「グリーンフィンガーズ」
本日の映画
movie-3 「グリーンフィンガーズ」 Greenfingers 2000年米英
DIR:ジョエル・ハーシュマン
CAST:クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン、デヴィッド・ケリー、ウォーレン・クラーク
STORY:殺人罪で禁固刑となったコリンが、更正刑務所に移送となった。そこで彼はガーデニングの楽しさに目覚め、見事な庭を完成させる。やがて、フラワーショーへの招待状が舞い込んで・・・
☆☆☆実話の映画化という。
イギリスにはホントにこんな刑務所があるのかしらん。
ある程度自由に生活できて、なんと塀もないという・・・
主人公コリンは10代で殺人の罪を犯し、その後ずっと刑務所暮らし。
人生をあきらめたコリンは、他人に対して心を開かなくなっている。
はじめは反抗的だったコリンだったが、たまたまガーデニングの仕事をすることになり、たちまちのめり込む。
次第に仲間とうち解け、生きる喜びを味わうようになる。
ふむふむ、確かにガーデニングってそんな効果があるかもしれませんね。
なんの知識もなかった男たち・・・ガーデニングに縁がなさそうな・・・が、美しい庭を造りあげていく様子がほほえましい。
そんな庭が、ガーデニングの権威(ヘレン・ミレン)の目にとまり、彼女の指導もあってさらに庭造りは進化。ついにはフラワーショーへの切符を手に入れる。
とまあ、出来すぎな展開なのだけど、そうすんなりいくはずはなくて・・・
事件が起こり、フラワーショーへの参加もとりやめか?という事態に。
それでも・・・
ラストはさわやか!
途中で消えちゃった仲間の一人もちらっと出てきたりして、いい終わり方。
一時期、大ファンだったクライヴ・オーウェンはこの映画ではいまいちピンとこなかったけれど(なんかぬぼーっとしてる(笑))、やっぱりさすがなのはヘレン・ミレン。登場するだけで、パッと場面がひきしまる。「チャーリーとチョコレート工場」のおじいちゃんこと故デヴィッド・ケリーもいい味だしてるな。
イギリスアメリカ合作映画といっても、かなりイギリスよりで、必ずしもテンポよく進む映画ではないのだけれど、なかなかいい映画でした。
« アラン・ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』 | トップページ | エチゴビール プレミアム レッドエール »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント