「96時間」
本日の映画
DIR:ピエール・モレル
CAST:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、ファムケ・ヤンセン
STORY:今は一線を退いた元秘密工作員のブライアン。親友アマンダと一緒にパリに旅だった娘のキムが、誘拐されたと知ったブライアンは一人、奪回に向かう。
☆☆☆リュック・ベンソン製作のアクション・サスペンス。
いかにも!リュック・ベンソン映画である。派手で暴力に満ちていて・・・
勝手にアメリカ映画と思っていたけれど、リュック・ベンソン映画なら、アメリカ映画的要素もあるし。
この映画、93分と短いのもあって、はじめはもたつくものの、途中スイッチが入るとノンストップ。L・ニーソンお父さん、走る走る(笑)
はじめ、娘を溺愛しすぎて(幼い頃、秘密工作員としての特殊任務であまりかまってあげられなかったからなのか)、なんというか、これじゃストーカーだよってほど、つきまとい、心配するお父さん。
まあこれが伏線にもなっているのだけど、お父さんの心配は的中、娘は旅先パリで人身売買組織に拉致されてしまう。「今からおまえは誘拐される」というお父さんの言葉どおり、娘は連れ去られ、そこからお父さんのスイッチが入ってからは、あれよあれよという間に・・・
とにかく、このお父さん、めちゃ強い。そして手段を選ばない。そこまでしなくてもって思うほど。でも娘のためですからね。この一連の描写はかなり暴力的、バイオレンス満載。
このお父さんを演じるのがL・ニーソンというのがミソ。
全然アクションやるイメージなかったですからね。がっちり演技する名優というイメージで。
ところが、いい意味で裏切られたというか、なんかもっさりしてるイメージがあるのに、結構やるのだ。この映画でアクション映画に目覚めたのか、いろいろ出るようになりましたね。
娘役のM・グライスがあまりかわいくないという難点はあるが(笑)、こういう一直線な映画、何も考えずに見られていいかも、です。
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