【百椿図展】
art-9 【百椿図展】 根津美術館
練馬区立美術館~山種美術館をめぐり、3館目は根津美術館へ。
江戸の百椿図を可能な限り広げて展示するというので、是非見てみたいと思ったんである。
花鳥図が3枚続いたあと(この3枚もよかった)、いよいよ百椿図へ。
江戸時代の初め頃、椿ブームが起こったそうで、いろいろな椿の種類が栽培されたとのこと。そして、この百椿図は、100種類以上の椿を絵巻にしたもの。
とってもカラフル。特に赤がきいている。
今では見ないような椿(これって椿?というものの)も描かれていたりして、植物好きな方にもきっとおもしろいはず。
あらゆる物を花器に見立てて(駕籠、杯、茶碗から仰木、色紙、聖護院大根なども)椿が描かれていてユニーク。
水戸光圀公をはじめとした、大名、公家、歌人、皇族、僧侶等49人が漢詩や和歌を添えており、こういうのがわかったらもっとよかっただろうなあ。
同時開催は、天部の絵画、仏教彫刻の魅力、古代中国の青銅器、山水の器、初釜を祝う。
2月12日までの開催です。
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