「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
本日の映画
movie-64 「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」 Lemony Snicket's A Series Of Unfortunate Events 2004年米
DIR:ブラッド・シルバーリング
CAST:ジム・キャリー、エミリー・ブラウニング、リーアム・エイケン、メリル・ストリープ、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー、ルイス・ガスマン、キャサリン・オハラ、ダスティン・ホフマン,
ジュード・ロウ
STORY:資産家のボードレール家の三姉弟妹が海辺で遊んでいた時、両親が莫大な遺産を残して焼死してしまった。3人は遠縁にあたるオラフ伯爵に引き取られるが、伯爵の目当てはその遺産だった・・・
☆☆☆児童書『世にも不幸なできごと』の映画化。
不幸のオンパレードがウリの小説とのことだったので、やだなー、どんどん不幸せになる映画なんて見たくないなーと思っていたのだが(そんなこんなでやっと見ることになった)、どこまでも不幸になる映画ってわけじゃなかった。よかった・・・
かなりブラックの要素もあるファンタジーといったところで、あの手この手で、子供たちの財産を横取りしようとるす悪者=オラフ伯爵をどうやって撃退するか、というお話。
3人がそれぞれの特技を生かし、抜群のチームワークでたたかうところがおもしろい。
長女は発明好き、弟は本好き、妹はなんでも噛む!というのが特技で、意外なところで、その才能?が生かされるんである。
けなげな子供たちに対し(長女はエミリー・ブラウニングだったんだ!)、大人たちは一癖も二癖もあって、特にJ・キャリーは、相当悪のりの過剰演技。うーん、ちょっと鬱陶しいくらい。大げさは彼の持ち味で、それがぴたりとはまっておもしろいと思える時もあるのだけど(極々少ないが)、この映画では・・・もうちょっと誰かいなかったのだろうか・・・
って、ワタクシがJ・キャリーがあまり好きじゃないっていうのもあるんだろうけれど。
M・ストリープは、スペルにうるさくて超心配性な、エキセントリックなおばさんを愉快に演じる。いやこれ、演じていて楽しかったんでしょうねぇ。なんでもこなしますね。さすが、メリル。
小説だともっと不幸なお話なんでしょうかね。
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