージ、スモークサーモン、ハム、温泉卵のサラダ仕立て
前日夜もおいしかったが、焼きたてパンがおいしい。

最後に金田一少年の事件簿の続きを読んでチェックアウト。
だるま探しゲームの解答を聞いたが、大きくハズレ。そんなにあったとは!

宿からほど近くの常楽山萬徳寺の涅槃仏に行ってみる。9時すぎで開いたばかりで、駐車場ではようやく線をひいたところ。
上がっていくと、受付に人がいなくて困っていると、向こうからサリー姿の女性が走ってきた。
そして、お参り方法を教えてくれる。
まずは、お線香を5本たて、時計回りに三周すると足に到達する仕組み。足に触るとよいらしい。足腰に効くとかで、足も腰も故障があるので真剣に祈ってしまう。
なんともおもしろい寺だ(写真は参拝した後、人物を入れてでしか撮ってはいけないとのことで載せられません)。

富津館山道路に入って富津金谷インターで降りる。
フェリーで三浦半島に渡るのだ。
11時20分に乗る目標だったが、まだ前の便の10時20分がいた。けれど、おみやげを見たかったので、やはり11時20分にすることに。

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去年できたらしい恋人の聖地は恥ずかしいが(笑)、ちょうどそれ越しに富士山が見えていい眺め。

フェリー乗り場のおみやげやさんを見た後、向かいにあるthe fishへ。こちらの方が充実。あれこれまた買ってしまう。そしてようやくリラックマを見つけた・・・
鋸山バウムも購入(一山を買ったのだが、いくつかくっついてないと鋸山っぽくないな)。

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そうこうしているうちに乗船時間が。十分前から乗船開始である。
車をとめて2階客室の先頭に座る。意外に波があってびびる。このために酔い止めを半分飲んだのだがそれでも心配だ。
そうこうしているうちに薬が効いてすーすー寝てしまったのだが、ふと気づくと波が穏やかになっていた。神奈川県側は穏やかだ。

40分後久里浜に到着。
ターミナルの中のショップでよこすか海軍カレーを買う。

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そして向かったのは三崎。まぐろを食べようという企画。
駐車場に車をとめ、どこにしようかとぶらぶらする。呼び込みが派手なお店はどうも苦手で、ぐるぐるしたのち、それほど派手でないお店に入店。庄和丸というお店である。
頼んだのは、特選鮪漬丼。
おーさすがですね。まぐろって特に好きでもないのだけど、さすがおいしい。ご飯の量はそれなりにあったけれど完食。おなかいっぱい。

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産直センターに寄って一周。結局まぐろは買わず。駐車場に居た猫の写真を撮って次なる目的地に向かって出発。
葉山にある神奈川県立近代美術館葉山である。

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近代的な外観の建物で、中は思ったより広い。
やっていたのは【ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト展】。
絵画、写真、ポスター、挿絵などなど、かなり守備範囲の広いアーティストだ。
意外と日本にあるんですね、この人の作品。

展示室は6つもあって、見終わったのは4時すぎ。
ショップをひやかしてそろそろ帰り道。

実は酔い止めの影響がまだあって、ここからはほとんど記憶をなくてしていたのだが(笑)、さしたる渋滞もなく6時すぎには到着。荷物をおろしてステーキガストへ。

夕食もおなかいっぱい食べて帰宅。

同居人さん、運転ありがとう!

(完)

2012/01/07

房総・三浦半島旅行 1日目

今年のお正月旅行のテーマは、ホキ美術館と葉山にある近代美術館に行くこと、南房総に宿泊すること・・・

移動時間が結構ありそうなので、6時すぎに起床。7時に出発し、コンビニでパンを買って朝食。

ホキ美術館に開館と同時に入ろうということで早く出たのだが、案外道は混んでいなくて(ディズニーリゾートに行く人たちの出口渋滞はあったけど)、千葉東金道路のインターを降りる手前、野呂パーキングエリアにて休憩。千葉といえばピーナッツ!ということで早速ピーナッツ最中を購入(形が気に入って)。
ここで相当時間をつぶしたものの、あいかわらずスイスイと車は進み、ホキ美術館には開館時間15分前に到着してしまい、しばし待つ。

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入館料は1500円だが、JAFのメンバーカードを見せると5%引き。
さすが、開館1年ちょっとなのできれいな美術館だが、ここは日本はじめての写実絵画専門の美術館。
え?これ写真?と思ってしまうような超リアルな作品も多く、これだけ写実絵画が並べられていると圧倒される。特に人物画がリアル。

1時間ちょっとで鑑賞を終え、外観を写真に撮り(建物もおもしろい!)、出発。次なる目的地は鋸山である。

千葉外房道路を終着地点まで乗り、館山自動車道に入ろうとしたのだが、ちょっと迷ってしまい少し時間をロス。それでも1時すぎには富津金谷インターを降りてフェリー乗り場近くに到着。

お昼ご飯は、ここにある回転寿司のお店がいいかなと思っていたところ、すんなり入ることができてラッキー。
あじ、ツブ貝、すずき、あなご、白魚などなど、地魚中心でネタは新鮮。2人で10皿食べてしめて3700円なり。大満足である。

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おなかがいっぱいになったところで、鋸山へ。いくつかルートはあるが、無料の鋸山観光自動車道で上がっていき、東口管理所の駐車場に車をとめて、拝観料1人600円を支払う。
入ってすぐのところにまずは日本寺大仏が。奈良の大仏よりはるかに大きいらしい(よくわからないが)。崩壊してしまったのを40年ほど前に復元したとのことで、なんとなく継ぎ目が見える。

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そこからは階段が続き、結構登る。
しかし、石仏好きにはたまらないんですね~
千五百羅漢、これは見応えあり。年数がたって顔がないものなどがたくさんあるのが残念だが。

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山頂には地獄のぞきが。絶壁から突き出てる展望台で、下をのぞくと怖い怖い。
そこから降りところには百尺観音がある。百尺(30.3メートル)もあると、見上げると首が痛いし、写真に撮るのが大変。
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十州一覧台という展望台で再び眺めを楽しんだ後、てろてろと降り、大仏を再び拝んで終了。
ちょうどいいハイキングだった。

富津館山道路に入り、途中、道の駅富楽里とみやまに寄って、あれこれとおみやげを買う。

そして宿へは5時頃到着。
館山のオーパヴィラージュというオーヴェルジュ。その名からわかるように、開高健が名付け親だそう。南仏っぽい雰囲気。

部屋までは外を歩いていかなければならないというのはこの時期ちょっと寒いが、夏は気持ちよさそう。
夕食は6時からと8時からで、8時からの方の回にする。

部屋に入ってみると、浴衣がMサイズ×2枚だったのでSとLをもらいたかったのと、紅茶とコーヒーでももらおうと思い再びフロントへ。ついでにだるまの数あてゲームをする(ミニだるまが何個置いてあるか数えてぴったりだと何かもらえるらしい)。意外にあるな~
まあこんなものかといいかげんなところで諦め部屋に戻る。

お風呂は、露天が2つ、南仏風呂(柑橘系が浮かんでいるらしい)、ワイン風呂、ジャグジー風呂、ハーブ風呂の6つ。
我々がとまっていた棟にあったのはジャグジーだったが、一番興味のあるワイン風呂にまず行ってみた。
ワインを顆粒にしたものが入っているということだが、そんなにお酒っぽい感じはなかった。
続いて、露天へ。外は寒いが、さすがにぽかぽか暖まっているので大丈夫。
2カ所並んだ露天を見学したところ、左右向きが違うだけ(のように見えたので)、あとから見た方に入る。露天のみ入湯税がかかる。
十分暖まったので、部屋に戻りくつろぐ。

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そして、お食事タイム。軽めのフレンチーコースである。
・椎茸のポタージュ。
・あわびと野菜のテリーヌ。
・佐賀産黒毛和牛のサーロインステーキ。
・フランボワーズのムース、ベイクドチーズケーキ、バタークリームと果物のケーキ。
・紅茶。
メインが肉だけなのだが、これで十分。ワインは、この食事の量ならデキャンタでいいかと思い、赤を。カベルネ・ソーヴィニヨンだった。
お料理はどれもおいしくて、少食のワタクシも完食。

部屋への帰り、開口図書室に寄って本をパラパラ見た後、マンガライブラリーに寄り、味いちもんめ、サザエさん、金田一少年の事件簿を借りて戻る。

少し休んでもう一つお風呂に行くことに。ジャグジーはあいていなかったので、ハーブ風呂へ。
ラベンダーの香りだと思ったが、他にもいろいろとハーブが入っているようだった。

マンガを少々読んでから就寝。

(2日目に続く)

2012/01/06

今年の目標(2012年)

楽しかったお正月休みも終わって、本日仕事始め。
むむ、初日から忙しい・・・

かわりばえしませんけど、今年の目標を。

1.映画をもっと観る
毎年目標本数を掲げていたが、常に到達できず。去年よりは多い本数をということで。
2.スクリーンはその月のうちに読む
年のはじめはいいのだが、次第にためてしまうスクリーン。さっさと読もう。
3.ポケミスをたくさん読む
新生ポケミスはなかなか出来のいいのが多いようなので積極的に読んでいきたい。
4.去年のペースで美術館へ
去年はたくさん行くことができたが今年も。行きたい展覧会を逃さないよう。
5.お酒はワインにしぼる
ワタクシにあうお酒はワインだなとあらためて認識したので。ビールは飲みますが。
6.チーズをたくさん食べよう
このところ、風邪をひくたびにあばらにひびが。ということでカルシウムを摂取したい。
7.歩こう
歩くことでコレステロールを下げてきたが、去年の健診でまたあがってしまったのでさらに歩こう。
8.労働時間を減らす
去年は震災後仕事が減って楽になったが、再び残業時間がやばいレベルに。これはいかん。
9.がんばらない
性格的についついがんばってしまうので、がんばらないことを心がけたい。手は抜きたくないけど。
10.スマホを使いこなそう
スマホにかえたもののまだ十分に使っていないので。

いい年になるといいな。

2012/01/03

六本木:豆金

森アーツセンターギャラリーに行ったあとの昼食。
いまだにいまいち六本木ヒルズの構造が把握できていないワタクシ(笑)。

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前回ここに来た際に入った中華やさんのそばに何軒が別の中華やさんがあったことを思い出し行ってみる。
もう2時だったのだが、梅蘭は混んでいて断念。
で、前回入ったお店の隣に入ってみることに(まあすいてたからなんですけど)。

担々麺好きなので、もちろん?担々麺で(セットにはせず)。

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ワタクシは白胡麻担々麺。
同居人は黒胡麻担々麺。

少しだけ味見させてもらった黒胡麻の方が辛くスパイシー。
白胡麻の方は、酸味もあるけれど甘みもある。この甘みはなんだろう?あとからじわじわ辛くなってくるんですけどね。

うん、ここの担々麺は好きですね。
ただ、うつわがおしゃれなのはいいんだけど、小さくて深いので若干食べにくさが・・・

今度は餃子も食べてみたいな。

東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド1F

2012/01/02

【没後150年 歌川国芳展(前期)】

art-1 【没後150年 歌川国芳展(前期)】 森アーツセンターギャラリー

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歌川国芳展に行って参りました。
正月早々混んでました(←その一人)。

今回の展覧会は、没後150年を記念するもので、前後期とほとんどの作品が入れ替わる大規模なもの。

第1章 武者絵-みなぎる力と躍動感
国芳の出世作となった水滸伝他、武者絵の数々。
のっけから迫力のある画ばかりで圧倒される。構図のダイナミックさとカラフルな色彩。
中でも、妖怪やら怪物やら骸骨やらが出てくる作品がおもしろい。
ポスターにもなっている「坂田怪童丸」、真っ赤な金太郎で目をひく。

第2章 説話-物語とイメージ
「龍宮玉取姫之図」のストーリー性がおもしろいのだが、「地獄図」は細かいところまで描かれていて恐ろしい。

第3章 役者絵-人気役者のさまざまな姿
ブロマイドの役割を果たしていたともいえる役者絵。
歌舞伎役者については詳しくないのだけど、今いる役者の先代(よりもっと前)が描かれていて、この家柄は昔からこの演目だったのね、ということがわかる。意外に楽しめた。

第4章 美人画-江戸の粋と団扇絵の美
国芳に美人画というイメージはなかったのだが、結構描いてるんですね。
といっても、つんとすました美人ではなく、庶民的で親しみやすい。
遊女の絵もいいな。
気に入ったのは「雪だるまを作る美人」、「猫と遊ぶ娘」。

第5章 子ども絵-遊びと学び
子どもがねー、子どもっぽくないのだ。髪型でようやく子どもとわかるというか。
同居人曰く、ブリューゲルが描く子どもみたいだそうな。

第6章 風景画-近代的なアングル
これまた風景画というイメージはない国芳。
西洋の画法を取り入れていたというが、うーん、イマイチよくわからない。

第7章 摺物と動物園-精緻な彫と摺
摺物というのは、注文制作の作品で、金銀が用いられるなど豪華な作品が多いらしい。
「しんぱ連」などダイナミックな作品もいいが、「金魚に目高」、「えびざこ」などの小品もよい。

第8章 戯画-溢れるウィットとユーモア
待ってました!のコーナー。やっぱり戯画のイメージなんですね。そして、猫のイメージ。
天保の改革で役者絵などが禁じられた結果、戯画を描くようになったらしい。
中でも、3点そろって公開がはじめてという「たとゑ尽の内」、これは貴重。前期だけなので是非!ユーモラスで見ていて飽きない。
あと、2枚セットの障子に映る影と裏側を描いた数枚がおもしろかった。アイディアですねぇ。
ポスターにもなっている「みかけハこハゐがとんだいい人だ」と「としよりのよふな若い人だ」は顔が人で構成されていて、ちょっと不気味。アルチンボルドを連想しますね。

第9章 風俗・娯楽・情報
報道メディアとしての役割を果たした錦絵。
こうして出来事が後世に残るとは。
個人的には、すご六がいいなと(やってみたい)。

第10章 肉筆画・版木・版本ほか
版木が見られるというのは貴重ですね。
この最後のパートは前後期であまり作品が入れ替わらない模様。

とても楽しい展覧会でありました。
後期も是非行かねば!

2012/01/01

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

あいもかわらず元旦は同じような一日。
寝坊→お雑煮→年賀状を見る→吉祥寺→弁財天に初詣→阿佐ヶ谷に移動→バーガーキングで昼食→国分寺に戻る→なぜか薬局で買い物→飲む

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井の頭公園に行くと必ず探すのがまゆスワン。今年もいたいた!

例年になく混んでいた弁財天。待ってるうちに冷えました・・・

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どうしてもバーガーキングに行ってみたくて阿佐ヶ谷へ。
アメリカでは入ったことがあるけれど、日本でははじめて。
ワタクシはワッパージュニアのセット(ポテト、コーラ)、同居人はワッパーのセット(オニオンリング、ジンジャーエール)。同居人はスマホのクーポン提示で100引き。

パティ、ピクルス、オニオン、トマト、レタス入りでうましうまし。
ジュニアでいいですね、ワタクシは。ワッパーだと大きすぎる・・・

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今年の日めくりカレンダーは、クリバンキャットにしました。
ユーモラスで大好き!

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