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2013/03/03

ケイト・キングズバリー『支配人バクスターの憂鬱』

本日の本

支配人バクスターの憂鬱 (創元推理文庫)
book-8 『支配人バクスターの憂鬱』 ケイト・キングズバリー著 創元推理文庫

STORY:ペニーフット・ホテルの支配人バクスターの悩みは、新しいドアマンが宿泊客になれなれしすぎること・・・そんな中、宿泊客がバルコニーから転落して死亡。女主人セシリアは早速捜査を開始する。

☆☆☆ペニーフット・ホテルシリーズ第5弾。

20世紀はじめのイギリスの雰囲気が好きなシリーズ。
いやはや、このホテル(の周囲)もやたら殺人が起きるな(笑)

今回も冒頭からホテルで宿泊客が転落死して、支配人バクスターの心配をよそにセシリアは犯人捜し、まっしぐら。

途中、セシリアの○○がもしや犯人かも?と思わせたりして、これがミスディレクションなのかもしれないけれど、そうはなってないんだなあ。
で、犯人はこの人でした~方法はこうでした~
って、これはどうなんだろう。ちょっとがっかり。全然推理してないじゃん!

ま、でもいいのだ。
この雰囲気が好きだし、セシリアとバクスターの今後が気になるし。
今回さらに、一番おもしろいのは、亡くなった宿泊客の一人息子(相当な悪ガキ)と、メイドのガーティとのやりとり。ガーティも負けてないけれど、クソガキ(とガーティは呼ぶ)も負けてない。次作ではガーティの子供も生まれてるかな?

次作からガーティの親友のメイドがいなくなってしまいそうなのだけれど、このホテルの人間模様、また楽しみたい。

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