外尾悦郎『ガウディの伝言』
本日の本
まだまだスペインの勉強は続きます・・・
読んだのは、サグラダ・ファミリア専任彫刻家の外尾悦郎さん。
ワタクシ、1997年の年末にサグラダ・ファミリアを訪れているのだけれど、このときはまだ全然出来ていなかった。中なんてまったくなかったし、まだ生誕の門も完成してなかったんですね。
この時、日本人が彫刻家として働いてるという話を聞いてへーって思った記憶があるが、その後、外尾さんもすっかり有名に。
生誕の門の天使像、じっくり見てこなければ!
さすが、というべきか、ガウディのことをよく理解していて、なるほどねということが多かった。ほとんど設計図が失われてしまっている状態で、ガウディならどうしたかを考えつつ、一つ一つ丹念に彫刻を完成させていく。素晴らしい仕事だ。
あと何百年もかかると言われていたサグラダ・ファミリアもあと10~20年くらいで完成するらしい(多分)。
フランコ時代が終わり、資金難も解決した今、急ピッチで建築が進んでいるようだが、これも外尾さんをはじめとした多くの人たちの、コツコツ丁寧な仕事の積み重ねがあってのこと。
完成した暁にも是非見てみたいが、前に訪れてから16年たってのサグラダ・ファミリアも楽しみ。
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