【美術館で旅行!-東海道からパリまで-展】
art-41 【美術館で旅行!-東海道からパリまで-展】 山種美術館
山種美術館で開催されている夏休み企画(もう夏休みって雰囲気は全然ないけど)の展覧会へ。
去年の夏休み企画は動物だったかな?
第1章 広重と歩く東海道と名所
この章は前後期で入れ替え。わたくしが見たのは後期で、袋井からはじまる。
何度も見ている東海道五拾三次だけれど、何でも見ても飽きないんですね。遊び心があって、見るたびに細かい発見もあったりして。
この後半の旅の中では、大変人気のある庄野の白雨もいいのだけれど、その次の亀山・雪晴も好き。
ゴッホが模写した絵が有名な、「大はしあたけの夕立」もあり。もしかすると、ゴッホのしか見たことなかったかも・・・
第2章 日本を旅する~北海道から沖縄へ~
この章では、北から南まで、様々な風景画が並ぶ。
この中では、奥村土牛がよかったですね。
「那智」はとても大きな絵で、滝が落ちる様子が大迫力で描かれているし、「鳴門」の渦も迫力あり。身を乗り出して夢中でスケッチしたそうで、絵の中に飲み込まれそうだ。
その他気に入ったのは、池大雅「東山図」、川合玉堂「鵜飼」、石本正「飛騨の酒倉」など。
黒田清輝の「湘南の海水浴」もよい。
第3章 世界を旅する~マンハッタンからパリへ~
世界といっても広いが、中国~中東のあたりの絵が多い。お馴染み、平山郁夫、速水御舟など。
鮮やかな色がぱっと目に入ってきて、気に入ったのが千住博「ピラミッド「遺跡」」。これははじめて見た。
佐伯祐三、荻須高徳のフランスの風景は、何度も見てはいるけれど好き。
速水御舟のイタリアのスケッチは、さらさらっと描いている感じがいいですね。
こういう企画もおもしろいですね。
来年もまたやるのかな?
※この展覧会は明日で終了です。
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