【ぬぐ絵画展】
art-3 【ぬぐ絵画展】 東京国立近代美術館

サントリー美術館で思いがけず時間をくってしまったので、慌てて次の目的地、近代美術館へ。
さすがにこちらはすいてました~
混んでたら全部見られなかったかも・・・
ぬぐ絵画、斬新な企画ですね~
1880年から1945年までの裸体画を集めた展覧会で、日本における裸体画の変遷を探るもの。
Ⅰ はだかを作る
今となっては考えられないけれど、明治の時代には裸を描いた絵はタブーとされていたらしく、猥褻に見えぬよう、画家たちは工夫をこらしていたらしい。それでも、黒田清輝の「裸体婦人像」は公開当時、下の部分に布をまいて展示されたとのこと。日本人がヌードに慣れてなかったんでしょうねぇ。
このパートでは、黒田清輝の絵が充実していて、こんなに一気に見たのははじめてかも・・・
黒田清輝、今まであまり感心したことがなかったのだけど、意外にいいなと。
フランス的絵画あり、重要文化財に指定されている「智・感・情」あり。
この「智・感・情」はちょっとおもしろい。立って描かれているし、当時の日本人にはほとんどいなかったであろう、八頭身。これもなんとか芸術として見せようとした苦肉の策であったとのこと。苦労したんですね。
Ⅱ はだかを壊す
黒田清輝の弟子、萬鉄五郎の登場である。
「裸体美人」、インパクトありますね~
師匠とだいぶ違う。
寝そべったポーズ、しかもやや不自然とも思えるポーズで、ちょっとゴーギャン的でもある。
近代美術館に行くと必ず見る「もたれて立つ人」。これもヌードだったんですね。これはどっちかというとピカソ的。
古賀春江はシュール。
Ⅲ はだかを作る
その後、壊れた裸を再構築する動きが。だんだんとリアルで生々しいヌードが出現してくる。
梅原龍三郎は線の太さもあるのだけど、ヌードでも濃いですね。
小出楢重は、初めて知ったが、マティスの影響が大きくて、構図がそっくり。
そして、安井曽太郎は、裸体画のイメージはなかったけれど、意外にリアル系だった。
常設展示部門にも、この関連の展示があり、じっくり見たかったところだが、時間切れ。
猛スピードでまわりました。
※この展覧会は本日で終了しました。
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