「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
本日の映画
movie-2 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 The Young Victoria 2009米英
DIR:ジャン=マルク・ヴァレ
CAST:エミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント、マーク・ストロング
STORY:ウィリアム国王の姪ヴィクトリアは王位継承者として小さい頃から厳重な監視下に置かれ息苦しい生活を送っていた。国王が病に倒れるとヴィクトリアを巡って権力争いがおきる。18歳で女王に即位したヴィクトリアは、ベルギー国王の命を受けて近づいたアルバートに惹かれていく。
☆☆☆ヴィクトリア女王の若き日を描いた映画。
ヴィクトリア女王はとても有名な女王だけれど、案外知らなかった。
この時代、イギリスは最強になったということくらい。
子供の頃から窮屈な生活を強いられ、まったく自由がなく、成長すれば、自分を巡って争いが起きる(権力を握ろうと)。議会との対立、国民の不支持など政治的にもいろいろあった女王は、ようやくアルバートとの生活にやすらぎを見いだす。
アルバート公との結婚も政略結婚ではあったのだろうけれど、仲むつまじく暮らしたというのが素敵。
意外と駆け足に物語が展開したなと思っていたら・・・
あれれ?そこで物語終わり?
あ、そうか。題名の通り、若き頃のヴィクトリア女王を描いた映画だったんですね。
さらに先が見たかったところだけれど、この尺じゃ無理か。残念。
見る前はどうかなあと思ったE・ブラントはぴったりで、アルバート公を演じたR・フレンドも繊細な感じがでていてよい。脇もがっちり固めているし、キャストは申し分なし。
映画の作りがまじめすぎるのがややマイナスだが、勉強になる映画でありました。
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