【「もののあはれ」と日本の美展】
art-21 【「もののあはれ」と日本の美展】 サントリー美術館
国立新美術館で、【貴婦人と一角獣展】を見て、お昼を食べたあと、サントリー美術館へ移動。
「もののあはれ」と日本の美展を見て参りました。
「もののあはれ」という言葉は人生の機微や、四季の自然の移ろいなどにふれた時に感ずる、優美で繊細なしみじみとした情趣を意味する、とのこと。
これって日本に特有の情趣だよねと思ったが、本居宣長はこの「もののあはれ」が日本文学の本質であり、「もののあはれ」を知ることこそが人生を深く享受することにつながると言ったという。
なるほどねと思いつつ、鑑賞したわけであるが・・・
ワタクシ、古典文学は教科書くらいの知識しかなくて、もうちょい勉強が必要だったかなあ。
蒔絵箱とか、花鳥図屏風とか、要所要所気に入った作品も結構あって、特に第6章~8章は好みのものが多かったのだが、前半がちょい難しかった。
最終章(8章)は近現代の作品で、ここが一番なじみのあるコーナー。
広重とか、鏑木清方とか。
けれど、「もののあはれ」とは一番遠かったような・・・
サントリー美術館はいろいろといい作品を持っているので、機会があればどんどん見たいと思うけれど、それなりに知識も必要だなと痛感しました・・・
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