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2012/03/20

【生誕100年 ジャクソン・ポロック展】

art-14 【生誕100年 ジャクソン・ポロック展】 東京国立近代美術館

1203201
日本初のポロック回顧展である、【生誕100年 ジャクソン・ポロック展】に行って参りました。

日本国内にある約30点のポロックすべてを含む64点で構成される。

chapter1 1930-1941年 初期 自己を探し求めて
ごくごく初期のポロック、かなり暗い。
そして、「綿を摘む人たち」や「西へ」など、すでにかなり不思議な絵である。
抽象画家もはじめはへー、フツーと思うことが多いけれど、ポロックははじめからちょっと違う。
続いて、急に色彩が明るくなる。
まるで、岡本太郎のような色彩。
ネイティブアメリカンの芸術やメキシコアートの影響を受けたというが、確かに絵をよくよく見ると、仮面や馬、風景などは影響が見てとれる。
しかし、この段階ではまだまだポロックっぽくはない。

chapter2 1942-1946年 形成期 モダンアートへの参入
ミロ、マティス、ピカソなどの影響を受けるポロック。
そして、この頃、ポーリング(流動性の高い塗料を画面に流し込む)という手法も編み出す。まだまだその後の完成に至るまではかなり控え目ではあるけれど、確かにこれこそポロック!
ネイティブアメリカンのトーテムを主題にした作品などもあったが、ミロ的な作品「ブルー白鯨」の青がきれい。海の中の生物がいろいろと描かれているようにも見えるが、白鯨というのは大好きな小説からとった題名だったらしい。

chapter3 1947-1950年 成熟期 革新の時
ついに、オールオーヴァー(画面を同じようなパターンで埋め尽くす)とポーリングの技法を融合させたポロックは頂点へ。
この章はどこをとってもポロック、ポロック、ポロック・・・
ナンバーとタイトルがついた絵が多くて、題名を聞いただけではどんな絵か浮かんでこないが(笑)、まさにポロック。
当時カオスだと批判されたそうだが、まあそうですねぇ。いやでもこのなんともいえない混沌ぐあいがいいんですね。
この中ではやはり、テヘラン現代美術館に所蔵され、革命後国外に出ることがなかったという「インディアンレッドの地の壁画」が迫力。色(レッド)もいい。

chapter4 1951-1956年 後期・晩期 苦悩の中で
頂点に達したポロックは突如方向転換、ブラックポーリングという作風となっていく。黒一色で具象的なイメージが再びあらわれる。
世間からは衰退と思われたようだが、ポロック自身は進歩であると考えていたらしい。
ただ、再びお酒に手を出すようになり、創作意欲も衰えていったポロック。最後は飲酒運転での事故死(44歳)。あまりに早い死である。
残念ながら、全盛期に較べるとやはり迫力はなくなっているし、鮮やかなポロックの方が好きかなと。
ブリヂストン美術館にある絵もこちらに。

1203202
出口を出たところにアトリエが再現されていて、ここは写真OK。

これだけのポロックよく揃えましたね。
抽象画が好きな方は是非!

そういえば、映画「ポロック 2人だけのアトリエ」もまだ見てなかった。早く見よう。

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