「デンジャラスな妻たち」
本日の映画
movie-59 「デンジャラスな妻たち」 Mad Money 2008年米
DIR:カーリー・クーリ
CAST:ダイアン・キートン、クイーン・ラティファ、ケイティ・ホームズ、テッド・ダンソン、スティーヴン・ルート、クリストファー・マクドナルド
STORY:何不自由なく暮らしていた専業主婦のブリジットだったが、夫がリストラで破産寸前となり、連邦準備銀行で掃除婦として働くことに。廃棄される札束を盗むことを思いつき、2人を仲間に引き入れるが・・・
☆☆☆日本未公開のクライム・コメディ。
監督の名前、知らないなあと思ったのだが、脚本(アカデミー賞受賞)を担当した「テルマ&ルイーズ」、「愛に迷った時」(脚本)、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」(監督、脚本)、いずれも見ているのだった。この中ではやっぱり「テルマ&ルイーズ」がいい出来かな。
で、この映画だが、突如お金がなくなってしまった主婦が、貧しい生活になることが耐えられず、泥棒を計画するというお話。
ふーん、なるほどね。捨てられるお金を盗むとは。頭いいな(笑)
なんでも、実際に起きた事件に基づいた映画らしい。
この悪知恵をめぐらせる主婦を演じるのが、演技派D・キートン。
最近、ノリノリ演技を披露することが多いけれど(もともとコメディのセンスは抜群だったが、最近はちょい悪のり気味のような)、この映画でもテンション高めでコメディ演技を披露。
そして、仲間に引き入れられる、ぶっ飛んだ子が、先頃T・クルーズと離婚して話題となったK・ホームズ。ヘッドフォンでいつも音楽を聴きながらテキトーに仕事するドラッグ中毒のイカレ女を演じているのだが、なかなかおもしろい。こういうぶっ飛んだ役が意外と似合いますね。
そしてそして、一押しはQ・ラティファ。シングルマザーでまじめ、はじめは犯罪に手を染めるなどとんでもないと思っていたものの、子供にいい教育を受けさせようとついつい引きこまれてしまう。決して大げさにならないコメディエンヌ。この人が出てくるとホッとしますね。
絶妙なチームワークで、次々泥棒に成功する3人だが、適当なところでやめておけばいいものの、欲をだしすぎて・・・
という展開はまあありがちだけれど、さすが?ハリウッド映画。しっかり、オチをつけてめでたしめでたしとなるわけで・・・
フツーにおもしろかったけれど、なんで日本未公開?キャストのせいかなあ。
3人のコメディ演技はよかったと思うのだけど。
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