【マックス・クリンガーの連作版画展】
art-7 【マックス・クリンガーの連作版画展】 国立西洋美術館

国立西洋美術館で開催されている【手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描】を見た後、常設展示に移動、常設展示自体はすっ飛ばしたのだが、版画素描展示室でやっている【マックス・クリンガーの連作版画-尖筆による夢のシークエンス展】を見て参りました。
版画素描展示室、いつもすいてるのだが、いつも興味深い展示をしてるんですね。企画展を見た後、ここだけは見たい。
マックス・クリンガーは20世紀はじめのドイツの画家だが、版画も多く残している。
その中から、今回は3つの連作を紹介。
手袋
この連作集の一部、ルドン展を見に行った際にいくつか展示されていて、おもしろい!と思った作品集。今回は全点をみることができた。
ポスターにもなっている「行為」は印象的だが、ストーリーが進むにつれて幻想的になっていく。シュールだなあ。あ、でもこの作品集好きですね。
オヴィディウス『変身譚』の犠牲者の救済
神話の連作集。
アポロンとダフネ、ナルキッソスとエコー、アモールとプシュケーなどおなじみのギリシャ神話の物語が並ぶ。
そうそう、ロミオとジュリエットの元となったピュモラスティスベもありましたね。
ところが、みんな、元の物語と少々違っているのがおもしろい。想像力豊かな作品集。
死についてⅡ
展示の中でこれが一番難解だった。
死が直接描かれているわけではなくて、死を暗示させる事柄・・・死の象徴などが描かれるのだが、こういうテーマなのになんとはなしにユーモラスさが感じられるのがおもしろい。
死についてⅠも是非見たいですね。
というわけで予想以上によかった展示でしたが、この展覧会は本日で終了しました。
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