« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013/02/28

伊豆高原ビール 大室

1302281
先日伊豆に行った際、伊豆高原ビールで地ビール4本セットを買ってきた。
まず一本目はオーソドックスなものを。

無濾過、非熱処理のビールで、これはケルシュ・・・ケルンで飲まれるタイプ。
いやまあ、これは確かにフツーで結構飲みやすいタイプだと思うけれど、おいしい。ゴクゴク飲んじゃうともったいないけれど、すーっと入っていく。

ああ、この一杯のために生きてるんだなあと書いてあるけれど、のどが渇いている時の一杯でまさにそういう感じですね。

2013/02/27

「レ・ミゼラブル」

本日の映画

LesMiserables~レ・ミゼラブル~ 映画パンフレット  【監  督】トム・フーパー 【キャスト】ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター
movie-9 「レ・ミゼラブル」 Les Miserables  2012年英

DIR:トム・フーパー
CAST:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、サーシャ・バロン・コーエン、サマンサ・バークス
STORY:1本のパンを盗んだ罪で19年間も監獄につながれたジャン・バルジャン。仮釈放され、再び盗みを働いてしまうが、司教のやさしさにふれ、改心する。やがて工場を経営し、市長にもなったジャン・バルジャンに宿敵ジャベール警部の影が・・・

☆☆☆☆☆大ヒットミュージカル。

原作は言わずと知れたヴィクトル・ユーゴーの小説。
何度も読んだし、今まで映画やテレビドラマもたくさん見た(印象に残っているのは、リーアム・ニースン版、ジェラール・ドバルデュー版)。
でも、この映画が今までで一番感動したレ・ミゼラブル。
ストーリーは完璧に知っていて、次に何が起こるのかわかっているのに、全編わくわくしながら鑑賞。かなりの長さだが、まったく長さを感じさせない。
途中、何度も涙する場面があったが、いやはや感動しました。

ミュージカルが好きじゃない方にはどうなのかわかりませんが・・・
ミュージカル好きなワタクシとしてはうれしくて。
昔、舞台も見たけれど、この映画の方が好き。

キャストも素晴らしい。
ヒュー・ジャックマンが素敵なのは当然として(ファンなので)、アン・ハサウェイもアマンダ・セイフライドも高い声がきれい。A・ハサウェイのアカデミー助演女優賞獲得は当然でありましょう。「夢やぶれて」のパフォーマンス、メイクもほとんどしてないんじゃないかって感じだったけれど、切々と歌い上げる姿が悲しかった。
エディ・レッドメインがそばかすだらけであんまり格好良くない(ファンの方ごめんなさい)とか、ラッセル・クロウ、がんばってるけれど、他のキャストと較べるともう一歩とかあるけれど許す(笑)。
ヘレナ・ボナム=カーターとサーシャ・バロン・コーエンのテナルディエ夫妻は、滑稽な狂言回し役としておもしろかった。いいアクセントで。
そうそう、エポニーヌ役のサマンサ・バークスも素晴らしかったな。さすが!本職。エポニーヌ、コゼット、マリウスの三重奏はぐっときましたね。

アカデミー賞の授賞式で、キャストが勢揃いしてのパフォーマンスでまた感動しちゃいました。

2013/02/26

「テッド」

本日の映画

テッド(原題)(マーク・ウォールバーグ主演) [DVD]
movie-8 「テッド」  Ted 2012年米

DIR:セス・マクファーレン
CAST:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシ、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット、ライアン・レイノルズ、テッド・ダンソン
STORY:友達のいない少年ジョンが神様に祈るとテディベアのテッドが動いてしゃべり出した。27年後、ジョンはダメな中年となり、テッドも下品な中年オヤジとなっていた。ジョンの恋人ロリーはテッドに我慢がならず、家から追い出すようジョンに言うのだが・・・

☆☆☆かわいくないテディベア(笑)

だいぶ前に映画館に見に行ったのだけど、諸般の事情で感想は今になってしまった。

テディベアというとかわいいとか愛くるしいといった形容詞がつくと思うのだが、これは見事にかわいくない(笑)
見た目もオッサンなのだけど、中身もオッサン。しかも超下品なエロオヤジ。

そんなテッドは、相棒のジョン(少年の時のかわいさはどこへやら、大人になったらすっかりダメ男)と親友同士なのだが、そこへジョンの恋人が加わることで不協和音が。
テッドは追い出され、ところがやっぱりジョンはテッドと離れられず、恋人ロリーとうまくいかなくなってしまう・・・
その後の展開はベタなのだけれど、意外や意外感動もある。単なるコメディってわけじゃない。

しかし、アメリカはともかく日本でヒットしたのが不思議・・・
アメリカ人じゃないとわからないギャグ満載、下ネタたっぷり。差別的な台詞もあったりしてかなり過激。これは日本人にはわからないのでは?
と思ったのだが、オリジナルとは全然違う字幕をつけたのがよかったのかもしれない・・・
下ネタも抑え気味だし、日本風にアレンジしたギャグもあり(さすがにくまモンはないなと思ったけれど)、日本人向けにはなっているのだ。

個人的には、「フラッシュ・ゴードン」が懐かしかった。サム・ジョーンズがすっごいおじいさんになってたのには驚いたけど・・・
ふーん、でもフラッシュ・ゴードンなんて今時の人が知ってるのかなあ。
その他、T・スケリットとかT・ダンソンも懐かしく・・・
R・レイノルズが驚くような役柄で出てたのもおかしかった。

続編はどうかな?

2013/02/25

第85回アカデミー賞授賞式

今年もとうとうやって参りました、アカデミー賞授賞式。
今年も休みをとって、しっかりテレビに張り付いて見ております。

司会は、「テッド」の監督兼声の出演のセス・マクファーレン。
チクチクと危ないギャグを交えながら、各作品や俳優たちを紹介。

というところでカーク船長登場。ウィリアム・シャトナー、年とったなあ・・・
どうやら、マクファーレン、カーク船長の大ファンらしいですね。

セス・マクファーレン、歌もイケルんですね。才能ある人なんだな。

シャーリーズ・セロンとチャニング・テイタムが登場。二人のダンスを見せつつ(シャーリーズ、綺麗だな)、マクファーレンが歌う。
ダニエル・ラドクリフ、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット登場。三人で踊りながら歌う。懐かしい歌。
大好きな美女と野獣の曲も。
この一連のパフォーマンスはよかったけれど、ちょっとオープニングだれ気味なところもあったかも。

昨年助演女優賞を受賞したオクタビア・スペンサーが発表するのは助演男優賞。今年のノミネーションの顔ぶれはホントすごいですね。蒼々たるメンバー。全員オスカー受賞経験者ですもんね。
受賞者は、なんと!「ジャンゴ」のクリストフ・ヴァルツ。これは予想してなかったなあ。最近受賞したばっかりだったから・・・
前に受賞した「イングロリアス・バスターズ」もこれもタランティーノの映画でしたね。
スピーチ聞くととってもいい人っぽいな。役柄と違って(当たり前か)。

ポール・ラッドとメリッサ・マッカーシーが登場。
短編アニメ映画賞、長編アニメ映画賞の発表。
長編アニメ映画賞は「メリダと恐ろしの森」。これは見てみなきゃ。吹き替え版じゃない方で・・・

続いてリース・ウェザースプーンが登場。作品賞候補を紹介。
「レ・ミゼラブル」、「ライフ・オブ・パイ」、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」。

ロバート・ダウニー・ジュニア、クリス・エバンス、ジェレミー・レナー、サミュエル・ジャクソン、マイク・ラファロのアベンジャーズチーム登場。撮影賞の発表。
受賞者は、「ライフ・オブ・パイ」、チリ人のクラウディオ・ミランダ。見た目がすごいよ、この人(笑)。確かにこの映画は美しく撮れてるみたいですね。
続いて視覚効果賞。この部門も「ライフ・オブ・パイ」。

続いてのプレゼンターは、ジェニファー・アニストンとチャニング・テイタム。
衣装デザイン賞は、「アンナ・カレーニナ」のジャクリーン・デュラム。
故石岡瑛子さんもノミネートされてたんですね(「ドラキュラ」で受賞)。
メイク・ヘアスタイリング賞は、「レ・ミゼラブル」のリサ・ウェストコット、ジュリー・ダートネルの二人。
昔はメイクアップ賞って言ってた気が・・・

ハリー・ベリー登場。スタイルいいな。
ジェームズ・ボンド映画の50年を紹介。
どのボンドがいいかな?ワタクシは、現ボンド氏結構好きですが。
シャーリー・バッシーが「ゴールドフィンガー」の主題歌を歌い(懐かしい・・・衣装はやっぱりというべきかゴールドでしたね)、スタンディングオベーション。

「ジャンゴ」のケリー・ワシントン、ジェイミー・フォックスが次のプレゼンター。
短編実写映画賞は「リッチーとの一日」。
短編ドキュメンタリー賞は「イノセンテ(原題)」。

リーアム・ニースンがプレゼンターとして登場。渋くていいですねぇ。
作品賞紹介第2弾。
「アルゴ」、「リンカーン」、「ゼロ・ダーク・サーティ」。

ベン・アフレックがプレゼンターとして登場。なんで彼が監督賞にノミネートされなかったか、みんな不思議がってますよね。絶対、この人、俳優より監督の方が才能あると思う。
長編ドキュメンタリー賞は「シュガーマン 奇跡に愛された男」へ。

外国語映画賞のプレゼンターは、ジェシカ・チャステイン、ジェニファー・ガーナー。役柄からすると恐いコンビ(笑)。
受賞作はミハイル・ハネケの「愛、アムール」(オーストリア)。
ハネケ監督の映画は決して得意ではないのだけれど、これはちょっと見てみたいな。

続いてはジョン・トラボルタ。なんかやくざっぽくなってる(笑)。去年はスキャンダルめいたことがいろいろあったけれど大丈夫なんだろうか。
うーん、これは楽しみだったミュージカルパフォーマンス。
まずは、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの「シカゴ」のパフォーマンス。キャサリンはこの映画で助演女優賞を受賞したんだっけ。あいかわらずの迫力で。
そして、「ドリームガールズ」で助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソン。かなりスリムになりました?声出るな~。スタンディングオベーションでした。
最後は、待ってました「レ・ミゼラブル」。
何せ昨日見てきたばっかりだし、ワクワク。ヒュー・ジャックマン格好いいなあ。
主立ったキャストが全員登場してのパフォーマンスで、またまた感動しちゃった。
これまたスタンディングオベーションでしたね。

クリス・パインとゾーイ・サルダナが登場して発表するのは、科学美術賞。
そして、「テッド」とマーク・ウォルバーグとテッド(声はもちろんセス・マクファーレン)が発表するのは録音賞。「レ・ミゼラブル」のチーム。いやすごいよね。撮影と同時録音ですもん。
「音響編集賞」は「ゼロ・ダーク・サーティ」のオットソンと「スカイフォール」のオアー・ホールバーグ他。同時受賞ってのはめずらしい気が。
ここでは、テッドらしいきわどいギャグが披露されてました(ちょっときわどすぎる?)。

さてさて、ついに助演女優賞の発表。プレゼンターは前年助演男優賞受賞のトラップ大佐ことクリストファー・プラマーがサウンド・オブ・ミュージック的演出で登場。いや、お元気ですなあ。ユーモアもあってすてきなおじさま。
そして、受賞はやっぱり!「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイ。演技派としても活躍していくんだろうけれど、楽しいかわいい映画にもどんどん出てほしいなあ。

サンドラ・ブロック登場。いつもドレスが素敵ですね。
編集賞を受賞したのは、「アルゴ」のウィリアム・ゴールデンバーグ。
なんとなく「アルゴ」に傾きつつあるような・・・

ジェニファー・ローレンスが紹介するのは、アデル。
「007スカイフォール」の主題歌を歌う。007の主題歌って名曲が多いですね。

そして、ニコール・キッドマンが作品賞の紹介第3弾を。
「世界にひとつのプレイブック」、「ジャンゴ」、「愛、アムール」。

ダニエル・ラドクリフとクリステン・スチュワート(若くして売れちゃった人たちですな。クリステンはともかくダニエル君は今後どうなるんだろう)が発表するのは美術賞。
受賞したのは、「リンカーン」のディック・カーターとジム・エリクソン。壇上に上がったのはカーターのみ。

続いて登場したのはサルマ・ハエック。特別賞の紹介。
ジェフリー・カッツェンバーグ、ハル・ニーダム、D・A・ペネベイカー、ジョージ・スティーヴンス・ジュニア。
あー、ハル・ニーダムの映画懐かしいな。「キャノンボール」とか「トランザム7000」とか。

ジョージ・クルーニーが登場。追悼(メモリアル・トリビュート)のコーナー。
去年も多くの映画人が亡くなったんだなあ。
アーネスト・ボーグナイン、石岡瑛子、ジャック・クラグマン、セレステ・ホルム、マイケル・クラーク・ダンカン、チャールズ・ダーニング、ハーバート・ロム、トニー・スコット、ノーラ・エフロン、リチャード・ザナック、マービン・ハムリッシュ。
と紹介されたところで、バーブラ・ストライザンドが「追憶」を歌う。この映画、素敵!って映画じゃないけれど、この歌は好き。バーブラ、もう70歳かあ。36年ぶりにオスカーの舞台で歌ったのだとか。

リチャード・ギア、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、レニー・ゼルウィガー、クィーン・ラティファの「シカゴ」のキャストの面々が登場。
作曲賞は、「ライフ・オブ・パイ」のマイケル・ダナ。うーん、この映画やっぱり見たくなってきたな(あくまでも2Dで)。ちょっと哲学的らしいのだけど。
歌曲賞の発表の前に「テッド」の歌曲をノラ・ジョーンズがパフォーマンス。
そして歌曲賞は「スカイフォール」。これは順当かな。
へー、候補に挙がった中にスカーレット・ヨハンセンがいたんですねぇ。独特のハスキーボイスで。

ダスティン・ホフマンとシャーリーズ・セロンが2人で登場すると、まあ背の差がすごいこと!シャーリーズってホント背が高いなあ。短い髪が似合う。
脚色賞は「アルゴ」のクリス・テリオ。むむむ、「アルゴ」優勢かな?
脚本賞は「ジャンゴ」のピースサインで駆け上がったクエンティン・タランティーノ。2度目ですな。ちょっと服装が崩れすぎてません?ってタランティーノらしいね。

続いてのプレゼンターは、マイケル・ダグラスとジェーン・フォンダ。ジェーン・フォンダがどんどん十朱幸代になってるよ(笑)。なんか久々だ。
監督賞を受賞したのは、なんとねー、対抗馬と思ってた「ライフ・オブ・パイ」のアン・リー。2度目の受賞。これはまた全然思ってもみなかった。「リンカーン」危うし・・・

さてさてさて、ついに主演部門へ。
まず主演女優賞。昨年の主演男優賞受賞者ジャン・デュジャルダンが発表。
受賞者はジェニファー・ローレンス。若いな~。この若さでスタンディングオベーション!きっと今後が期待されてるんだろうなあ。壇上に上がる際にこけたり、スピーチも初々しくてかわいかった。

主演男優賞発表は、昨年の主演女優賞受章者メリル・ストリープから。
受章者はこれまたやっぱり!のダニエル・デイ=ルイス。3回目ですよ~
めったに映画に出ないのに出ればオスカーがもらえるって気がするね。こちらもスタンディングオベーション。毎回、なりきりぶりがすごい。

とうとうラスト。
最後のプレゼンターは、ジャック・ニコルソン。
作品賞候補の発表の前に、ホワイトハウスから、ミシェル・オバマ大統領夫人からメッセージが。
そして、発表も大統領夫人から。
「アルゴ」でしたね。つくづくベン・アフレックが監督賞にノミネートされなかったのがねぇ。ということで逆に「アルゴ」にきたのかな。
3人の製作者の一人が、なんとジョージ・クルーニーなんですねぇ。

最後にまたセス・マクファーレンが、クリスティン・チェノウェス(身長が150センチだった。ワタクシとあまりかわらない。すごい小柄)と共にパフォーマンスを。
意外と格好いいな、この人。映画の印象と違って・・・
音楽が印象的な授賞式でした。

いやー、今年も楽しく観ました。
来年がもう楽しみです。

2013/02/24

アカデミー賞最終予想

さあ、いよいよ明日は毎年楽しみにしているアカデミー賞授賞式。
ちゃんと?休みをとって、はじめから生で見ます!

ということでアカデミー賞最終予想をしてみたい。
毎年、それほど変えないのだけど、今年は・・・

〈作品賞〉「リンカーン」
「アルゴ」もぐんぐん来ているので変えようかとも思ったが、アカデミー会員は保守的なので「リンカーン」のままで。

〈監督賞〉スティーブン・スピルバーグ(「リンカーン」)
何度ももらっているので、もしかするとデヴィッド・O・ラッセルになるかも?

〈主演男優賞〉ダニエル・デイ=ルイス(「リンカーン」)
これは揺るがなさそう。

〈主演女優賞〉ジェニファー・ローレンス(「世界にひとつのプレイブック」)
ジェシカ・チャスティンもかなり来ているので変えようかと思ったが逃げ切りということで。個人的には授賞式当日に86歳になるエマニュエル・リヴァを押したいのだけど。

〈助演男優賞〉トミー・リー・ジョーンズ(「リンカーン」)
これはもっぱら個人的な趣味で押しておきたい。

〈助演女優賞〉アン・ハサウェイ(「レ・ミゼラブル」)
これも当確かな。本日「レ・ミゼラブル」を見て参りました・・・感想は後日。

というわけではじめの予想と変わりなし。
明日がとっても楽しみ。

2013/02/23

アラン・ブラッドリー『サンタクロースは雪のなか』

本日の本

サンタクロースは雪のなか (創元推理文庫)
book-7 『サンタクロースは雪のなか』 アラン・ブラッドリー著 創元推理文庫

STORY:経済的困窮からバックショー荘が映画撮影に貸し出される。教会の屋根修復のお金を募るため、バックショー荘でロミオとジュリエットの一節が演じられることになり、村の人々が集まってくる。雪で封じ込められる中、殺人が起きて・・・

☆☆☆化学おたくの少女フレーヴィアシリーズ第4弾。

どんだけ、この村、殺人が起きるんだか。小さな村なのに。
まるで、セント・メアリーミード村状態(笑)

今回は、お屋敷に映画撮影部隊がやってきて、いろいろと不穏な空気が流れる中、雪でお屋敷から誰も出られなくなって・・・陸の孤島状態の中で事件発生。
フレーヴィアがまたまた張り切って事件解決にあたる。
とはいっても、なんとなく事件が解決しちゃった感じがあって、そうした部分はやや物足りない。

が、やっぱり、このお屋敷の人たちのドラマがおもしろいのだ。

フレーヴィアは、化学の知識に関しては大人顔負けなのだけど、サンタクロースを捕まえるためとりもちを仕掛ける(この設定がのちに生きてくるのだけど)なんて、子供っぽい部分もあって、おもしろい。

で、意地悪かと思っていた、姉たちが優しくて、フレーヴィアの誤解だったような・・・
ま、次回以降また意地悪になるかもしれないけれど。
お父さんもロマンチックな一面を見せるし、フェリシティおばさんの驚くべき秘密が明らかになるし、ドガーもまた意外な過去がわかるし・・・
ということで、この一家の行く先、目がはなせません。

テレビドラマ用に映像化権も売れたそうで、是非見たいなあ。いつ作られるんだろう。
そして、次作、早く出ませんかね。楽しみ!

2013/02/22

志太 シンフォニー・ルージュ

1302221
おととしのゴールデンウィーク、中伊豆ワイナリーで買ってきた赤ワインをようやく開けた。

シンフォニーというのは、4つの葡萄が互いに響き合う・・・ということらしい。
4つの品種とは、プティ・ベルド、ヤマ・ソーヴィニヨン、カベルネソーヴィニヨン、メルロー。

カベルネとメルローだけというと、ボルドーっぽくてなんとなく味の想像はつくのだが、これは確かに味が違いますね。山葡萄的な味もするし(ヤマ・ソーヴィニヨンってカベルネと山葡萄のかけあわせなのね)、かといって角のあるような味ではないし。これはおもしろい。

ただ、これ、もっと早く飲むべきだったな。
日本のワインは、あまり置いておいちゃダメですねぇ。

2013/02/21

「おさるのジョージ」

本日の映画

おさるのジョージ [DVD]
movie-7 「おさるのジョージ」 Curious George  2006年米

DIR:マシュー・オキャラハン
CAST(声の出演):ウィル・フェレル、フランク・ウェルカー、ドリュー・バリモア、デヴィッド・クロス、ユージン・レヴィ、ジョーン・プロウライト、ディック・ヴァン・ダイク
STORY:ニューヨークの博物館で働くテッドは、閉館の危機を救うため、新たな展示物を求めてアフリカのジャングルへと向かう。そこで出会った一匹の小ザルが、帰りの船にこっそり乗り込んでおり・・・

☆☆☆『ひとまねこざる』の映画化。

ワタクシ、小さい頃、この絵本が大好きだった。
パズルのピースを飲み込んじゃう話とか、サーカスに入っちゃったり、ロケットに乗っちゃったり、繰り返し読んだもの。

アニメーションになったら楽しいだろうなあと思いつつ、公開されたとき、あんまり評判がよくなかったのでなかなか見ずにいた。

うーん、そうですね。やっぱり絵がビビッドすぎるかなあ。もっと淡い感じの方が原作にぴったりな気が。
それにもうちょっとお話はほのぼのとした感じに作ってほしかったなあ・・・
声の出演がウィル・フェレルだからかなのかな、大げさすぎるというのか・・・

ストーリー展開はのんびりしたもので、そこは好感が持てるのだけれど、だったらもっとレトロに作ってほしかったのだった。
って、そんなんじゃ、今時、人は入りませんかね。

ジョージはかわいいので、ま、見て損はないけど、原作知らない人(大人)が見たら、退屈なのかも?
長編アニメじゃなくて、TVシリーズくらいがちょうどよさそうな感じかも?

2013/02/20

ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』Ⅰ~Ⅴ巻 

本日の本

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
book-6 『テルマエ・ロマエ』Ⅰ~Ⅴ巻 ヤマザキマリ著 ビームコミックス(kindle版)

前々から興味があったマンガだが、kindle fire HDを購入したので、まずは1冊目を購入したところ・・・
いや~とってもおもしろかったので、次々購入、5巻まで一気読み。

このむちゃくちゃな設定がまずもっていいんですよね。
古代ローマ人の浴場設計技師が現代日本にタイムスリップ、日本のお風呂のアイディアを持ち帰って売れっ子になり、ついには皇帝のおかかえ技師となる・・・

作者がイタリア人と結婚した日本人であること・・・イコールこの設定は思いつかないよねーなかなか。
いや、これはアイディアの勝利でしょう。

あまりに仕事熱心でまじめすぎるという主人公ルシウスのキャラもおもしろい。
ルシウスと現代の日本の人々とのズレ具合・・・しかし、かみあってないようで、お風呂という共通項目があるからなんとなく通じ合えるというコミュニケーションの様子も楽しくて、続きが楽しみだなあ。

でも、どうやら、そろそろ終わりも近づいてきた模様で残念。
せめてハッピーエンドであってほしいなあ。

ヤマザキさんのエッセイも読んでみたい。

2013/02/19

房の露くまモン 芋焼酎

1302191
最近はもっぱら黒糖焼酎を買っているのだが、これは見かけてすぐに買ってしまった!
だって、くまモンのグラスがおまけがついてたんだもん。
おまけにつられやすいワタクシ(笑)
結局このグラス、使わずに飾ってあるだけなんだけれど。
1302192

熊本の焼酎というと、米のイメージが強いのだが、芋も結構あるんですね。
で、飲んでみると、ごくごくフツーの芋焼酎。
水割りにするよりお湯割りの方がいいかな。もしかしたらロックでもいいのかも。

くまモンほど成功したゆるキャラはないですね。
ついつい買っちゃいそうだもの(笑)

2013/02/18

伊豆旅行(2013年)  2日目

1302181
7時起床。寒くて暖房をつける。
前日見た天気予報では晴れだったのだが、霧雨が降っていた。

8時朝食。
オムレツ、ベーコン、サラダ、ロールパン、ヨーグルト、パイナップル、オレンジ、マンゴージュース、紅茶。

部屋に戻ってふと外を見ると、雪!昨日は姿を見せなかった大室山にもうっすら雪が積もっている。うーむ、こんなはずじゃなかったのだが・・・

しばらく部屋でぐずぐずし、9時半前にはチェックアウト。
歩いてもすぐだが、車に乗ってねこの博物館へ。

1302182
15年ほど前に一度きているのだけど、さすがに施設は古くなっている様子。
1階は、猫科の動物の剥製や標本などの展示で(昔もこうだったかな?記憶にない)、メインは2階。猫パラダイス!
猫とふれあうコーナーもあるのだが、そうでなくともケージの外に出ている猫もいて(紐でつながれている)、たっぷり猫とふれあうことができる。普段見たことがない猫もたくさんいて、猫好きにはたまらない博物館である。
いろんな猫とのふれあいを楽しんだわけだが、最後、ロシアンブルーに肩に両足を乗せられてしまい・・・うーむ、ワタクシは下位に見られたのかも??
1302183

昔来たときに猫グッズをあれこれ買い込んだのだが、今回は特にほしいものがなくて1時間ほどで出発。
前日たてた計画では、この次にシャボテン公園に行くはずだったのだが(前日宿にパンフが置いてあって、カピバラとハシビロコウを見てみたくなった)、雪が結構降っていたので、午後にはやむことを期待して、池田20世紀美術館に先に行くことにした。

1302184
ここもずいぶん前に行ったことがあり、なかなかにいいコレクションがあり、特にダリの「キリン」が印象的だったという記憶。久々にまた見てみたいなと思い訪問。
ちょうど、うるさい団体が先客にいて閉口したが、あらためて見てみると、ホントいいもの持ってるなあ。
ニチレキという会社の創設者池田氏の個人資産からなる美術館なのだが、こういうお金の使い方はいいなあ。

「なつかしき風景」という普段あまり展示されない風景画の特別展示もじっくり見て終了。
ここでお昼の時間。

1302185
特に思いつかなかったので、おみやげを買いがてら、伊豆高原ビール本店に行ってみることに。
ワタクシが天使の丼ぶり(ほたて、サーモン、ズワイガニ、カニツメ、まぐろ、いくら、天使のエビ、ねぎとろ)、同居人が三色丼(漬け丼、まかない丼、駿河丼・・・まかない丼はユッケ丼のようなもの、駿河丼は桜えびとしらす)。おみそ汁は、テーブルの上で温める。
小さな丼にぎっしり乗っているのでいささか食べづらいが(笑)、天使のエビ、やっぱりおいしいなあ。

おなかが一杯になったところで、地ビールなどを買い(昼は飲まなかったので)いざシャボテン公園へ。
お店を出た時には雪はやんでいたのだが、上がっていく内にまた降り出した。大室山の雪は溶けていたが、そうして姿をあらわした山は真っ黒!どうもつい最近野焼きをしたらしい。

シャボテン公園は山の上の方にあるので寒いこと。帽子もかぶり、マフラーもし、カイロのスイッチも入れてもこもこになった歩く。
強制的にカピバラのぬいぐるみを持たされ写真を撮られ苦笑。もちろん、写真は買わないけれど。

1302186
ちょうど、すぐのところでバードショーをやっていて、もう終わりの方だったが立ち見。
その後、ジェフロイクモザルという不思議な猿を見て、カピバラを見に行く。残念ながらお風呂タイムは午前中だったので見られなかったが、かわりにエサを食べるところを見ることが出来た。カピバラ、草をすごい勢いで手から奪い取り、むしゃむしゃと食べる。気が荒そう・・・
1302187
振り向くと、今度は向こうの山からリスザルがわらわらと下りてきた。リスザルの餌やりタイムで、生きたミールワーム(200円)をやることができる。虫とはちと気持ち悪いが、餌やりは大好きなので早速やってみたのだが・・・
ひえええ、恐いよ~餌を持っているとリスザルが腕にぶら下がるわ、肩に乗るわ、人の手をこじあけようとするわ、大変なもんである。いや、楽しかったですけど。

3時にチンパンジーショーは見たかったので、それまでふらふらと寒い中、いろいろな動物を見学し大講堂へと戻った。少々微妙な出し物もあったが(まだまだ訓練中?)、チンパンジー、頭いいな。

1302188
終わってバードパラダイスに行ってみると、ちょうどハシビロコウのビル君の餌やりタイム。寒いので部屋の中にずっといるらしいのだが、餌の時間とみるや、たったったと走ってきた。そして、おなかがいっぱいになると、また、たったったとあっという間に走っていってしまった(笑)。あーでも見られてよかったなあ。上野動物園のも是非見てみたい。

もうこの時点で3時半。冬は4時で閉園してしまうのでそこからは駆け足。
まだ見ていなかった動物をささっと見て、最後に温室へ。足早に見る。
なんだか、シャボテンを見にきたんだか、動物を見にきたんだか(笑)。
ぎりぎりまでいて、シャボテン公園をあとにする。最後まで雪は降り止まなかった。

これにて観光終了。
伊東の街中でガソリンを入れ、マリンタウンでおみやげ物色(同居人がお酒購入)。
海沿いを行き(このあたりは沈没していたのでほとんど記憶なし)、高速に入って海老名サービスエリアにて休憩。最後のおみやげを買い、高速を降りる。

夕食はびっくりドンキーにて。
帰宅は9時半すぎ。

ドライバーさん、お疲れさまでした。ありがとう。
(完)

今回の戦利品。
1302189

2013/02/17

伊豆旅行(2013年) 1日目

去年、はじめてイチゴ狩りを泊まりがけで行ってなかなかよかったので今年も泊まりがけで行くことに。去年はぎりぎりになって宿をとったのだが、今年は早々と予約。今年の宿は伊豆高原のオーベルジュである。
前の週に倒れたのでもしかして行けないかも?と思ったが、無事回復(ほぼ)。出かけることができた。よかった・・・

8時に出発、コンビニでパンを買って朝食とし、車を進める。

高速に入って、いつものとおり足柄サービスエリアにて休憩。
まだここではおみやげを買おうという気にはならず・・・

今年の新しい企画?としては新東名を通ったこと(ほんのちょっとの距離だけど)。去年はまだ通ってなかったのだった。さすがきれい、でも妙に殺風景。

新東名からインターを降りたのははじめてだったので少々迷ったものの、韮山の方面へと向かう。去年は韮山でイチゴ狩りをしたのだが、今年は江間イチゴ狩りセンター。
江間イチゴ狩りセンターというと、10年以上前に母親とバスツアーで来たことがあるのだが、夕方でもうほぼ日が暮れていて急いで食べなければならず、そのあとなぜか菜の花摘みまでやらされ、最後は熱を出してぐったり帰ったという想い出が(笑)。というわけでリベンジ?企画なのであった。

1302171
チケットを買ったあと、トラックについていくとハウスに案内される。
入るとうわっ、人がすでにいっぱい。食べる苺が残っているかちょっと心配だったが、結構大きなのが残っていて、おなかいっぱい。
再び受付のところに戻ってジャムをおみやげに買う。

ここでお昼の時間に。戻ることになるが、沼津で魚でも食べようということになった。
海沿いの道を行き、沼津港へ。
有料駐車場に車をとめて、ガイドブックにも載っていたお寿司やさん、魚がし鮨がそこからちょうど見えたので、行ってみることに。
平日はちょっと割引もあるので、あっさりここに決めることに。

1302172
頼んだのは、近海握り。かに汁とサラダがつく。サラダには桜えびがのっていて、なるほど、こういうのもありですな。
大好きな桜えび(釜揚げ)、生しらすの他、あじ、いわし、さより、いかなど十貫。しゃりも結構大きいし、ネタも大きくておなかいっぱいである。

1302173
そして、駐車場の横にあってふと入ってみたくなった沼津港深海水族館へ。ここはまだオープンしてから1年ちょっとしかたっていない(はず)。
深海に特化しているというのがおもしろい。
正直、深海に住んでいる生物は、不気味なものも結構あったりするのだけど、ユーモラスなのもいて、ちんあなごとかエクレアナマコとかおもしろい。いやこれらはそんな深海でもなかったか・・・

1302174
1階は深海を中心とした海の生き物がいて、2階にあがるとそこはシーラカンスミュージアム。
入ってすぐのところにシーラカンスが2匹展示されていたのだが、こりゃきっと作り物だねと話していたところ、ちゃんと?剥製なのだった。剥製はその他にも一匹、冷凍のも2匹いた。
シーラカンスには背骨がないとかひれがたくさんあるとか、また発見に至る経緯など、いろいろと勉強になった。日本でこんなにたくさんのシーラカンスの展示が許されているところは他にない・・・多分。

意外に楽しめた水族館をあとにし、次なる目的地へと向かう。この頃にはすっかり雨もほんぶりである。
向かったのは、東京ラスクの工場である。
昨年、看板で伊豆に工場があることを知り、今度きたら行ってみようと思った場所。

1302175
あいにくと着いた時には4時近くで、工場の生産自体はほぼ終了の時間であまり見学できず。
が、ショップであれこれ買い、ジュースもいただいた。ここだけの限定品、わさびラスクはちょっと買う勇気が出なかったが・・・

あとは宿に向かうのみ。
山を越えて約1時間。伊豆高原のオーベルジュ・ド・ルフランである。ねこの博物館のすぐそばにある。
着いた頃には真っ暗でしかも雨。残念ながら景色は見えず。

夕食は6時半頃とのことだったので、それまでにささっと、温泉につかる。大室温泉からひいてきた天然温泉とのことである。

夕食のメニューは
米のサラダとサーモンのマリネ、大室高原温泉栽培レタスのサラダ・ミモザ風、オニオングラタンスープ、金目鯛のポワレ、牛ヒレのベーコン巻きステーキ、パン、キャラメルムースとバニラアイス、紅茶。
ワタクシには結構なボリュームだったが、どれもおいしい。野菜が新鮮だし(最近野菜が高かったから野菜に飢えてたりして)、牛は柔らかい。オニオングラタンスープは大好きなのだが、あさって食べて少々やけどした(笑)。
ワインは、ラングドックのシラーを。シラーにしては軽めなワインだった。

ワタクシにしてはよく食べたが、さすがに食べ過ぎで食後はのびる。
夜中になって、もう一度温泉につかり、読書など少々して就寝。
1302176

(2日目に続く)

2013/02/14

アラン・ブラッドリー『水晶玉は嘘をつく?』

本日の本

水晶玉は嘘をつく? (創元推理文庫)
book-5 『水晶玉は嘘をつく?』 アラン・ブラッドリー著 創元推理文庫

STORY:ろうそくを倒してジプシーのテントを炎上させてしまったフレーヴィアは、お詫びとしてお屋敷近くの林に馬車を案内する。夜中に屋敷への侵入者を撃退したあと、ジプシーの馬車に行ってみると・・・

☆☆☆化学実験おたくの少女フレーヴィアシリーズ第3弾。

前二作は、わりとすぐに犯人がわかってしまったけれど、これはわからなかった。
というか、こんな人を登場させるわけ?犯人として・・・やや納得いかず・・・

あ、でもご心配なく。
フレーヴィアとフレーヴィアを取り巻く人々のお話はおもしろいので問題なし。

意地悪な姉たちも実はちゃんとフレーヴィアのことを心配していることもわかったし、気むずかし屋で切手にしか興味のなかった父親との距離がちょっぴり縮まったり・・・
そして、フレーヴィアが生まれてまもなく事故で亡くなってしまった母ハリエットの影が。
ふーん、フレーヴィアが一番お母さんに似てるみたい。それで、姉たちの反感を買う部分もあったりして・・・
執事兼庭師のドガーもここぞというところで、フレーヴィアを助けてくれてちゃんと活躍(この人、謎が多いけれどいい人だ)。

ただ、広大なお屋敷を維持していくのは大変なようで(貴族である父親が仕事してないんだもの、切手収集にのめり込んで)、切手コレクションや高価な調度品などを切り売りしている現実をフレーヴィアが知ることになり、今後のこの家はどうなるんだ?とちょっと心配。

母ハリエットのお話も今後また出てくるんだろうか?ちょっと楽しみ。


※次回更新は17日となる予定です。

2013/02/13

「奥さまは魔女」

本日の映画

奥さまは魔女 [DVD]
movie-6 「奥さまは魔女」  Bewitched 2005年米

DIR:ノーラ・エフロン
CAST:ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケイン、ジェイソン・シュワルツマン、スティーヴ・カレル
STORY:魔女のイザベルは普通の人間としての生活をしてみたいと人間の世界へと降りてくる。たまたま彼女を見かけた落ち目のスター、ジャックはテレビドラマの「奥さまは魔女」のリメイクの相手役に抜擢、いつしか二人は恋に落ちるのだが・・・

☆☆☆往年の人気TVドラマの現代風リメイク。

「奥さまは魔女」大好きでしたね~
リアルタイムでは見た年代ではないけれど、再放送、再々放送、いやもっとかな。いくどとなく見ている。
なのでオリジナルへの思い入れは相当あって、やーな予感はしたのだが・・・

結論的に言うと、がっかりな出来。

ストーリーがまったく別物なのはよしとして・・・

イザベルが恋する人間の男がなんでウィル・フェレルなんだろ?
元々W・フェレルは苦手なんだけれど、雰囲気ぶちこわし。うるさすぎるし、くどすぎるし、大げさすぎるし・・・スマートな笑いにならない。
N・キッドマンとも決して相性よくないし。
N・キッドマン、鼻をピクピクさせるところは結構かわいかったりするが、少々年がね・・・というのと、元々コメディにはそんなに向いてないと思うので、泥臭いコメディアンであるW・フェレルとからむとぎくしゃくしてばかり。

オリジナルのサマンサの母、エンドラ風のシャーリー・マクレーンや、父親役のM・ケインはスマートで粋な笑いがわかっているので、この二人が出てくるとぐんと場面がよくなるのだが・・・

N・エフロン作品、結構好きなんだけれど、これは・・・

ダーリンがW・フェレルじゃなかったらね(←クドイ)。

2013/02/12

ヴェリタスブロイ

1302121
ドイツのノンアルコールビールである。

一時期、ノンアルコールビールが出るとそれらも一応試してみていたのだが、全然おいしくないし、だいたいノンアルコールにする意味ないじゃん!ってことでその後は飲まずにいた。

だが、チャンス?到来。
病気になって薬を何日か飲まなくてはならず、しかもこの薬はアルコールはダメなので(というかフツーダメでしょ!)・・・いや、そもそもお酒飲む気力はなかったのだけど、ちょっと回復してくるとお酒も恋しくなってきて、同居人はご飯の時飲んでるのに、ワタクシにはないというのは寂しくて、久々ノンアルコールビールを飲んでみることに。

ワタクシは買いに行けなかったので、同居人に買ってきてもらった。

ほー、これ、ホップとモルトだけで出来てるんですね。
一口飲んで、こりゃビールじゃないってことはわかるけれど、苦味は結構あって、飲んでるうちに少し慣れてきた&なんとなく酔っぱらってきた気がしたのが不思議・・・

まあでもやっぱりアルコール入りビールがいいですね(笑)

2013/02/11

明日より再開します

ご心配をおかけしましたが、明日より再開します。
またよろしくお願いします。

ようやく今日はよろよろと買い物に出かけまして、明日から出勤です。
久々に出かけると疲れますねぇ。

睡眠、休養はホント大事ですね。


2013/02/07

お休みします

病気のため、数日お休みします。

2013/02/06

「ラブ&マネー」

本日の映画

ラブ&マネー [DVD]
movie-5 「ラブ&マネー」  One For The Money 2011年米

DIR:ジュリー・アン・ロビンソン
CAST:キャサリン・ハイグル、ジェイソン・オマラ、ダニエル・サンジャタ、ジョン・レグイザモ、デビー・レイノルズ
STORY:デパートを首になったステファニーは、愛車も持って行かれ、とうとう従兄弟が経営する保釈金立替会社で働くことに。バウンティハンターとしての初仕事は、昔の恋人である刑事のモレリを捕まえることだった・・・

☆☆☆ジェネット・イヴァノヴィッチ原作『私が愛したリボルバー』の映画化。
日本未公開である。

イヴァノヴィッチのステファニー・プラムシリーズはアメリカでは18作出版されている(日本では12作まで?)人気シリーズ。製作にも名を連ねているK・ハイグル、なかなか目のつけどころがいいですな。

原作は前から読もう読もうと思いつつまだ読んでいないのだが、どうやら原作ファンにはこの映画は評判悪いようで。イメージが違いすぎるとか。むむむ、やはり本を先によむべきであったか・・・しょっちゅうそういう後悔はしてる気がするけれど。

ま、原作を読んでいないということを踏まえての感想を書くと・・・
K・ハイグル、無難にこなしてるんじゃないだろうか。
ただ、この女優さんだと、どうしてもコメディの方に大きくふれるので、アクション、サスペンス感はゆるめになってしまう。なので、ちょっとしまりの映画になっちゃったかなという気はする。

ステファニーにバウンティハンターの仕事を教えてくれる先輩男性や、協力してくれる娼婦、ぶっ飛んでるステファニーのおばあちゃん(懐かしやデビー・レイノルズ!)とか、まわりのキャラはなかなか濃くておもしろいのに(笑)、十分生かし切れてないのも残念。シリーズ化するといいんだろうけど、興行的に失敗したみたいだから、続編は難しそう・・・

それなりに楽しめるけれど、ちょいゆるすぎな映画なのでありました。

2013/02/05

サッポロ 蔵出し生ビール

1302051
なんでもサッポロ復活総選挙(なんじゃ?AKBか?)で一位になった製品らしい。昔、こんなのってあったかな?

注いでみるとやや薄めの色だが、泡は細かく、そこそこもつ。
飲んでみると、薄い味に感じるのだけど、ぐぐっと苦味と渋さが残る。苦味を追求した結果、渋さというかえぐみがでちゃったみたい。
ちょっとバランスが悪いかなあ。

2013/02/04

【飛騨の天空展】

art-9 【飛騨の天空展】 東京国立博物館

1302041
円空の仏像を見てきました。

今回の展覧会は、飛騨の千光寺を中心に高山市にある100体を展示するもの。

円空は12万体の仏像を創る願掛けをし、10万体創ったと言われる。ただし、現存しているのは5000体あまり。
いやはや、5000体でもすごい数ですよね。

円空仏、味があるなあ。
ゴツゴツしてるのだけど、顔がどれも柔和で見ているだけで和む(不動明王だってそんなに恐くない)。今回も大いに和んで参りました。

顔の作りはかなりシンプルでラフなのだけど、どれ一つとして同じお顔はないわけで。
「三十三観音立像」もそれぞれ違うお顔。

どれも笑っている(ように見える)中で、怒った顔が一つ。
ポスターにもなっている「両面宿儺座像」の2つの顔のうち小さい方。これはちょっと異質。

とっても大きな作品もある。
「金剛力士(仁王)立像 吽形」である。見上げるくらいに大きな仏像だが、生えている木に直接彫ったそう。いやーダイナミック。

妙に気に入ったのが、「千手観音菩薩立像」。
荒削りな手がついているわけだけど、体とは別に彫られくっつけられたとのこと。
足元に僧侶がいるのはなぜなんでしょうね。
「十一面観音菩薩立像」も好き。

心穏やかになれる円空仏を是非!

2013/02/03

【エル・グレコ展】

art-8 【エル・グレコ展】 東京都美術館

1302031
都美術館で開催中のエル・グレコ展に行って参りました。
大きな作品が多いので人のいりの割に見にくくはない。
うーん、でも荷物をロッカーに預けようと思ったら、なかなかあきがなくて苦労した。昨日はとても暑かったので、コートを預けたいという人が多かったのかも。
もうちょっとロッカーを作るか、預けられるところを作ってほしいな。

Ⅰ-1 肖像画家エル・グレコ
エル・グレコというと宗教画のイメージだが、肖像画も多く描いている。初期の頃もトレドにきたからも。
まずは「芸術家の自画像」からスタート。この絵はエル・グレコの自画像と言われているもので、かなりリアル。
比較的初期の「燃え木で蝋燭を灯す少年」や「白貂の毛皮をまとう貴婦人」は、エル・グレコ的でない感じもするが、次第にエル・グレコ的に。宗教画にあるような鮮やかな色はあまりなく、暗い色調の絵が多いのだが、印象に残る絵が多い。「修道士オルテンシオ・フェリオ・パラビシーノの肖像」、とてもよい。

Ⅰ-2 肖像画としての聖人像
ヒエロニムス、パウロ、ヨハネ、ペテロ・・・
同じみの聖人が並ぶが、結構迫力がある。
枢機卿の姿をしたヒエロニムスもあったが、これはどうだろう?あまりヒエロニムスらしくない。フツーの人間のように描いてみたということだろうか。

Ⅰ-3 見えるものと見えないもの
「悔悛するマグダラのマリア」。象徴的な小道具が描かれている奥の風景はなんだろう?教会?エル・グレコの絵って背景も隅々まで見ないと。
一番、見応えがあるのは「フェリペ2世の栄光」だろうか。
神の裁きを待つフェリペ2世をはじめとした人々の横には、地獄の怪物が大きな口を開けて人を飲み込んでおり、天上では天使、そして一番上にIHSの文字が光輝く。象徴的な絵である。

Ⅱ   クレタからイタリア、そしてスペインへ
エル・グレコはギリシャに生まれ、イタリアを経てスペインへと移り住み、最終的にはトレドで亡くなっている。その絵の変遷をたどる展示。
エル・グレコもはじめから細長い絵を描いていたわけではなくて(笑)、はじめは全然違うんですね。「羊飼いの礼拝」にしても、「受胎告知」にしても並べると違いがよくわかる。
赤や青のあの印象的な色遣いがつくられて、そして次第に細長くデフォルメされていったようだ。

Ⅲ   トレドでの宗教画:説話と祈り
エル・グレコの絵で多くを占めるのは祈念画だという。
確かにね、この章の絵はまさにエル・グレコ!
赤、青、黄のコントラスト、長く伸びた人物と構図。
「聖衣剥奪」、「オリーヴ山のキリスト」、「十字架のキリスト」(国立西洋美術館蔵。何度も見たことあるんだな)、「キリストの復活」。どれもドラマチックだ。

Ⅳ   近代芸術家エル・グレコの祭壇画:画家、建築家として
エル・グレコは絵を描くだけでなく、総合的な芸術をめざしたらしい。つまり、絵や彫刻をいかに効果的に見せるかを考え、プロデュースしたということのようだ。
この展覧会ではもっとも盛り上がるところ。
暗い背景に、鮮やかな色。
無原罪のお宿りは、その当時非常にはやっていた主題とのことだが、2枚展示されている。
まずは「福音書記者聖ヨハネのいる無原罪のお宿り」は変わった構図。ヨハネと一緒に描かれているのはめずらしい。
そして、ラストにバーンと飾られているのが、トレドの「無原罪のお宿り」。
これ、こんなに大きな絵だったのですね。いやー迫力がある。マリアも天使も必要以上に伸びていて、不思議というか幻想的。細部に目をやってみれば、百合、泉、鏡などよく使われるモチーフあり、そしてトレドの風景も広がっており、かなり細かい絵であることがわかる。やはり傑作ですね。

国内最大規模のエル・グレコ展とのこと。是非!

2013/02/02

四ッ谷:スパゲティながい

1302021
本日は仕事でした。
仕事を終えて、さーて昼食をと思ったが、食べたいものが思いつかず放浪。
そうだ!久々にあのスパゲティのお店に行ってみよう!と行ってみたのがスパゲティながい。
このお店、ホント昔からあるなあ。

頼んだのは、

1302022
ワタクシがミートソースのスパゲティ(1050円)。

1302023
同居人がニンニクと赤唐辛子のトマトスパゲティ(1000円)。

このお店、和風もなかなかイケルのだが、なんとなく今日は保守的な気分で(笑)。
細い麺はややアルデンテでちょうどいい固さ、ミートソースはトマトの酸味がほどよく残っていていい感じ。

決して安いお店ではないけれど、おいしい。
ウニ・タラコ・イカのが食べたいなあ(コレステロールが・・・)

東京都新宿区四谷1-8 中川ビル 2F

2013/02/01

ローソン ミッフィープレート

1302011
ローソンのシールを集めると言えば・・・
なんといってもリラックマフェアなのだけど、ミッフィーのも気が向いたら集めてみたり。
今回は、お皿のデザインが気に入ったので集めることにした。
ponta会員は本来30点集めるところを25点でいいわけで・・・

人の助けを借りながらも無事集めて、交換して参りました。
うん、かわいいな。

でも、本気で食器棚に入らなくなってきたよ~(笑)

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon