« サッポロ アイスラガーセブン | トップページ | ジョン・ダニング『死の蔵書』 »

2012/06/28

「すべては愛のために」

本日の映画

すべては愛のために~Beyond Borders~ [DVD]
movie-39 「すべては愛のために」 Beyond Borders 2003年米

DIR:マーティン・キャンベル
CAST:アンジェリーナ・ジョリー、クライヴ・オーウェン、ライナス・ローチ、テリー・ポロ、ノア・エメリッヒ、ティモシー・ウェスト
STORY:イギリス社交界で優雅な生活を送るサラ。パーティに突如乱入した青年医師は、やせ細った子供を連れ、貧困や飢餓で苦しむ人々がいることを訴える。衝撃を受けたサラは、やがて私財を投じ、救援活動へとのめりこんでいく。

☆☆☆アンジーらしい映画。

と思ったが、この映画をきっかけにこういった活動に力を入れるようになったみたいですね。

テーマはよい。
世界にはこれほど苦しんでいる人々がいるということ、そして、それを助けようと懸命に活動をする人々がいるということ。

しかししかし・・・
この主人公がどうもねー、自己満足にしか見えないところが辛いのだ。
立派なことなんですよ。でも突っ走りすぎなんだってば(笑)。周囲はそりゃあ困惑するでしょう。家族がかわいそうだし。
あげくの果てに、C・オーウェン扮する医師と恋に落ちたりして。

いやまあ見ようによっては、困難に立ち向かった二人の美しいラブストーリーってことになるのだろうけれど、この恋愛を描くことによって、散漫な印象になったのは否めない。
ましてや、あのラスト!感動は起きなかったなあ。口をあんぐりあけてしまいましたね。

ワタクシが気に入らないストーリーだったってことなんだろうけど、ストーリーが展開するにつれて恋愛ドラマへの比重が大きくなっていくというのはちょっと・・・

一時期ファンだったC・オーウェンもこの映画ではいまいちに見えてきちゃいました。
スレスレで☆3つというところですな。

« サッポロ アイスラガーセブン | トップページ | ジョン・ダニング『死の蔵書』 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「すべては愛のために」:

« サッポロ アイスラガーセブン | トップページ | ジョン・ダニング『死の蔵書』 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon