【山寺後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画に見る永遠の女性美展】
art-17 【山寺後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画に見る永遠の女性美展】 ニューオータニ美術館
先日、1時間有休をとって昼休みと組み合わせてニューオータニ美術館に行って参りました。
山寺後藤美術館所蔵のヨーロッパ絵画、それも17世紀~19世紀に描かれた女性・少女の肖像画を中心とした展覧会。
山寺後藤美術館という美術館、知らなかったが、フランスを中心とした17~19世紀の絵画が充実した美術館とのこと。
チケットを買って渡されたパンフが充実。
全作品の写真と画家の解説が載っている。肖像画が28点、静物画が7点計35点。
まずは聖母(聖母子)から。イタリアの画家の2枚もいいけれど、やはりムリーリョが柔らかな雰囲気で素敵。
そして、そのあとはロココな雰囲気な絵が続く。
知った名前はあまりないのだが、優美な絵の数々。
その中にめずらしや、コンスタブルの少女の絵が。模写とのことだが、風景以外のコンスタブルとはめずらしい。
「オフィーリア」で有名なジョン・エヴァレット・ミレイの絵も。ミレイの絵としてはだいぶ後期の絵で、少しイメージと違った。
一番気に入ったのは、ブーグローの「愛しの小鳥」だろうか。少女が手の上に小鳥をのせてほほんでいる絵で、なんともかわいらしい。
静物画7点もよかった。
肖像画より静物画が好きだというのもあるが・・・
いやはや、山寺後藤美術館のコレクション、なかなかのもの。
今回はほんの一部で残念だったが、いつか山寺に行く機会があったら、是非この美術館に行ってみたい。
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