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2013/07/13

【ファインバーグ・コレクション展】

art-27 【ファインバーグ・コレクション展】 江戸東京博物館

1307131
ずっと行きたかった展覧会。終了まぎわに行って参りました。

ファインバーグ・コレクションとは、アメリカの化学者であり実業家であるファインバーグ夫妻が蒐集した主に江戸絵画のコレクション。まとまって見られるのはこれが初めてとのことで、見逃せませんね。

ファインバーグ夫妻が一代で集めたものとのことで、いやーすごいですね。
素晴らしいコレクション。

第1章 日本美のふるさと 琳派
まずは、俵屋宗達の「虎図」がお出迎え。日本の虎ってなんでこんなかわいく描かれるでしょうねぇ。猫みたい。これ、特にかわいらしい。
酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図」(夫妻は花鳥図が好きなのかも。他にもありました)。さすがに12枚並んでいると圧巻。どの月もいいな。ここまででかかっていて、思い出せない鳥がいたりして、できれば、何の花か、何の鳥(虫)を書いておいていただけるとうれしかったのだが・・・(賛などは解説がついていてわかりやすかった。いつも読めないことが多いので)
テレビでもやっていた、鈴木其一の「群鶴図屏風」。平面的に見えるけれど、近づいてみると、足や鶴の羽はかなり細かい。其一の他の作品、小襖絵もよかった。

第2章 中国文化へのあこがれ 文人画
池大雅も与謝蕪村も好きな画家。
大きな屏風絵、池大雅の「孟嘉落帽・東坡戴笠図屏風」はユーモラスでおもしろい。おおらかさがいい。
池大雅の妻、池玉瀾の作品もあった。これもなかなか。
与謝蕪村の「寒林山水図屏風」、「竹斎訪隠図屏風」、どちらがいいかなあ。どちらも捨てがたい。
谷文晁(この日の午後はサントリー美術館へ移動してじっくり見てきたのだが)は2点。落款が大きくてびっくり!バランスが面白い画。

第3章 写生と装飾の融合 円山四条派
鮮やかでパッと目に飛び込んでくるのが、応挙の「孔雀牡丹図」。「鯉亀図風炉先屏風」の方が好きだけど。
好きといえば、今年、府中市美術館でたくさん見た森狙仙の「滝に松樹遊猿図」。この人の猿の絵、毛並みが細かいこと!かわいい猿で好き。
竹内栖鳳の「死んだ鶴図」は西洋画の影響を受けている作品だが、ちょっとリアルすぎる。

第4章 大胆な発想と型破りな造形 奇想派
伊藤若冲の「菊図」と「松図」。どちらも大胆な筆さばき。勢いを感じる画。「松図」の方が好きかな。
葛蛇玉の「鯉図」は、水の流れに逆らうよう大きな鯉の姿が迫力。
曾我蕭白の作品では、「宇治川合戦図屏風」がド迫力。2人の武将が鮮やかに描かれているのだが、イメージする蕭白とはちょっと違う。「大黒天の餅つき図」はさらりと描かれた感じがいい。
長沢蘆雪の「拾得・一笑・布袋図」はぷぷっと笑ってしまうようなおかしみのある画。

第5章 都市生活の美化、理想化 浮世絵
このコーナーは、ワタクシのイメージする浮世絵とはちょっと違ったのだが・・・
ラストの葛飾北斎の「源頼政の鵺退治図」は気に入った。想像力を刺激される。亡くなる少し前の作品とのことだが、さすが。

ファインバーグ・コレクション、ワタクシ好みの作品が多く、楽しめました。
残念ながら、15日で終了ですのが、是非!

見終わって、7階のレストランで、深川ぶっかけめしを食べました。
胃にやさしいお食事です。
1307132


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