「クレイジー・ハート」
本日の映画
movie-34 「クレイジー・ハート」 Crazy Heart 2009年米
DIR:スコット・クーパー
CAST:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル
STORY:カントリー歌手のバッドは過去の栄光はどこへやら、今はドサ回りでかろうじて食いつなぐ日々を送っていた。取材をうけたことをきっかけに女性記者ジーン親子と仲良くなったバッドは、かつての弟子トミーから共演したいと言われて・・・
☆☆☆☆ジェフ・ブリッジスがアカデミー主演男優賞を獲得したドラマ。
とうとうJ・ブリッジスがアカデミー賞受賞!パチパチパチ。
いやはやここまで長かったなあ。
ワタクシ、昔からファンで、若い頃の「ラスト・ショー」や「サンダーボルト」なんかもよかったし、80年代だと一番好きなのは「スターマン」。「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」もよかった。90年代になると悪役が多くなったイメージで、最近だと「アイアンマン」で久々見たなあという感じ。
この役はアカデミー賞っぽい役柄だけど、なかなかいいですねぇ。
確かに、見たことあるような話で、ありきたりと言えなくもない。
結婚にも失敗、酒におぼれて、せっかくの才能を無駄にしてしまう男。本当に情けない男として登場するが、やがて、ジーン親子との出会いをきっかけに再起をはかる。
いやしかし、バッドはとってもめぐまれてるんである。
親身になってくれる友人もいるし(製作にもかかわってるR・デュヴァル)、弟子はなんとか再起させようと手をさしのべてくれるし。
そこが少々ドラマを甘くしてしまっているが、ジーンとの関係ではほろ苦さもあり、大甘にならずに踏みとどまる。
ラストはすがすがしく、気持ちよく見終えることができた。
なんといっても、J・ブリッジスが素晴らしいけれど、アカデミー助演女優賞候補になったM・ギレンホールも印象に残る。そして、あまり好きではなかったC・ファレルがこの映画ではいいではないですか。やんちゃぶりを感じさせず、主人公をサポートしようとする弟子を好演。
J・ブリッジスも歌がうまいが、C・ファレルもなかなか。
音楽はまたよくて、思わずCD買っちゃいました・・・
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