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2013/01/22

アラン・ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』

本日の本

パイは小さな秘密を運ぶ (創元推理文庫)
book-2 『パイは小さな秘密を運ぶ』 アラン・ブラッドリー著 創元推理文庫

STORY:化学実験に熱中する11歳の少女フレーヴィア。何者かが鳥の死体をドアの外に置いていった翌朝、畑で男が死ぬ場面に出くわしてしまう。男は父と口論していた相手で、父は容疑者として捕まってしまう。

☆☆☆冒頭、猿ぐつわをかまされてクローゼットに押し込められている主人公の姿からはじまって、なんだか不穏な空気・・・
と思ったら、いじわるな姉たちが閉じこめたことがわかってホッ(これがのちのち生きてくるわけだけど)。

主人公は少女で、化学実験好き。
少女探偵というとナンシー・ドルーを思い出すが、あちらは超優等生、こちらはちょっと屈折した女の子。いや、でもナンシー・ドルーよりいいな。あちらは出来すぎだから。

フレーヴィア、11歳にしてはいろいろな知恵があるし、行動力もあるし、たくましいし。
警察より有能(笑)。

ミステリーずれしているワタクシとしては、途中でこういうことだろうなあというのがわかってしまうけれど、フレーヴィアの活躍を読むだけで楽しいのでOK。

イギリスを舞台にしているので当然イギリスの作家さんかと思ったら、カナダの方みたいで。しかも、70歳にしてこの本を書いたとか。

次も読んでみよう。

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