「幸せパズル」
本日の映画
movie-48 「幸せパズル」 Rompecabezas 2010年アルゼンチン仏
DIR:ナタリア・スミルノフ
CAST:マリア・オネット、ガブリエル・ドイティ、アルトゥーロ・ゴッツ
STORY:専業主婦マリアは夫と二人の息子に囲まれ、幸せな人生を送っていた。誕生日にプレゼントされたジグゾーパズルにはまってしまった彼女は、パズル大会出場パートナー募集の広告にひかれ、広告主に会いにいく。2人で世界大会を目指すことになり、彼女は家族に内緒でパズルの特訓をはじめる。
☆☆☆アルゼンチン産ドラマ。
アルゼンチンの映画ってそれほど見たことがなかったなあ。5本の指に入るくらい、たぶん。
あ、でもこの映画なかなかよかった。
のっけから、あるあるって激しく頷いてしまう。
マリアが忙しくお料理を作る場面からはじまり、どうやら大人数のホームパーティが催されるみたい・・・
と思ったら、なんとそれはマリアの誕生日だったという・・・
パーティの最中も忙しく働き続けて、主役がねとちょっとかわいそうになる。
夫はやさしいし、息子たちのできもいい。
けれど、毎日が同じ繰り返し。
家族たちは、マリアがやってくれることが当然と思っていて、感謝の言葉もなし。
これって万国共通なんですなー。
何不自由なく幸せな人生と思いつつ、何か物足りなさを感じていた彼女に思いがけない転機が。
お誕生日プレゼントにもらったジグゾーパズルをやってみたら、おもしろくてのめりこんでいくのである。自分では気づいていなかったが、相当な才能。
金持ちの紳士とペアを組み、世界大会を目指すことになったマリアは、家族に内緒で紳士のもとへと通う。
家族にはなかなか言い出せず、時には家事もおろそかになって不審がられながらも、パズルに向かう時は至福の時。次第に開放されていくマリアだが、最終的にマリアがとった道は・・・
思いっきりはじけた結末は見ていて想像しにくいなと思っていたが、やはりね。
家族とともにいることが一番の幸せと気づいたマリアだけど、同時に自分に対する自信もつけて、今までとは違うことも実感しているであろうラスト。
ピクニックの場面がすがすがしかった・・・
« ベッカーズ・ピルス | トップページ | KEロブレ・オーク アシエンダ・デル・カルチェ »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント