【月岡芳年展】
art-48 【月岡芳年展】 太田記念美術館
栖鳳展に行った後、原宿に移動。
太田記念美術館で開催中の月岡芳年展へ。
第1章 国芳一門としての若き日々
10代前半で国芳に弟子入りした芳年。確かに影響が感じられる画がありますね。
そして、なかなかに早熟だったようで、若い時の作品も貫禄十分。
第2章 幕末の混迷と血みどろ絵の流行
これがよく知る芳年。
見たいような、見たくないような、血まみれの絵たち。
芳年と言えば血・・・という思いこみがあるけれど、芳年がはじめたというわけではないようで。この頃はやっていたのでしょう。
いやでもかなりの迫力。
なかなかの出来と思う一魁随筆シリーズはまったく売れなくて、芳年は精神のバランスを崩す・・・
第3章 新たな活路 新聞と西南戦争
第4章 新時代の歴史画 リアリズムと国民教化
その後、芳年は新たな活路を見いだす。新聞の代わりに世の中の出来事を画で伝えるという仕事を請け負うのである。
なかなかにリアル。
文字だけの情報よりも、よっぽど伝わりますね。
第5章 最後の浮世絵師 江戸への回帰
芳年晩年の作品たち。このパートが一番好みだったかも。
西洋画の影響もありつつ、江戸の香りも。
そして、若干血みどろ系もありつつ・・・残酷系もあり。
なかなか盛りだくさんでありました。
25日まで。
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