「レア 魔性の肉体」
本日の映画
movie-15 「レア 魔性の肉体」 palmet 1998年米
DIR:フォルカー・シュレンドルフ
CAST:ウディ・ハレルソン、エリザベス・シュー、ジーナ・ガーション、ロルフ・ホッペ、マイケル・ラパボート、トム・ライト、クロエ・セヴィニー
STORY:無実の罪で3年服役した記者のハリー。富豪の妻レアから、義理の娘の偽装誘拐を持ちかけられ、多額の報酬に目がくらんで加担したものの・・・
☆☆☆未公開のハードボイルド映画。
この映画、いろいろと題名がかわってるみたいですね。
はじめは、「パルメット」(原題どおり)、次に「パルメット/誘拐の甘い香り」。
中でも「レア 魔性の肉体」はかなりダサイ題名じゃないかなあ。そして、これってなんとなくストーリーも浮かんでくるし。
原作は、ジェームズ・ハードリー・チェイスの『この手に孤独』。
チェイスというと、『ミス・ブランディッシュの蘭』が有名で、数々のハードボイルドを書いているけれど、実は本は読んだことはない。映画はいくつか観てますけどね。
で、この映画は、無実の罪で投獄されたことによってすっかり厭世的になっている主人公が、誘惑に負け、悪の道へと踏み込み、次第にドツボにはまっていくというドラマ。
このネタ、どっかで見たことあるよなー。
いや、元々これが最初なのかもしれないけれど。
なので、はじめからほぼストーリーがわかってしまったのだが・・・
わからないフリをすれば、ストーリーは二転三転しておもしろいと思う。
なんだけどねー、なんか安っぽいんだなあ。
キャストはそれなりの人を揃えているのに。なんでだろ?
個性派ハレルソンに、E・シュー、デビューして間もないセヴィニー。
E・シューはこの頃、キャラ替えをしてましたよね。セクシー系に。
でもこの役はどうかなー。ちょっと無理しすぎって感じも。元々が清純派でしたからね。
そして、そうか、ハレルソンがチープな役だからこんな映画になったのかな。
この主人公、相当情けなくて、馬鹿で・・・
運が悪いというよりは自らが招いた不幸って感じがしちゃうんですね。
原作読んだ方がよかったかも。
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