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2012/07/15

【バーン=ジョーンズ展】

art-36 【バーン=ジョーンズ展】 三菱一号館美術館

1207151
【バーン=ジョーンズ展】に行って参りました。

エドワード・バーン=ジョーンズというと、ラファエロ前派というイメージしかなかったのだけれど、実際はウィリアム・モリスとの仕事が多かったらしい(生涯の親友だったとか)。
実際には、バーン=ジョーンズはラファエロ前派(ロセッティ、ミレイ、ハント)が解散してから、ロセッティに学んでいるから、次世代のラファエロ前派(または後期ラファエロ前派?ややこしい・・・)ということになるようだ。

でも、なんかロセッティのイメージとかぶっていて・・・
ロセッティから学んだということもあるけれど、同じモデルを描いた絵もあったりして、それでなのかな。

バーン=ジョーンズは神話や物語を題材にとった作品が多い。

今回も連作がいくつか来ていたが、一番ツボだったのは、ペルセウスの連作。
メドゥーサを退治、大海蛇を退治してアンドロメダを救出するというお話で(ダイジェストだけど)、なかなかにダイナミックな絵。

ピグマリオンもよかった。
自分で作った彫像に恋をしてしまったピグマリオン。アフロディーテへの祈りが通じて彫像に命が吹き込まれ結婚するというお話。ユーモラスな雰囲気もありつつ、ぐぐっと物語に引きこまれる感じ。
ピグマリオンの物語をもとにバーナード・ショーが戯曲として書いたのが、「マイ・フェア・レディ」なんですね。

代表作ともいうべき、いばら姫のシリーズもよし。
6枚の習作1枚1枚も素敵なのだけど、最後に展示されている「眠り姫」(結構大きい)は細部の花も細かく描きこまれていて、美しい。

展覧会の最後に飾られていたのは、「風刺的自画像」。
バーン=ジョーンズの作品というと、ちょっときまじめな感じがするのだけど、本人は結構ユーモアのある人物だったようで、確かにこの自画像を見るとそうだったんだろうなあと思う。ラストにこの絵、なかなかいいですね。

ステンドグラスから家具、タイル、挿絵とあらゆるジャンルにわたって作品を残したバーン=ジョーンズ。多才だなあ。

バーン=ジョーンズだけをとりあげる展覧会は日本初とのこと。
神秘的な世界を是非!

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