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2013年4月

2013/04/30

丸の内:車 丸の内店

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先日、まずは国立西洋美術館に行き、三菱一号館美術館に行く前に昼食をとろうと、KITTEに向かったのですが・・・
エスカレーターに乗るのにも長蛇の列。
レストラン街も全然無理だったので、隣のビルへと移動。

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つるとんたんとか、つけ麺の店とかは行列だったので宮崎料理のお店に入ってみた。

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私は冷や汁御膳。
冷や汁好きなんですね。
このセットはチキン南蛮か素麺がチョイスできるとかで、いったい素麺ってどういうシチュエーションかと思ったけれどチキン南蛮をチョイス。素麺って冷や汁の中に入れるんかしらん。

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同居人の鶏肉となすの味噌炒め御膳。
ちょい味噌が濃いめ。

夜も行ってみたいお店ですね。

東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディングTOKIA B1

2013/04/29

【ラファエロ展】

art-17 【ラファエロ展】 国立西洋美術館

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日本初というラファエロの展覧会に行って参りました。
はじめてなんですね、ラファエロ展。意外だなあ。よく見る機会はあると思うのだが、1点、2点という風に見てたんですね。
なんと、23点ものラファエロ作品が集まっており、これは貴重な展覧会。

土曜日の昼頃に行ったのだが、並ばずにすっと入れました。

まずは自画像から。はじめに自画像ってパターン多いですね。
ラファエロって優しげな風貌(もう少し年をとった後の自画像があったが、こちらの方がいい)。ウフィツィにある絵なので、多分見たことがあるんじゃないだろうか。

Ⅰ.画家への一歩
父親を含め影響を受けた画家の作品や、ごく初期の作品を展示。
自画像でも感じたが、優しい絵が多く、「聖セバスティアヌス」にしても「アッシジの聖フランチェスコ」にしても厳しさはまったくなし。「聖セバスティアヌス」や「天使」、「若い男の肖像」など、中性的で優しげ。心穏やかに見ることができるのがラファエロの絵なんですね。

Ⅱ.フィレンツェのラファエロ-レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとの出会い
フィレンツェに出てきたラファエロは、二人の巨匠、デ・ヴィンチ、ミケランジェロの影響を受けたという。
例えば、「聖家族と仔牛」はダ・ヴィンチ作品の構図にならったものという。
「磔刑図の解剖学的習作」は、ミケランジェロの模写かな?それまでのラファエロには考えられないような筋肉が描かれているし、「聖ゲオルギウスと竜」は、静のラファエロらしからぬ、動きのある絵となっている。
ここで、日本初公開の「大公の聖母」登場!
ラファエロの聖母はどれもすばらしいのだけれど、この絵の聖母も慈愛に満ちたまなざしがいい。
背景が黒いのは、あとから劣化してしまった背景を塗りつぶしたとのことで、うーん、そのままにしておいて欲しかった・・・

Ⅲ.ローマのラファエロ-教皇をとりこにした美
やがて、ラファエロはローマに出て、教皇に気に入られ、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ寺院、教皇の居室などを手がけるようになる。
バチカンのラファエロの間は素晴らしい。「アテナイの学堂」を含む、署名の間など、多くの見所がある。
多くの工房を持ち、高い評価を勝ち得たラファエロも37歳で夭逝。もっと長く生きたら、さらに傑作が生まれただろうに残念なことだ。
このパートの中で、一番気に入ったのは、「エゼキエルの幻視」。「聖ゲオルギウス・・・」と同じく動きのあるダイナミックな絵(サイズは小さい)。ラファエロらしくないといえばそうなんですが・・・

Ⅳ.ラファエロの継承者たち
ラファエロの影響を受けた画家や弟子たちの絵画。
ルチアーニや、ロマーノなど、影響は見てとれる。
ラファエロの絵を元にしたカメオやメダル、陶器などの展示も。
陶器は、正直いって、微妙にラファエロっぽくなくて、それほどいい出来じゃないのがご愛敬(笑)。

ラファエロは聖母だけじゃありません。
これだけのラファエロが見られる展覧会はなかなかないと思うので是非!

2013/04/28

【木村荘八展】

art-16 【木村荘八展】 東京ステーションギャラリー

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リニューアルオープンした東京ステーションギャラリーに行って参りました。
なかなかモダン、そして、思ったより広い。

木村荘八というと、近代美術館にある墨東綺譚の挿絵画家というイメージだったのだが、今回の展示では初期から晩年までバラエティにとんだ作品が展示されている。

1.西洋美術への憧憬
ごく初期の荘八の絵は、ゴッホっぽい?
太い線にどぎつい色彩は野獣派っぽくもある。このあたりはあまり個性は出ていない感じだ。

2.劉生とともに
その後荘八は岸田劉生と知り合い、大きな影響を受ける。
確かに、このあたりの絵は劉生の絵にかなり似ている。
そして、この人、自画像好き?(笑)自画像が多いな。

3.春陽会の時代
やがて、荘八は劉生とは別の道を歩むことになる。
チラシにも載っている、実家の牛肉店を描いた「牛肉店帳場」、活気のある「新宿駅」や「浅草寺の春」などは、油彩画の代表作で、風俗画としてなかなかにおもしろい。「浅草寺の春」に描かれた人々を一人一人観察すると、中には不思議な人物も描かれていたり。
このパートは第一の見所である。

4.文学・演劇・芸能と美術
挿絵の仕事が増えていった荘八の代表作はなんといっても「墨東綺譚」。
ワタクシ、この小説はあんまり好きじゃないのだけど、挿絵はいいんだなあ。さらさらっと描いたように見えて、結構細かく緻密で、小説の雰囲気にもよくあっている。是非、他の挿絵も見てみたいものだ。
「東京繁盛記」の挿絵・・・当時の東京の風景を切り取ったものだが、これまた味わいがある。
このパートが一番見応えがあった。

5.窓からの眺め
荘八は挿絵画家として名声を得た後も、油彩画を描いており(挿絵画家としてだけもてはやされるのは嫌だったようだ)、最後に並ぶのは窓から見た風景画だった。
が、正直なところ、油彩だったらば、春陽会の時代の画の方がずっとよいと思う。最後に描きたかったのが風景画だったのもかもしれないが・・・

新しくなったステーションギャラリーに是非!

2013/04/27

【Paris、パリ、巴里 日本人が描く1900-1945展】

art-15 【Paris、パリ、巴里 日本人が描く1900-1945展】 ブリヂストン美術館

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ブリヂストン美術館で開催中の【Paris、パリ、巴里 日本人が描く1900-1945展】へ行って参りました。
第1室と第2室がこのテーマでの展示で、第3室以降はコレクション展(若干展示替えがありました)。

第1章 パリ万博から第一次世界大戦まで 1900-1914
黒田清輝が東京美術学校で教えるようになって、教え子たちをパリに送り込むようになった時代の絵画。
そんな黒田清輝の「ブレハの少女」からスタート。これは何度も見たことがある絵。
浅井忠の絵が4枚あったが、「読書」は同じモデルを和田英作も描いていて、こちらもタイトルは「読書」。ふむふむ、確かに同じモデルさんですね。向きが違うというだけでなく、タッチの違いがおもしろい。和田英作の方が暗め、重め。好みだと、浅井忠かなあ。浅井忠の「読書」は展示が5月3日までとのこと。
梅原龍三郎は、やはりルノワール風なのだが、安井曾太郎もルノワール風。ただ、セザンヌ風でもある。
やはり、皆、その当時のフランスの画家に大きな影響を受けていることがわかりますね。

第2章 黄金の1920年代と両対戦間期 1918-1945
第一次世界大戦中、多くの画家が帰国、その中でとどまったのが藤田嗣治である。
今回は、5点もの展示が。大好きな「猫のいる静物」(猫がかわいい!微妙に牙が出てるところが)他、何点かはよく見る絵だが、石橋美術館にある絵ははじめてかも。
「カルポーの公園」は、藤田嗣治っぽくない感じ。乳白色の絵ばかりじゃないんでしょうけど。
坂本繁二郎も5点。風景画の柔らかい光がいい。
佐伯祐三は6点。
同じレストランを描いた絵が2枚あったのだが、1枚はブリヂストン所蔵のもの、もう一枚は大阪市立近代美術館建設準備室所蔵のもので、これは見るのははじめて。どちらもいいなあ。
昨年、ブリヂストンに収蔵された岡鹿之助の「セーヌ河畔」もあり。アンリ・ルソーみたいなんだが、この色は好きだな。

なかなかいいテーマ展示でした。

2013/04/26

スペインのガイドブック

今年の夏の旅行はマドリードとバルセロナに決定!

ということで、徐々にガイドブックを購入しようと思って、一応本屋に行ったみたところ・・・
どれもわりと最近改訂されたばかりで、これから夏までに改訂されることはないことがわかり、

もう買ってしまった。

購入したのは・・・
定番の地球の歩き方『マドリッド&日帰りで行く世界遺産の町』、『バルセロナ&近郊の町とイビサ島・マヨルカ島』と、ララチッタ『バルセロナ・マドリード・アンダルシア』。
どれも地域限定のものだから薄くて持ち歩きにはよろしい。
A21 地球の歩き方 マドリッド&世界遺産の町 2013A22 地球の歩き方 バルセロナ&近郊の町 2012バルセロナ・マドリード・アンダルシア (ララチッタ)

これから研究しないと・・・
と毎年思うんだけど、結局着いてから必死に計画を立てることになるんですな(苦笑)。

同時に、久々、k.m.pの『くるくるバルセロナ』も購入。
タイムリー!
10日でおいくら? くるくる バルセロナ! (単行本)

2013/04/25

コープイタリアの赤ワイン

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生協で買ったワイン。
生協がコープイタリアと共同開発したというサンジョベーゼ種主体の赤ワインである。

とっても安い!
が、安いだけのことはある。ペラペラワイン。普段飲むのにどうぞということだろうけれど、こ

れじゃがぶがぶ飲んじゃうよ(笑)。

白も買ってみようかと思っていたが、やめた・・・
残念。

2013/04/24

「愛の泉」

本日の映画

愛の泉 [DVD]
movie-24 「愛の泉」 Three Coins In The Fountain  1954年米

DIR:ジーン・ネグレスコ
CAST:ドロシー・マクガイア、ジーン・ピータース、ロッサノ・ブラッツィ、マギー・マクナマラ、クリフトン・ウェッブ、ルイ・ジュールダン
STORY:ローマのアメリカ大使館に勤めるアニタが帰国することになり、代わりにやってきたマリア。アメリカ人作家シャドウェルの秘書をしているフランセスも含めアパートに同居する3人の恋の行方は・・・

☆☆☆ローマを舞台としたロマンティックコメディ。

なんとまあ、60年前の映画。
この当時は気軽に外国に旅行に行けるような時代じゃなかったから、きっと観光映画的な意味合いがあったんだろうなあ・・・
実際、いろいろな観光名所を紹介してくれて、あそうそう、ここも行ったよねー、あそこもよかったよねーと思いつつ見た。驚くべきは、観光スポットに全然人がいないこと。昔はそんなに観光客がいなかったのか、あるいは単に人払いしたのか・・・

ストーリーは単純で、3人のアメリカ娘の恋模様を描いているのだけど、どうみてもこりゃハッピーエンドだよねと思いつつ見ていると、やっぱり思った通りのハッピーエンドになるという(笑)。いや、それでいいんだけど。

三者三様の恋模様だけれど、一番よかったのは、2人よりちょっと年上のフランセスのエピソードかな。大人な感じで。D・マクガイアが素敵。

逆に、一番うーむと思ったのは、マリアのエピソード。
金持ちの伯爵を射止めるために、徹底的に相手をリサーチ、趣味、好みに完璧にあわせようとする手段がいやらしいったら。そこまでするか!
まあ、演じるのが、カマトト女優のM・マクナマラってこともあるんだけど(「月蒼くして」の時もちょっとひいた)、なんかねぇ。女性には嫌われそうだ。
相手役のルイ・ジュールダンは格好良かった。今まであまり好きじゃなかったのだけど、案外いいなと見直したりして。

古いロマンティックコメディ、安心して見られていいですね。

2013/04/23

マーティン・ウォーカー『葡萄色の死』

本日の本

葡萄色の死 (警察署長ブルーノ) (創元推理文庫)
book-14 『葡萄色の死』 マーティン・ウォーカー著 創元推理文庫

STORY:サンドニの遺伝子組み換え農場が放火される。その後、ワインの農場のワイン桶の中で死体が発見されて・・・

☆☆☆警察署長ブルーノシリーズ第二弾。

前作が気に入ったので読んでみた。

雰囲気は同じですね。フランス南西部が舞台で、牧歌的な雰囲気が漂うのだが・・・
一行目から不穏な空気が漂い、いきなり本題がはじまる。

とはいっても、第一の事件が起こってから、第二の事件が起こるまではかなりページ数がさかれる。

その間に前作で芽生えた恋の行方やら、巨大ワイン産業に飲み込まれようとしている村の様子などがじっくりと描かれるわけだけど、読み終わってみると、ああなるほどね、それなり伏線がはってあったんだなあと思う。

とはいえ、事件の解決はちょっとバタバタとしていて、パッと見、突如事件が解決してしまったと見えるのが残念。

なんといってもこのシリーズの魅力は、この村自体。魅力的な人物が登場するし、ワインもお料理もおいしそうだし・・・
やはりこういう点がおもしろいから、また読みたくなるんですね。

ブルーノ、モテモテだなあ(笑)。前作の恋人は疎遠になりつつあるのだが、前作で登場した人物とちょっといい雰囲気になるし、また新しい女性キャラも登場するし。

次作も是非読みたい。

2013/04/22

しんとうワイン レッド

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お正月にしんとうワイナリーに行った際、買ってきたワインの一本。白はすでに消費。
ラベルはワイナリーの建物ですね。

注いでみると、赤紫のきれいな色。
飲んでみると、うーん、はじめはもろにマスカットベリーAの味で、これはどうだろう?と思っ

たが、次第に味が落ち着いてきてよくなった。
はじめは、このままジュースっぽかったらどうしようと思ったけれど・・・

720mlとちょい少なめなんですね。

2013/04/21

「2012」

本日の映画

2012 [Blu-ray]
movie-23 「2012」 2012 2009年米

DIR:ローランド・エメリッヒ
CAST:ジョンン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート、オリヴァー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローヴァー、ウディ・ハレルソン、ジョージ・シーガル
STORY:売れない作家ジャクソンは、離婚した妻のもとで暮らす子供たちとキャンプに行き、そこで怪しい男から驚くべき話しを聞く。そのとおり、各国で天変地異が起こり、ジャクソンは元妻や子供たちと必死のサバイバルを繰り広げる。

☆☆☆パニックサスペンスムービー。

この映画、実は、東日本大震災の時にちょうど見ようとしていたのだが、題材が題材だけにすっかり見る気をなくしてしまい・・・
2012年も終わってようやく見ることになった。

昨年末、ちょっと話題になったマヤの予言を元にしたもの。
エメリッヒ監督ってすっかりパニック映画ばかり撮ってるイメージだけれど、実際はそれだけではないわけで。でも、ワタクシの中では、ちょい大味な大型パニックムービーの監督ってイメージが出来てしまっているのだ。

この映画も、ありがちな展開で(ベタすぎて苦笑しちゃうところもあり)、やっぱり大味なところもあって、予想通り。
くすぐったいぐらいの家族愛を描き、登場人物の人物造形がパターン化しており、この人いなくなるなっていう人が消える(笑)
このどんどん先読みできちゃうあたりが、安易な気もするのだけど、他方、思った通りの展開なので安心できるというか。

これまでにあったパニック映画のいいとこどりと言えなくもないけれど、最後は、不覚にも感動してしまった。なんか、ポセイドン・アドベンチャーみたいで。

出演者の中では、J・キューザックもいいけれど、ウディ・ハレルソンが素っ頓狂でいい。この人、やっぱり主演より助演の方が光りますね。

サッポロ 麦とホップ 赤

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数日前に発売された麦とホップの限定醸造品。
キャンペーン商品としては前にもあったらしいが、フツーに発売されるのははじめて。

注いでみると、琥珀色。泡はまずまず持つ。
飲んでみると、苦味とともに焦げ味が。
ほー、意外といけますね。
最後はすっと後味がなくなるので、もちろん、ビールとは間違えないですけど(笑)、これはなかなかよくできてる。
麦とホップの製品としては一番おいしいと思う。

なんだけど、限定品だからすぐ消えちゃうんだな・・・
残念。

2013/04/19

まっぷる 会津・磐梯 福島'14

まっぷる会津・磐梯 福島'14 (マップルマガジン)
今年のゴールデンウィークは会津に行くこと決定!
元々他の候補地があって、諸般の事情で難しくなり、第二候補地もすでに飛行機がとれず・・・
会津に決定。というわけでガイドブック購入。

こづゆが食べたい。
喜多方ラーメン食べたい。
そばもいいな。
さざえ堂に入ってみたい。
お城もみたい。
大内宿も興味あるな。

という程度なので、計画はまだまだこれから。

で、手配を済ませてから気づいたのだけど、会津でタイムリーなんですね。
八重の桜の舞台だから・・・
うわ、混んでるかも?
それよりミーハーに思われるのはいやだな(笑)
絶対違いますから!!

2013/04/18

「復讐捜査線」

本日の映画

復讐捜査線 [Blu-ray]
movie-22 「復讐捜査線」 Edge Of Darkness  2010年米英

DIR:マーティン・キャンベル
CAST:メル・ギブソン、レイ・ウィンストン、ダニー・ヒューストン、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ショーン・ロバーツ、デヴィッド・アーロン・ベイカー、ジェイ・O・サンダース
STORY:ボストン警察のベテラン刑事クレイブンの元に帰郷した一人娘のエマが目の前で殺されてしまう。クレイブンを狙った犯行と思われたが、エマが標的だったことがわかり・・・

☆☆☆久々のメル・ギブソン映画。
見ないうちにぐっと老けましたね。

最近は、離婚やら、DVやら、差別的発言やらとよろしくない話題ばかりで、もう終わりかと思われたのだが・・・

なかなかに緊迫感のあるサスペンスだった。メル・ギブソンも悪くない。
ぎらついた目が役柄にあっている。凄みもあるし。

ストーリーも単純化と思えたのだが、意外な展開をたどり、話もふくらんで(ちょっと大げさになりすぎるものの)おもしろい。

へー、これ、イギリスのテレビドラマ「刑事ロニー・クレイブン」の映画化なんですね。
だいぶ前のドラマで題名だけは知っていたけれど未見。
これを、同じM・キャンベル監督が映画化しているのである。思い入れのある作品なのかも?
巷の評判では、「刑事ロニー・クレイブン」は名作だというので。

で、この新しい作品は、現代風アレンジもあって、オリジナルとはちょっと違っているようなのだけど、とすると、オリジナルも見てみたいなあ。

ラストはなかなかに感動的というか、もの悲しくて・・・
でもあれは救いなのかな。

メル・ギブソン、復調してほしいですね。

蛇足:はじめ、「野獣捜査線」と間違えちゃいました(笑)

2013/04/17

キュヴェ・デュ・サントネル

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ボルドーの赤。
このラベル好きだな。おしゃれなラベル。

で、味だけれど、うーん、ボルドーにしてはあっさり味。
エレガントな味と紹介されていたけれど、エレガントすぎるというか。コクは今ひとつ。

2013/04/16

「キャプテン・ウルフ」

本日の映画

キャプテン・ウルフ [Blu-ray]
movie-21 「キャプテン・ウルフ」 The Pacifier 2005年米

DIR:アダム・シャンクマン
CAST:ヴィン・ディーゼル、ローレン・グレアム、フェイス・フォード、ブリタニー・スノウ、キャロル・ケイン、テイト・ドノヴァン
STORY:海軍特殊部隊のエリートのウルフは、殺害された教授の家族を守るべく、ハウスキーパーとなって潜入することに。しかし、反抗期の長女から赤ちゃんまで5人の子供たちに翻弄されて・・・

☆☆☆V・ディーゼルのコメディ。

最近、V・ディーゼルもひところの勢いがなくなってきて寂しい限り。ファンなのでちょっと残念・・・

で、これはコメディである。
アクションスターもある程度になるとどうもコメディに挑戦したくなるらしく、V・ディーゼルもしかり。
失敗するケースが多いのだが(スタローンとか)、もともとこの人はコミカルな要素もあったから、思ったほど悪くはなかった。体はムキムキなのに、顔は似合わずかわいらしいのでコメディも似合うのかもしれない。

恐い者なしコテコテの軍人ウルフは向かうところ敵なし・・・
のはずだったが、個性豊かな子供たちにはたじたじ。最初はお手上げ状態。
だったのが、次第にうち解け、父親を亡くした父親がわりとなり、バラバラになっていた家族をまとめあげるというベタな展開。あそうか、これディズニー映画だもんね。

子供たちとのふれあいが主たるテーマなので、アクションサスペンスにはそれほど力を入れておらず、その辺はちと不満。

あ、でもおもしろかった。
このあとコメディ作品がないのが残念。もっと出てもいいと思う。

2013/04/15

アロハ リラックマ

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恒例、ローソンのリラックマプレゼントに今回もチャレンジ。
割と早く達成で、早速換えて参りました。

今回はアロハリラックマのお皿。
南国ムードが漂う。あいかわらず、リラックマ、ごろーん。
キイロイトリ色のお皿で案外派手ですね。

なんと、リラックマも10周年だそうで、まだまだ人気は続きそうだな。

2013/04/14

アサヒ ふんわり

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先週発売された新ジャンル。
なんか女子をターゲットにした感ありあり・・・

注いでみると、フツーにビール色。
飲んでみると、味ないなあ。最後にちょっと変な後味が残るけれど、基本味なし。
で、これアルコール?って思うほど、アルコール感なし。ふーん、2~3%とずいぶん低いんですね。
カロリーを減らすと(なんでもカロリー最小級だそうな)度数も減るんですかね。

ワタクシ、女子ですが、もう結構です(笑)

2013/04/13

【かわいい江戸絵画展 後期】

art-14 【かわいい江戸絵画展 後期】 府中市美術館

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かわいいがテーマの府中市美術館の春の江戸絵画まつり。
先日、前期展示も行ったが、後期にも行って参りました。
今まで前期だけで力つきていたのだが、今年はがんばった!前期後期で総入れ替えなので、やっぱり両方とも行かないと。

まずは、「虎図」がお出迎え。うーん、やっぱり日本の虎の絵はなんか恐くない・・・かわいい。

かわいいには、いろいろな意味があって(健気、慈しみ、ぽつねんとしたもの、小さいもの、かわいそうなど)、前期展示の時はちょっと無理やりあてはめてない?と思った作品も結構あったのだけど、後期は結構しっくりくる作品が多かった。
去年の歌川国芳展でも見た「坂田怪童丸」なんてのは、ちょっと微妙だけど・・・

気に入ったのは、前期にも一部展示のあった、森狙仙の猿の絵。
猿の絵が得意だった画家だけあって、細かい毛の感じまで結構リアルなんだけれど、かわいらしいのだ。
猿と言えば、狩野探信の「猿鶴図」もよかった。特に猿は、日本にはいなさそうな猿(マダガスカルとか?)がつながっていておもしろい。

前期もあったが、後期も仙厓の作品がたくさん。
後期の作品の方が好みのが多かったかも。
ごくごくシンプルな線で描かれた仙厓の画。見るとフフッと思わず笑ってしまう絵ばかり。
「あくび布袋図」、「大黒天図」。中でもお気に入りは「猫に紙袋図」だろうか。

猫つながりでいくと、やっぱり国芳の猫の絵。
ホント、猫好きだったんだろうな。
いたずら好きな猫がすました様子がおもしろい。

七福神・・・中でも布袋さま、大黒さま、寿老人などは、かわいい絵になりやすいらしく、テーマとして多くあった。
大津絵(おみやげとして売られていた)の、寿老人が頭を剃られている画「外法の梯子剃り」がおかしい。
大津絵ってちょっとまとまって見てみたいなあ。

今回もありました、円山応挙の虎に狗。
虎、当時の日本人は見たことがなかったから、微妙に似てない虎で、猫っぽいものが多いのだけど、特に応挙の虎はかわいらしすぎる虎。ペットになりそう。
そして、狗がいいんだなあ。ホント、かわいい。
ポスターにもなっている「狗児図」、最後から二番目に展示してあった。あー、やっと会えた(笑)。3匹の表情がそれぞれ異なっていて、どれもかわいい。

そして、ラストを飾るのは追加で出品されたという伊藤若冲の「河豚と蛙の相撲図」。
毒のある者同士が相撲をするという画で、何枚かあった若冲の画の中で、これが一番ユーモラス。

最後に、はがきにスタンプを押して(うまく押せてない)、しおりを作りました。時間がなかったので一枚だけ。あとはゆっくり作ります。
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前後期で全168点。
大変充実した展覧会でした。
前期に行っていない方も、後期だけでも是非!
両方行ってホント、よかった・・・

2013/04/12

「モディリアーニ 真実の愛」

本日の映画

モディリアーニ 真実の愛 [DVD]
movie-20 「モディリアーニ 真実の愛」 Modigliani  2004年米独仏伊英ルーマニア

DIR:ミック・デイヴィス
CAST:アンディ・ガルシア、エルザ・ジルベルスタイン、イポリット・ジラルド、オミッド・ジャリリ、エヴァ・ヘルツィゴヴァ、ウド・キア、ランス・ヘンリクセン
STORY:1919年モンパルナス。肺の病と貧困に苦しむ異端児モディリアーニは妻ジャンヌに献身的に支えられていた。ライバルのピカソに勝つために、また多額の賞金を得ようと美術コンテストへの参加を決意するモディリアーニだったが・・・

☆☆☆悲運の天才画家モディリアーニを描く物語。

モディリアーニを描いた映画というと、なんといってもジェラール・フィリップ主演の「モンパルナスの灯」である。あのイメージが強くて、アンディ・ガルシアってどうなんだろうと思っていた。なんかぎらついた雰囲気があるから。

実際は、モディリアーニはイタリア人だったから、ラテン系ということではA・ガルシアの方がイメージが近いのかも(写真見たら結構ごつい感じで、そうするとジェラール・フィリップは線が細い感じだったから違うのか)。

ガルシア、画家っぽいかどうかさておいて、演技的にはなかなかの熱演で、病気、貧困、薬物、大量飲酒から生活がすさんで身をほろぼしていくさまが痛々しい。

だが、ドラマとしては相当もたついた展開で、途中退屈になってしまうし、幻想的な場面もあまり効果的ではない。
それにモディリアーニの最後ってあんなじゃないよね?思ってた展開じゃなかったので、そこもがっかり・・・

ユトリロ、コクトー、ガルトルード・スタイン、ピカソとの関係はおもしろいけれど、この映画ではピカソ、すごい悪く描かれている。で、見た目が、彦麻呂(笑)。出てくるたびに、スミマセン、笑ってしまった。

結論。
ホントはイメージ違ったとしても、やっぱり「モンパルナスの灯」の方が好きですね、ワタクシは。

2013/04/11

『しゅうゆ麹で作る毎日のごちそう』

リンネル特別編集 しょうゆ麹で作る毎日のごちそう (e-MOOK)
『しゅうゆ麹で作る毎日のごちそう』  高橋香葉著  宝島社

先日、醤油麹をいただいた。塩麹もいただいたのだが、どちらかというとマイナーな醤油麹から使ってみることに。

といって、どう使うのがいいのかわからず・・・
ネットでいくらでも検索はできるけれど、たまたま本屋に行ったらこの本が目に入って購入。

醤油麹、意外と万能。
隠し味にもなるし、メインの調味料にもなるし、つけ込んでもいいし。

いくつか作ってみて、まだまだ挑戦したいレシピもあるのだけど、小さな瓶なのでもうちょっとで終わっちゃいそう。
気が向いたらまた買ってみます。

2013/04/10

アサヒ クリアアサヒ

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今年もリニューアルしたクリアアサヒ。
どう変わったか?

注いでみると、まあまあの泡持ち。
飲んでみると、一瞬甘みを感じるものの、基本、後味すっきり。まさにクリア。
あ、でもこれ悪くない。コクがあるタイプではないけれど、変な臭みとか後味がないから、すーっと入っていく。
金麦に続く2位に浮上かな、新ジャンルとしては。

プライムリッチより本家のこの方が好き。

2013/04/09

「96時間」

本日の映画

96時間 [Blu-ray]
movie-19 「96時間」 Taken 2008年仏

DIR:ピエール・モレル
CAST:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、ファムケ・ヤンセン
STORY:今は一線を退いた元秘密工作員のブライアン。親友アマンダと一緒にパリに旅だった娘のキムが、誘拐されたと知ったブライアンは一人、奪回に向かう。

☆☆☆リュック・ベンソン製作のアクション・サスペンス。

いかにも!リュック・ベンソン映画である。派手で暴力に満ちていて・・・
勝手にアメリカ映画と思っていたけれど、リュック・ベンソン映画なら、アメリカ映画的要素もあるし。

この映画、93分と短いのもあって、はじめはもたつくものの、途中スイッチが入るとノンストップ。L・ニーソンお父さん、走る走る(笑)

はじめ、娘を溺愛しすぎて(幼い頃、秘密工作員としての特殊任務であまりかまってあげられなかったからなのか)、なんというか、これじゃストーカーだよってほど、つきまとい、心配するお父さん。
まあこれが伏線にもなっているのだけど、お父さんの心配は的中、娘は旅先パリで人身売買組織に拉致されてしまう。「今からおまえは誘拐される」というお父さんの言葉どおり、娘は連れ去られ、そこからお父さんのスイッチが入ってからは、あれよあれよという間に・・・

とにかく、このお父さん、めちゃ強い。そして手段を選ばない。そこまでしなくてもって思うほど。でも娘のためですからね。この一連の描写はかなり暴力的、バイオレンス満載。

このお父さんを演じるのがL・ニーソンというのがミソ。
全然アクションやるイメージなかったですからね。がっちり演技する名優というイメージで。
ところが、いい意味で裏切られたというか、なんかもっさりしてるイメージがあるのに、結構やるのだ。この映画でアクション映画に目覚めたのか、いろいろ出るようになりましたね。

娘役のM・グライスがあまりかわいくないという難点はあるが(笑)、こういう一直線な映画、何も考えずに見られていいかも、です。

2013/04/08

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4』

本日の本

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
book-13 『ビブリア古書堂の事件手帖4』 三上延著 メディアワークス文庫

STORY:江戸川乱歩の膨大なコレクションを譲るかわりにある人物が残した金庫を開けてほしいと依頼されたビブリア古書堂の栞子。謎ときをはじめた栞子の前に現れた人物とは・・・

☆☆☆☆シリーズ4作目。
待ってました!待ちに待った4作目である。

1月からテレビドラマがはじまり、見てみたのだが、あまりにイメージが違いすぎて、2回目以降は見るのをやめてしまった。アニメーションにしてくれた方がよかったなあ・・・

今回は、短編ではなくて、全体は1つのお話になっている。
章ごとに出てくる本は違えど、すべて江戸川乱歩の本。これがツボでしたね。
暗号とか、隠しだなとか、ワクワクしながら読んだ。

1作目から徐々にマンネリ化してきたなと思ったところで、ヒットが出たって感じでしょうか。
いや、これ、おもしろかった。今までで一番おもしろかったかも??一気に読んでしまった。

乱歩ネタにワクワクしたというのもあるのだけど、1作目から見え隠れしていた、栞子さんの母親が大々的に登場して、ストーリーが一気に展開するというのもある。
まだミステリアスな部分もあるのだが、この母親、ひどいよなー。希少価値のある本を追い求めて、娘たちを捨てて出て行ってしまったのだから。
それとも、また次作以降、なるほど、と頷けるような理由が明かされるのか・・・

栞子さんと大輔の仲もちょっとだけ進展したし、一癖も二癖もある母親もどうなるのか気になるし・・・

どうやら、この物語も終盤に近づいているようだけど、次作も首を長くして待つことにしましょう。

2013/04/07

キリン のどごし生

1304071
前からある製品がリニューアル。のどごし生である。

注いでみると、フツーに黄金色なのだが、泡はすーっと消えてしまう。
飲んで一口目、残念感が高まる。
後味がつけたような味で、これが最後までなじめない。
軽いのですすーっと入っていってしまうが、料理にじっくりあわせられるタイプではない。
出始めの頃からどうかねーって思ってたけれど、その印象は変わることがありませんでした。

2013/04/06

「スマーフ」

本日の映画

スマーフ [Blu-ray]
movie-18 「スマーフ」 The Smurfs 2011年米

DIR:ラージャ・ゴスネル
CAST:ニール・パトリック・ハリス、ジェイマ・メイズ、ハンク・アザリア
STORY:小さな青い妖精スマーフたちは、ある日魔法使いガーガメルに追いかけられ、穴におちてしまう。たどり着いたのは現代のニューヨーク。広告マンのパトリックの家にたどり着いたスマーフたちは、自分たちの村に帰る方法を探すが・・・

☆☆☆青い妖精スマーフを主人公にしたコメディ。

スマーフってベルギーのマンガだったんですね。知らなかった。
ずっと、雪印のチーズのキャラクターだと思ってた・・・
って、今の人はこのチーズ知らないよね。チーズキャッチだったっけ?

前にアニメーションもあって、日本でも放映されたらしいのだけど(未見)、こちらは、実写とCGアニメがあわさったもの。しかも3Dだったみたいで。3Dである意味は正直わからなかったけれど・・・

ストーリーは、予定調和というか、たわいもない話で、結末も見えてるし、特に新味はない。
というか、こういう映画で予想を裏切る展開ってのは逆にありえないわけで・・・
どちらかというと子供向けとは思うけれど、まずまず楽しめた。

ギャグはややすべりがちだったけれど(笑)、いちいち、言葉がなんとかスマーフで終わるのはほほえましい。

元々にこんな話があったとは思えないけれど、アメリカ映画なので、現代ニューヨークが舞台。
忙しく働く広告マンとその奥さんとスマーフたちのふれあいの物語となる。
カリカリ、余裕のない生活で、ワンマンな女社長にへいこらする広告マンパトリックも、マイペースなスマーフとの出会いで、次第に自分にとって何が大切かということ悟っていくというストーリー。ちょっと教訓的。

パトリックを演じるのは、元々おでこが広かったが、さらに広くなったニール・パトリック・ハリス。あの子がすっかりおじさんになっていてびっくりだが、コメディリリーフをもっぱら担当するのは、どじな魔法使い役のハンク・アザリア。扮装もあってアザリアだと最初はわからなかったけれど、あいかわらず演技がクドイですね(けなしてるわけじゃない)。

豆知識。
スマーフって身長がりんご3個分だそう。もうちょっと小さいかと思ってましたけどね。
やっぱり、最後までチーズのイメージでありました。

2013/04/05

たかぎなおこ『まんぷくローカルマラソン旅』

本日の本

まんぷくローカルマラソン旅
book-12 『まんぷくローカルマラソン旅』 たかぎなおこ著 メディアファクトリー

待ってました!楽しみにしていた本。

この題名からすると、マラソンシリーズとローカルごはん旅の融合?って思うけれど、一応のメインは走る方でしょう。

でも、ワタクシ、マラソンをしないというのもあるけれど(歩くのは好き)、ついつい目がいってしまうのは食べ物の方。
いつもいつも、行った先々でよく食べること、飲むこと。
たかぎさんもよく食べるけれど、さらに大食漢なのは編集のかとうさん。どんだけ食べるんだか・・・
今回は、北海道たんのカレーライスマラソン大会で、走るのとは別に(このマラソン自体も食材を走って調達してカレーを食べるという大変ユニークなマラソンだけど)、カレー大食いコンテストも開催されていて、かとうさんが出場、見事大会新記録の10杯(10分で!)を食べきるという。ひょえー、すごい。かとうさん、たかぎさんのサイン会でも人気があるそうで。いいキャラ!

それにしても、全国津々浦々、いろんなマラソン大会があるもんですね。
楽しいな。

最終ページに、まさかの事態!いったい何が~
とあって、次がむちゃくちゃ気になるじゃないですか。
早く続刊でないかな。


2013/04/04

サッポロ 北海道PREMIUM

1304041
去年発売されたサッポロの新ジャンル製品がリニューアルということで買ってみた。

なんで北海道?サッポロだから?
あ、でも北海道産大麦麦芽や富良野ホップを使用してもいるんですね。

注いでみると、やや薄めの色。泡はわりと持つ。
飲んでみると、苦味と甘味が微妙にまじりあって、後味はあまりよくない。この残る味が苦手なんだなあ。
正直、去年のものとどう違うのかよくわからなかった・・・

2013/04/03

「ザ・ライト エクソシストの真実」

本日の映画

ザ・ライト エクソシストの真実 [Blu-ray]
movie-17 「ザ・ライト エクソシストの真実」 The Rite 2011年米

DIR:ミカエル・ハフストローム
CAST:アンソニー・ホプキンス、コリン・オドナヒュー、アリシー・ブラガ、キアラン・ハインズ、トビー・ジョーンズ、ルトガー・ハウアー
STORY:神学生マイケルは司祭の道を断念しようとしていた矢先、恩師の神父からバチカンで今も行われているエクソシスト養成講座に行くことを進められる。懐疑的なマイケルだったが、一流のエクソシスト、ルーカス神父の悪魔払いの儀式を目の当たりにして・・・

☆☆☆エクソシストにスポットを当てたホラーサスペンス。

監督はスウェーデン出身のハフストロームで、ホラー系をよく撮るんですかね。「1408号室」はまずまずだった。

エクソシストというと、あの「エクソシスト」を思い出すが・・・
ふーん、ホントにエクソシストは存在するんですね。
悪魔というものがホントに存在するのかについては、自分としてはよくわからないのだけど、日本ではあまりそういう発想はありませんね。神の存在だって信じてない人も多いのだから。

というわけで、なんとなく眉唾もので見たのだけど、意外におもしろかった。
気持ち悪い場面も多かったけれど。

おもしろく見られたのは、アンソニー・ホプキンスが主演だったから。
鬼気迫る演技で、目が離せないのである。
ルーカス神父の悩み、苦しみが乗り移りそうなほど。
特に自身がとりつかれた際の演技はすごい。恐かった。

マイケル役のコリン・オドナヒューははじめて見たが、もうちょっとなんとかならなかったかなー。というよりは、A・ホプキンスと互角にわたりあえる俳優はあまりいないのかも。

蛙が気持ち悪いですよ~

2013/04/02

マーティン・ウォーカー『緋色の十字章』

本日の本

緋色の十字章 (警察署長ブルーノ) (創元推理文庫)
book-11 『緋色の十字章』 マーティン・ウォーカー著 創元推理文庫

STORY:静かな村サンドニで、残虐な殺人が。戦功十字章を授与された英雄が腹部を裂かれ、胸に鉤十字を刻まれて殺害された事件の捜査にあたるのは、村でたった一人の警官ブルーノだった。

☆☆☆フランスの田舎町を舞台とした警察小説。

サンドニが舞台と聞いて、てっきりパリ近郊の町だと思いこんでいたのだが、このサンドニはフランス南西部、ラスコーの洞窟のそばらしい。
というわけで、牧歌的で、静かな村の様子から物語ははじまるが、アルジェリア人の移民である老人の凄惨な死体が発見される・・・
老人は、ベトナムやアルジェリアでフランスのために戦って勲章を授与された英雄。
ナチスの鉤十字が胸に刻まれていたことから、人種問題、民族問題にかかわる殺人と目され、国家警察が乗り出す事態となる。

外国の警察組織ってあまりよくわからないのだけど、このお話でも、国家警察やら憲兵隊やら予審判事やらいろいろと入り乱れて複雑。
そんな中、捜査に加わるのがこの村のたった一人の警官にして警察署長のブルーノ。39歳独身のブルーノは村のお偉方からの信頼あつく、女性にはモテモテのいい男(笑)。
容姿はともかく・・・いや、ホントいいやつなんである。
そして、なんともうらやましい生活(こんな事件さえなければ)!
手作りの家に住み、畑を耕し、お酒やソーセージを作り、休日は子供たちにスポーツを教える。
すっかり村の生活にとけ込んでいるブルーノの捜査の武器はなんといっても、地元の情報網。
この事件もじわりじわりと核心に迫っていく。

事件の真相はとてもつらいもので、明るみにでれば、さらに村を混乱に陥れることになる。
そこでブルーノが下した決断とは・・・
重い決断だが、それできっとよかったのだろうと思えるラスト。

真相に至るまでが決して短くはないのだが、この村の雰囲気が素敵で楽しめる。

次作も読もう。

2013/04/01

サントリー グランドライ

1304011
このところ宣伝をよく見るサントリーの新ジャンル購入。
ドライという名前がついていると嫌な予感がするが・・・

注いでみると、非常に薄い色。泡はかなり盛り上がるもののあっという間になくなる。
飲んでみると、うーん、味があまりないですね。
スーパードライを目標にしてるんだろうか。
でも、ドライ製品をサントリーで出してほしくないな、あんまり。

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