【エミール・クラウスとベルギーの印象派展】
art-26 【エミール・クラウスとベルギーの印象派展】 東京ステーションギャラリー
エミール・クラウス・・・ルミニスムは、4年ほど前だったか、ベルギー王立美術館コレクション展(損保ジャパン)で、見て以来結構好きで(本家でもたくさん見たけど)、これは是非見なくてはと思っていた展覧会。
残念ながら、東京ステーションギャラリーは、作品リストがなくて・・・
是非作ってほしいなあ。
章立ては次のとおり。
第1章 エミール・クラウスのルミニスム
第2章 ベルギーの印象派:新印象派とルミニスム
第3章 フランスの印象派:ベルギーの印象派の起源
第4章 ベルギーの印象派:日本での受容
いやはや、こんなにまとめてエミール・クラウスが見られるのって貴重ですね。ワタクシ好みの作品がたくさん!
風景画もいいし、お花の絵もいいし。
レイエ川の絵をたくさん描いてるんですね。牛が渡る絵、迫力あり!
人物と風景が画かれている絵は特にタッチが柔らかで、癒されますね。
クラウス以外のベルギー、ルミニスムの画家の作品もなかなかいい。
特にお気に入りは、積み藁の絵(ウェールト)。牧歌的な雰囲気の絵が多いのがツボ。
モネのウォータールー橋の絵と、エミール・クラウスのウォータールの比較もおもしろいが、是に関しては、モネの方がいいかな。
第4章の日本コーナーでは、影響を受けた(実際教えを請うた)画家、児島虎次郎(大原美術館の基礎を作った画家)と太田喜二郎が並んでいたが、今まで気づかなかったけれど、もろ、ルミニスムの影響を受けてたんですねぇ。びっくり。風景画は、日本なのに、まるで外国みたいに見える・・・光が、日本っぽくないのかも。
好みでは、児島虎次郎かな。
印象派が好きな方はきっと気に入ると思います。
是非!
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