【広重 東海道五拾三次展】
art-2 【広重 東海道五拾三次展】 サントリー美術館
サントリー美術館で開催中の展覧会へ。
行ったのはおととい午後で、平日だからすいてると思ったら大間違い。結構混んでいて、予定していた以上の時間がかかってしまいあせった(次の予定があったので)・・・
五十三次はいろいろな機会に目にするもの。
ところが、今回の展覧会は、那珂川町馬頭広重美術館が持つ保永堂版とサントリー美術館が持つ隷書版を並べて展示するもの。これはおもしろい。
しかも、保永堂版は、一部図柄が改変された変わり図もあり、この比較もおもしろい。
うーん、やっぱり、こうやってじっくり見比べるので列の進みがどうしてもゆっくりになってしまうから、混んでるんですねぇ。ワタクシ、背が低いので、後ろからのぞき込むワザも使えないし・・・
というわけで相当時間をかけて見たわけだけど、いやはや楽しかった。
どちらかというと、保永堂版の方が好みの作品が多かったけれど、隷書版も構図のおもしろいものがあり、どちらがいいかなあと迷うのもあり。
変わり図は、はじめに刷られたものとどこが違うのかな?という間違い探し的な楽しみ方も。人の数が減ってるとか、動物が増えてるとか・・・
活気溢れる宿場町の絵もいいけれど、静かな雪の図もいい。
※明日で展覧会は終了です。
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