岡部明子『バルセロナ』
本日の本
今年の夏はバルセロナに行くので、その予習として読んでみた。
著者は建築の先生で、10年間バルセロナに住んでいたことのある方。
ということで、建築の話だけかと思いきや、美術や、スポーツの話、そして歴史の話等いろいろな視点からバルセロナについて書かれている。
バルセロナの建築というと、ガウディしか思い浮かばなかったのだが、それだけではないということ、どういう過程を経てバルセロナという都市が形成されていったのかがよくわかった。
そして、知っているようで案外知らなかった、バルセロナの辛い歴史も学んだ。
大航海時代の没落、王位継承戦争に巻き込まれて、結果、弾圧されることになったこと、フランコ政権下の圧政と、解放・・・
思い出してみると、前にスペインに行った時は、全然勉強せずに行ったのだった。
やっぱり、その国の歴史、文化など、それなりに勉強していった方がより楽しめますね。
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