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2012/02/17

梨木香歩 『春になったら莓を摘みに』

本日の本
春になったら苺を摘みに (新潮文庫)
book-5 『春になったら莓を摘みに』 梨木香歩著 新潮文庫

『西の魔女が死んだ』はまだ読んでいないし、映画も見ていないが、ずっと気になっている作品


こちらを読む前にエッセイを読んでみた。

題名から勝手に想像していたよりずっとずっと硬派なエッセイで、イメージが違った。
というわけで、はじめは少々読みづらさがあったのだけど、次第にこの世界に引きこまれていった。

著者が20代の頃のイギリスの下宿先のウエスト夫人と、夫人をめぐる人々を題材としたエッセイなので、このウエスト夫人というのがすごいのだ。博愛精神が。
まったく理解できなくとも、犯罪者であっても、近所のはなつまみものであっても、とにかくその人を受け入れる。こんなこと、なかなかできるもんじゃあない。自身も辛い経験をしながらそのことをまったく外に出さない。これもなかなかできないこと。
著者も、とまどいつつも、そんな夫人の考えに感化され、影響され、いろいろな人々とのふれあいを通じて学び、成長していく。

ウエスト夫人のすべてをそのままに受け止めようとする姿に感動、でありました。

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