エイヴリー・エイムズ『名探偵のキッシュをひとつ』
本日の本
book-1 『名探偵のキッシュをひとつ』 エイヴリー・エイムズ著 原書房
STORY:老舗のチーズ店の跡継ぎシャーロットが、お店をやっとリニューアルオープンにこぎつけた日に、地主が殺され、よりにもよって町長である祖母が容疑者に。容疑を晴らすべくシャーロットは行動を開始する。
☆☆☆昨年創刊されたコージーミステリ専門文庫、コージーブックスの1冊目。
チーズという言葉にひかれて買ってみた本。
チーズとかワインが出てくるとついつい買っちゃうんですね。
スタートからしばらくはちょっと展開がだらだらでなかなか読み進められなかったけれど、登場人物になじんでからはサクサク読めるように。
コージーミステリにありがちな、唐突な事件の解決と無駄なおしゃべりで構成されていて、まあ推理に関してはちょっと甘い。
でも無駄なおしゃべりが楽しいわけで、そこは結構楽しめる。個性豊かな人物がたくさん登場するし。
くわえて、まあなんとチーズがおいしそうなこと!
思わず、チーズ王国まで走って買いにいっちゃいそうなくらい(笑)
そして、シャーロットの共同経営者であるいとこはソムリエ出身でワインを扱ってもいるので、これはワタクシにうってつけ!
二作目も出たところ。
読んでみよう。
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