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2013年10月

2013/10/31

モンテプルチアーノ ダブルッツォ カルドラ

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イタリア、モンテプルチアーノ種の赤ワイン。
色はかなり濃い。

で、味もまずまずの濃さと渋みがあって、でもくどくはなくて、結構どんな料理にでもあいそうなタイプでありました。

2013/10/30

「ヒッチコック」

本日の映画

ヒッチコック [Blu-ray]
movie-56 「ヒッチコック」  Hitchcock  2012年米

DIR:サーシャ・ガヴァジ
CAST:アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、トニ・コレット、ダニー・ヒューストン、ジェシカ・ビール、マイケル・スタールバーグ、ジェームズ・ダーシー、マイケル・ウィンコット
STORY:「北北西に進路を取れ」が評判となる中、次作の企画探しにとりかかったヒッチコックは、実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルとした小説の『サイコ』の映画化することにする。しかし、内容からして映画会社は出資を拒否、自宅を担保に制作に乗り出すが・・・

☆☆☆飛行機で見た映画第3弾。

ワタクシ、ヒッチコックの大ファンで、ごく初期の作品を除いては全部見ている。
伝記も読んだし、この背景は知っていたが、A・ホプキンスがどうヒッチコックを演じるだとうという興味があって見てみた。

ホプキンス、特殊メイクをほどこして、かなり似せているものの、やっぱり違う。いや当然か。ヒッチコックみたいな人って他にいないもの。でも、なんか雰囲気が似ていて、だんだん本人みたいにみえてくるから不思議。
アルマ役のH・ミレンも同様。実際のアルマは相当小柄な人だったはずだが、H・ミレンは小柄じゃないし。でも、やっぱり似てる気がしてくる。
二人の演技力のたまものなんでしょうね。
どちらかというと、H・ミレンに軍配をあげたいけれど。

ヒッチコックのブロンド好き、セクハラというかパワハラというか、気に入った女優に対する偏執的ともいえる執着、恐妻家、徹底した作品へのこだわり・・・
そうそう、って思いながら見ていたけれど、フツーに考えたら、相当ヤバイ人だな(笑)
でも、だからこそ、あれだけの作品を生み出せたわけで、その影には必ず妻アルマがいたというわけ。

実在の俳優に扮するS・ヨハンソン、J・ビール、J・ダーシーなどもすごく似てる人もあればそれほどでもない人もいるけれど、いずれも好演。
秘書役のT・コレットもおもしろい。

ただ、残念だったのは、エド・ゲインの幻影をヒッチが見る場面。
あれ、なくてもよかったんじゃないかなあ。


2013/10/29

サックス・ローマー『骨董屋探偵の事件簿』 

本日の本

骨董屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)
book-39 『骨董屋探偵の事件簿』  サックス・ローマー著  創元推理文庫

STORY:骨董屋のモリス・クロウは現場で眠れば事件を再現できるといい、実際そうやって数々の難事件を解決してきた。サールズはある事件でクロウと知り合いになり、調査に同行して事件について書き留めるようになる。

☆☆☆100年前に書かれた短編集。
最近、古いのを続けて読んでいるが、翻訳もあるのか、全然古い感じはしない。

作者ははじめて聞いた・・・と思ったが、この人、フー・マンチューものを書いてるんですね。

で、物語だけれど、思った感じと全然違いましたね。
かなり、オカルト的。雰囲気は、サイモン・アーク。

現場で眠ると頭の中に犯人や被害者の心象風景を映し出すことができ、娘(クレオパトラのような絶世の美女・・・らしい)の力を借りてそれを絵にすることができる・・・
って、なんという捜査法!
というか、捜査じゃないよね。

事件自体は最終話をのぞいて、解決してみると、合理的な説明がつくものなのだけど、解決の方法はあまり納得できるものではないんですね。
でも、おもしろくないかというと、案外おもしろかったりして。

クロウ自身も相当不思議なキャラだし、娘のイシスもまた特異なキャラ。
警部や語り手同様、クロウに煙にまかれているうちに、事件は解決しちゃうのだけれど、あ、なるほどねと思えるわけなのだ。

まあ、でもフツーのミステリが好きな方にはあまりおすすめできないかも。

2013/10/28

サッポロ 琥珀ヱビス

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今年もこの季節がやってきた。
限定発売の琥珀ヱビス。
缶のデザイン、今年のは好きだな。

注いでみると、琥珀ヱビスだけに琥珀色。
飲んでみると、わりとまろやかな味だけれど、あとからじわっとくるタイプ。やや(気づかないくらいの)ロースト味。

うん、やっぱりいいですね。

2013/10/27

サントリー くちどけの冬小麦

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サントリーの新ジャンル製品。
10月1日発売ということで、ずっと探していたのだが、全然売ってなくて、ようやく今日業務スーパー&酒のパスポートで見つけた。なんで売ってないんだろう?

注いでみると、なんて薄い色!缶の色と同じくらい。ハイボールなんかの色みたい。
飲んでみると、若干フルーツっぽい香り。そして、軽い。
ビール系飲料とは思えず。なんか、別の飲み物みたい。

何をめざしたお酒だかよくわからない。
来年もあるかなあ?

2013/10/26

ジョイフル本田&コストコ

今日は、そろそろコストコに行くかね~と計画していたのだが、運悪く台風が。
ダメかと思ったら、それてくれたので、たいしたことはなくて、予定通り決行。
最近はまた、多摩境店へ行っていたのだが、今日は入間へ。
というのも、ジョイフル本田に行ってみたかったら。

近所にはなくて縁がなかったジョイフル本田だが、いやはや広いな~
あまりに広くて、どこに何が売ってるか見つからん(笑)。もしあったら買おうと思うものもあったのだが、結局見つからなかった・・・

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気を取り直して、2階へ。
お昼を食べにフードコートへ。
はなまるうどん、ケンタッキー、マック、リンガーハット・・・
いろいろある中で来良哲というラーメンのお店のつけ麺を食べることに(ワタクシ、つけ麺好きなもので)。
ワタクシは濃厚魚介豚骨、同居人は辛みそダレ(大盛り)。

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つけ麺にはめずらしく細麺。メンマも細く切ってあって食べやすい。他の具は、もやし、チャーシュー、のり。
スープはまあよくあるタイプだけれど、好きな味。
つけ麺はだいたい量が多くて食べるのに苦労するのだが、これは麺が細いから、ワタクシでも楽に食べきることができた。

食後にペットコーナーを見て和んだあと、いざコストコへ!

いやはや、本日もたくさん買いました・・・
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2013/10/25

「オズ はじまりの戦い」

本日の映画

オズ はじまりの戦い ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
movie-55 「オズ はじまりの戦い」  Oz:The Great And Powerful  20132年米

DIR:サム・ライミ
CAST:ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ
STORY:奇術師のオズは、いざこざから逃れようとして、オズの国に迷い込んでしまう。悪い魔女を退治してほしいと頼まれ、財宝めあてで旅に出るが・・・

☆☆☆飛行機で見た映画第2弾。

オズといえば、やはりオズの魔法使い。
というわけで、なんかあんまり見る気はしてなかったのだけど、映像はきれいそうなので、それを目当てで見てみることに。

主役はJ・フランコ。ワタクシ、この人ちょっと苦手でそういう意味でもあまり乗り気じゃ
なかったのだけど、これはこれでおもしろかった。オズの魔法使いとはまったく別物と思えばいいのだ。いやでも、案外ちゃんと忠実な部分もありましたね。

オズはちゃらんぽんで女たらし。小物感漂う、しょうもない奇術師。
登場場面は、元祖みたいに白黒。
それがひょんなことからオズの国へ飛ばされると総天然色!
さすが、オズの国は美しい。3D映画ということで、意外に効果あったかも(なにせ飛行機の中だから2D)。

オズの国に行ってからのオズ(ややこしいけれど主人公ね)、はじめはやっぱりしょうもない男なのだけど、助けを求められ、次第に成長する。そういう物語としてはベタだけれど、普遍的なテーマでまあよし。一応最後はちょっとした感動もあるし。

魔女3人は個性的。M・クニスでしょ、R・ワイズでしょ、M・ウィリアムズでしょ。豪華ですな~。
妖艶な前2人に対して、ウィリアムズは清楚。緑、赤に対して、白。これで、役割はわかっちゃうようなものだけど、魔女の方がインパクトあるんだな(フランコファンの方ごめんなさい)。
ミシェルはきれいで素敵なんだけど、ミラとレイチェル、怖いよ(笑)
特に、ミラ、最後の扱いはほとんど漫画。意外とノリノリだった気もするけれど。

猿のフィンリーとか、陶器の少女とか、おなじみマンチキン族とか、脇のキャラも楽しくて、思ったよりずっと楽しめた映画でした。あ、あくまでもオズの魔法使いとは関係ないという前提でですけど。

2013/10/24

キリン グランドキリン

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コンビニ限定発売のビール。
セブンイレブンに行ったらなくて、ファミマで購入。

そうか、セブンイレブンは、アロマだったか・・・
これ、まだ買ってないぞ。

グランドキリンは瓶入りで、330ml。
きれいな泡がたつ。
飲んでみると、一口目さわやかと思ったが、そのあと、かなり強い苦みがくる。
これは、苦いからビール嫌いって人には絶対無理。ホップが強いのかな。
ワタクシは好きなタイプのビールだけれど、ダメって人も多そうなビール。

ジ・アロマも是非手に入れよう。

2013/10/23

ベイビーダヤン(大きなポケットレッスンバッグ)

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通勤には書類が入るようなバッグの他に、お弁当や本を入れるバッグも持っていく。
このバッグは決まってダヤンのバッグ。

ところが・・・
数年使っていたバッグの四隅に穴があいてしまい、しかもどんどん広がってきていて、とうとう限界。
ということで、新宿の美術館に行ったおりに、東口のショップに寄って新しいのを買ってきた。

大きさ的には、いつも大きなレッスンバッグを選ぶのだけれど、今回は2つの柄があって、やっぱり暖色系が好きなのでこれを選んだ。

前のはポケットが一つしかなかったけれど、今回のは2つついていて便利かも。

すすめられてついついポイントカードを作ってしまったけれど、ますます財布がぶたになるよ~

2013/10/22

国分寺:ホルモン焼道場 蔵 国分寺店

おととい、仕事の後、美術館をはしごしてぐったり。
国分寺に戻ってきて外食することに。

国分寺は今、再開発で北口の建物がどんどんなくなっていやに見通しがよくなっているのだが、辛くもその地区に入らなかった通りで見つけたホルモン焼きのお店。
七輪で焼くタイプのお店。
けむけむになるかと思いきや案外そうでもなかった(帰りにお店おいてあったリセッシュはかけたけど)。各テーブルにある換気扇が強力なんでしょうね。

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まずはビールで乾杯。お通しのキャベツはおかわり自由とのことだが、一杯にとどめておいた。

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ホルモン6種盛(塩サガリ、豚ガツ、ハツモト、豚まるちゃん、ホルモン、レバ)。
豚ガツがおいしかった。まるちゃんが一番食べにくいかと思いきや、ホルモンが一番ゴムっぽくて食べづらい。

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焼いてるところ。火力はかなりある。

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椎茸ホイル焼き、とり三昧盛り(鶏もも、ぼんじり、砂肝)。どれも好きな部位。ぼんじりのあぶらがいいな。椎茸はかなりいいものっぽかった。

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再び焼いてるところ。

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三杯目。魔王の梅酒ロック。実は二杯目は撮り忘れたのだった。赤霧島のロック(黒霧島を頼んだら赤もありますよと言われ変更)。

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キムチチヂミ。たれをつけなくてもいける。

ちょっとホルモンにはまりそう・・・
また別のお店にも行ってみよう。

東京都国分寺市本町3-4-7 武蔵ビル 2F

2013/10/21

【トスカーナと近代絵画展】

art-41 【トスカーナと近代絵画展】 損保ジャパン東郷青児美術館

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【モローとルオー展】を見終えて新宿へ移動、続いて【トスカーナと近代絵画展】へ。

フィレンツェのピッティ宮殿近代美術館のコレクションがきているのだが、この美術館、もちろん!フィレンツェに行った際に訪問。宮殿の2階がパラティーナ美術館で、こちらの方に力を注いでしまったので、ちょい駆け足になってしまったけれど、マッキアイオーリを中心に堪能した。
そうそう、3年半ほど前、庭園美術館で【イタリアの印象派 マッキアイオーリ展】も見ましたね(庭園美術館っていつ開館するの?)。

1章 トスカーナのロマン主義絵画にみる歴史と同時代性
サバテッリの「チマブエとジョット」は、羊の絵を描いていたジョットをチマブエが見いだした逸話を描いている。少年が描いている羊の絵が若干微妙な気もしますが・・・
「サンタ・トリニタ橋付近のアルノ川」は夕暮れ時の風景が美しい。描いたのはファンタネージで、この人は、日本でも教鞭をとり、生徒で有名な画家は浅井忠、五姓田義松などがいる。

2章 新たなる絵画 マッキアオーリ
庭園美術館で見たときはマッキアイオーリだったけれど・・・
ファットーリ、シニョリーニ、レーガといった名前には記憶あり。庭園美術館の展示も近代美術館のがきていたんだっけ。
ポスターにもなっているファットーリの「従姉妹アルジアの肖像」。瞳が美しい。
この章の最後に6枚、ファットーリの小品が6枚並んでいたが、どれもよかった。
セルネージ「麦うち場」、ニッティス「オファント川岸で」など、明るい風景画はいかにもマッキアイオーリで好き。

3章 トスカーナにおける19世紀と20世紀絵画の諸相
マッキアイオーリは次第に衰退、その後は様々な絵が出てくる。
ダンコーナの「ジョアッキーノ・ロッシーニの肖像」。これ、よく見る顔(笑)。なんでも画家の兄がロッシーニの医師だったとか。
ギーリアの「貝殻のある静物」。鮮やかな色彩で大きく貝殻や瓶を描いた絵で、インパクトあり。
ロザイ「山と農家」は平面的でおもしろい。いろいろな画家の要素が混じってる感じ。これまた色がいい。

4章 20世紀の画家たち イタリア絵画の立役者たちとその傾向
キリコの「南イタリアの歌」。キリコってギリシャ生まれだけれどイタリア系の人だったんですね。この展覧会の中で一番知られている名前かも。やっぱりシュールな絵。
キリコの弟サヴィニオの絵もあった。
カルロ・カッラの2枚の静物画は気に入った。なかでも「ニシンとアンチョビー」。てっきり、後ろに描かれているのがアンチョビーかと思っていたが(あまり納得はしてなかったけれど)、なんだ、アンチョビーは壺に入ってるの?見えてました?

名前を知らない画家さんたちが多かったけれど、見やすい絵画が多かったです。
こんなイタリア絵画もあるんだなと。
是非! 

2013/10/20

【モローとルオー展】

art-40 【モローとルオー展】 パナソニック汐留ミュージアム

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土曜日、仕事を終えて、【モローとルオー展】に行って参りました。

モローとルオー。作風は一見全然違うように思えるけれど、二人は師弟の関係にある。
以前、パリのモロー美術館を訪れるに際し、モローに関する本を読んで、そこではじめて二人が師弟関係にあり、ルオーはモローの遺言によりモロー美術館の初代館長になったことを知った。
今回の展覧会はモロー美術館の館長監修によるもので世界初の二人展とのこと。それは行かなくちゃ!

ギュスターヴ・モローのアトリエ
二人の写真に続いてそれぞれの自画像の展示。モローは自画像の依頼をことどとく断っていたようで、これは貴重。モローの方が繊細そうな感じ。
モローの「ユピテルとセメレ」。モロー美術館で見たのと違うような・・・と思ったら、前に見たのはもっと大きな作品の方だった。今回きているのもモロー美術館にあるものだが、なんかアンバランスな不思議な絵である。
ルオーの作品では、若き頃コンクールにさかんに応募していた時代の絵がたくさんあった。モローはずいぶんと助言をしていたようで、この時期の絵は確かにモローの影響もみてとれる。ルオーの苦心のあとがしのばれる下絵もあり、ずいぶんと勉強熱心だったことがわかる。
ルオー「人物のいる風景」(これは汐留ミュージアム所蔵で前もみたことはあるが)は、コローのようなモローのような作品で、「夜の風景」は、のちに版画でもそういった作品はあるが・・・社会の下層の人々に目を向けた作品で、暗い雰囲気が漂っている。

裸体表現
モロー「メッサリーナ」は第4代ローマ皇帝であり娼婦でもあった女性を描いているが、退廃的なムードが漂う作品。
ルオーの裸体画は絵画の練習という感じであった。

モローとルオーの往復書簡
二人の書簡がいくつか展示されていた。
モローは筆無精だったというが、ルオーに対しては心のこもった手紙をたくさん残したようだ。ルオーの手紙の方が短くて、文章の雰囲気からすると、やはりモローの方が繊細な感じを受ける。

聖なる表現
モローもルオーも宗教的な主題の作品をたくさん残しているが、若干テーマは違う。
ルオーはキリストを多く描いており、「聖顔」(ヴェロニカの布に移った顔)もたくさんあるが、今回きていたのは、ポンピドゥーセンター所蔵の作品。見開いた目の力がすごい。
結構気に入ったのは「三本の十字架」で、寂しげだが美しい。
モローの「ピエタ」は未完成とのことだが、人々の悲しみが伝わってくる、いい作品。

マティエールと色彩
モロー「パルクと死の天使」は、絵の具がボテっとおかれていて、むしろモローがルオーに近づいている気がしたが、結構強烈な印象の絵である。ワタクシとしては、やはりもっと繊細な絵の方が好きですが。
お隣にはルオーの「我らがジャンヌ」。これは、よく知るルオーの絵といった感じだが、モローよりもっと色彩が鮮やかでインパクトがある。

幻想と夢
パリのモロー美術館の映像が流れていた。
いやー、ホント、この美術館は素敵。午後も遅い時間に行ったので、全部細かく見切れなかったのが心残りで、今度行ったらもうちょっと時間をとってゆっくりみたい。
そして、モローの蔵書「北斎漫画」の展示が。へー、こんなものも見てたんですねぇ。
この展覧会で一番気に入ったのが、「ヘラクレスとレルネのヒュドラ」。この妖しさ!まさにモローだ。幻想的というよりは、不気味さがかっている気もするが。
「一角獣」は、あのタピスリー「貴婦人と一角獣」に触発されて描いたものらしい。
最後は、このミュージアム所蔵のルオーの作品でしめくくり。

モローとルオーの2人展。
あるようでなかった展覧会。
モローもルオーも好きなワタクシとしては、ホントにうれしい展覧会でした。是非!

2013/10/19

四ッ谷:Vida Rosa

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土曜勤務が終わっての昼食。
土曜はあいているお店も少ないから、難しい。
今日も一軒目は、土曜はランチがなく・・・
二軒目はランチをやっていたものの、平日みたいなセットメニューがなく断念。
そこで、前から興味があった、メキシコ料理のお店に入ってみることに。


せっかくなので、タコスにしようかとも思ったが、食べにくそうだったので、アボカド目玉焼きのせタコライスに(880円)。

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スープと飲み物つき(グアバジュースにしました)。

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タコライスにポテトフライとワカモレがついている。
ちょっとお酒がほしくなったところだったけど(笑)、なかなかいいな。
今度はハンバーグを食べてみよう。


東京都新宿区四谷2-2

2013/10/18

バルドゥイン・グロラー『探偵ダゴベルトの功績と冒険』

本日の本

探偵ダゴベルトの功績と冒険 (創元推理文庫)
book-38 『探偵ダゴベルトの功績と冒険』  バルドゥイン・グロラー著  創元推理文庫

STORY:20世紀初頭。ウィーンの素人探偵ダゴベルトは毎週、友人との晩餐後、社交界でおこる様々な事件とその顛末を語る。

☆☆☆短編集。

ダゴベルト?作者の名前も難しいしと思ったら、オーストリア産のミステリーだそうで。オーストリアのってあまり読んだことない(はず)。

はじめは、探偵役のダゴベルトが使徒ペテロ風のおじさん?
と思ってうーむと思ったのだが、いや、なかなかおもしろかった。だんだんとダゴベルトが好きになったし。

とっても優雅なんですね。
第一世界大戦前のウィーン、それも上流(貴族)社会が舞台。
それなりに深刻な事件もあったりするが、ダゴベルトがスキャンダルにならないよう、穏便に解決するという結末のお話が多くて、それでいいのか!と思わなくもないけれど、粋なはからいもあり、やるね、ゴダベルト!

ダゴベルトも大金持ちで働かなくともいい身分。
で、ひまなつれづれにアマチュア探偵をやっているという、実にうらやましい身分なのも、なんとなくのんびりムードが漂ったりして、あまり殺伐としていないところが、よろしい。
現代的なミステリーを読む合間にはこんな古風なミステリーもいいもんですね。

この作家ははじめて読むんだよなと思ったら・・・
なんと、『探偵小説傑作集』に収録されていたのか。昔々読んだはずだが、まったく記憶にない・・・

残り9編も是非出してほしいな。

2013/10/17

アサヒ 冬の贈り物

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アサヒの新ジャンルである。
去年もありましたね。

注いでみると、フツーのビール色だが、泡はわりとすぐいなくなる。
飲んでみると、うーん薄い。
ミュンヘン麦芽使用とか、3種類のホップ使用とか書いてあるのだが、コクはなし。
そして、臭みもあって、これは明らかにビールとは違う。

冬製品、3品飲んだわけだけど、残念ながらこれが最下位。

2013/10/16

GRAFENWALDER HEFE WEISSBIER

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母親にドイツ土産にもらったビール。
なんとペットボトルである。
じゃなきゃ、もって帰れないよねぇ。

ちょっと調べてみたら・・・
Lidlというドイツのスーパーで売られているプライベートブランドビールとか。
ふんふん、容器を返せば0.25ユーロ戻ってくるのか・・・
もう捨てちゃったよ(笑)

注いでみると、ヴァイツェンよりちょっと濃いめの色のような。
でも飲んでみると、まぎれもなくヴァイツェン。ふわっと果物の香りが。
じるじるとじっくり飲めるヴァイツェンで、まずまずでありました。

うらやましいな、ドイツ!

2013/10/15

【ターナー展】

art-39 【ターナー展】 東京都美術館

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レオナール・フジタ展を見て、昼食をとってから上野へ移動。はじまったばかりのターナー展へ。入り口ではわからなかったのだが、入ってびっくり!かなりの混雑である。小さな水彩画も多いから、仕方ないのかもしれない。

ほぼ、テート美術館のコレクション作品で、油彩が30点あまり、残りは水彩やスケッチブックなどである。

Ⅰ 初期
小さな自画像が飾られていた。わりと端正な青年といった感じだが、実際はさえない感じだったとか(笑)。ま、自画像だからね。
ターナーというと、晩年の光と大気を描いたもやもやとした絵のイメージだが、最初からそういう絵を描いていたわけではなくて、若い頃の作品はかなり細かく描きこみがされているのである。風景画だけというわけでもない。
けれど、なんとなく人物を描く画家というイメージはまったくなくて、男性裸体像の習作なんぞが飾られていると、不思議な感じ。

Ⅱ 「崇高」の追求
ターナーは、イングランドのみならず、大陸にも足をのばし、たくさんの風景画を残している。
「バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨」はちょうど雨がやみつつあって虹が出てきたという風景だろうか。湖にも移る光が美しい。
ヨーロッパの山々の風景はどれも迫力があるが、なんといっても「グリゾン州の雪崩」だろうか。実際にあった雪崩を描いているのだが、岩が砕け、家が押しつぶされる様子が破壊力のすさまじさを物語っている。
ターナーというと、神話や聖書には縁遠いイメージがあるが、そうした絵も描いてはいる。ただ、風景の方がメインなのかもしれない。

Ⅲ 戦時下の牧歌的風景
第3章は平和な絵が並ぶ。
牛、羊、静かな村・・・
また、めったにない風俗画も(「鉄の値段と肉屋の子馬の装蹄料を巡って言い争う田舎の鍛冶屋」)。フランドル絵画風である。

Ⅳ イタリア
ターナーはしばしばイタリアを訪れている。
バチカンからの風景が何枚かあるが、一番気に入ったのは、「ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」。いろいろな要素が詰まった絵で、宮殿や広場の建築、装飾も美しいのだが、ラファエロが描かれているのがおもしろい。聖母の絵までも!
「チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア」は漱石の『坊ちゃん』で言及されているとのこと。明るい絵だ。
「レグルス」も印象的。レグルス(敵に捕らえられまぶたを切り取られたために、目を閉じることができず、まぶしい日の光で失明した将軍)が直接的に描かれているわけではないのだが、強烈な光でまぶしさを感じさせる絵である。


Ⅴ 英国における新たな平和
ターナーは王室から絵を依頼されたものの、戦意高揚になるような絵を絵が描かなかったからか、2度と声はかからなかったそうであるが、パトロンはたくさんいて、生活には困ることがなかったようだ。
パトロンの一人に呼ばれて滞在して描いたのが、ペットワース・ハウスのシリーズ。このお屋敷の中にはターナーのコレクションもあるらしく、うーん、行ってみたいな。

Ⅵ 色彩と雰囲気をめぐる実験
まさにこの章は、ターナーが絵を描くに際して試行錯誤した様子の絵・・・ともいえない作品(ともいえないね)の展示で、ふーん、なるほどねという以外なにものでもないという(笑)
昔、絵の具は豚の膀胱に入れられていたというのをはじめて知ったのが有意義だったという程度(笑)。

Ⅶ ヨーロッパ大陸への旅行
ターナーは風景を描くためというのもあったのだろうけれど、旅好きでもあったんでしょうね。頻繁に旅に出かけていて、イタリアの他、フランス、ドイツ、スイスの絵画もたくさんある。
個人的には、やはりスイスの風景がいいですね。

Ⅷ ヴェネツィア
イタリアの中でもターナーは特にヴェネツィアが気に入っていたようだ。
長らく我が家の玄関にも飾ってあったが、「ヴェネツィア、嘆きの橋」はとても美しい。淡い色彩がやわらかな雰囲気を醸し出していてすてき。
60歳頃の作品が多く、正直、ちょっと溶けかかってないか?というのもあるにはあるのだけど、ヴェネツィアという土地の雰囲気によくあってはいる。

Ⅸ 後期の海景画
ターナーは、海景画も多い。
特に、嵐の中の船を描いた画は迫力満点(実際は決して嵐ではなかったのに、ドラマティックにするために、嵐を描いたということもあったらしい)。
しかし、後期はやはり、画面がもやもやとしていて「荒れた海とイルカ」などはどこにイルカがいるの?と思ったり・・・

Ⅹ 晩年の作品
晩年の2作品、「戦争、流刑者とカサ貝」、「平和-水葬」が並んでいたが、色が対照的である。ワタクシの好みは後者であるが、当時は黒が強すぎると批判されたらしい。船の灯りと黒い船の対比が美しいと思うのだが。
「湖に沈む夕陽」などは、もはや何が描かれているかわからない。完成品なのかどうかすらわからないらしいが・・・

テート美術館のコレクション(テートはこれでもかってほどターナーがたくさんあるので、最後は食傷気味になるかも)の極々一部ではあるけれど、若い頃から晩年までの作品が一通りそろっており、勉強になります。
是非!

2013/10/14

渋谷:牛兵衛 渋谷店

渋谷:牛兵衛 渋谷店

Bunkamuraザ・ミュージアムでレオナール・フジタ展を見た後の昼食。
渋谷でお昼ご飯というのも、お店を知らないから大変なのだけど、いろいろとお店はあるはず。
だけど、やっぱりよくわからないので、行き当たりばったりで焼き肉やさんに入ってみた。
メニュー看板がおいしそうだったので。
案内されたのは個室。

選んだのは、ワタクシがスンドゥブ&チヂミランチ、同居人はユッケジャン麺&チヂミランチ。いずれも980円。
飲み物はセルフサービスで、コーン茶をいただいた。

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まずはサラダと漬け物が到着。

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サラダが食べ終わった頃、チヂミが。ほどなくして、スンドゥブ、ご飯が到着。
おー、チヂミが写真より立派。意外なボリューム。つけダレでいただく。
スンドゥブは割と辛い。中辛マークだったけど。はじめはあっちっちで微妙にやけど。特に豆腐が・・・

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同居人のユッケジャン麺。麺は、韓国麺と中華麺とうどんが選べるが、同居人は韓国麺をチョイス。冷麺のような、弾力のある麺。

この値段なら十分。おなかいっぱいになりました。

夜のメニューで気になったのが、いろいろなお肉の一本焼き。これ、食べてみたい!


東京都渋谷区道玄坂2-25-5 島田ビルB1

2013/10/13

【レオナール・フジタ展】

art-38 【レオナール・フジタ展】 Bunkamuraザ・ミュージアム

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フジタ作品を国内で最も多く所有するポーラ美術館のコレクションを中心とした展覧会。
ポーラも数年前に訪ねたが、そんなに持ってたのか!まあいつもすべてを展示してるわけではないのだろうけれど。

Ⅰ モンパルナスのフジタ 「素晴らしき乳白色」の誕生
フジタの作品の他、フジタが影響を受けたり、親しくしていた画家の作品も展示。
フジタもはじめは、まったくフジタ的ではないんですね。「巴里城門」など、尊敬していたというアンリ・ルソー風だし、「礼拝」の女性の首の長さは、親友モディリアーニ風だったり。
へー、それに、モデルを務めたキキは、元々キスリングのモデルだったんですねぇ。
そして、いよいよ乳白色の登場!土門拳撮影した写真にも写っている、シッカロールがその秘密だったことは最近になってわかったこと。
乳白色といえば、裸婦なのだけど、その中でも猫も描かれているのが個人的には好き。「座る女性と猫」、「タピスリーの裸婦」。両方とも同じ猫かな。毛並みがいいんだな~
女性でもなく猫でもない乳白色の作品もあった。「自画像」であるが、縫い物をしているという自画像。なんかほほえましい絵。フジタ、かなり手先の器用な人だったみたいですね。
異色の作品は、「ピアノと娘」。これはパッと見、フジタとはわからない。第二次世界大戦下のパリで描かれ、日本に持ち帰られたものの、長らく所在不明となっていたという作品。
貴重です。

Ⅱ フジタの子どもたち アトリエのなかの物語
フジタは戦争責任を問われる形で、戦後パリへと戻り、子どもをテーマとした絵画を多く描くようになった。
子どもといっても、かわいらしい子供ではない。
どちらかというと、不気味というか、グロテスク一歩手前というか・・・奈良美智の世界にも通ずるものがある。
ポスターにもなっている「誕生日」。なんとなくアリスのティーパーティーを思い起こすけれど、よくよく見ると変。ちっとも楽しそうじゃあない。窓の向こうからのぞいている子供たち(招待されずにうらめしく思ってる?)の怖いこと・・・
犬やきつねを擬人化した作品の方がよっぽど、人間味があるような。
マケット(家の模型)も展示されていた。いやー、よくできてるな。さすが、器用なだけある。ドールハウスみたい。
この中で、異色なのは「植物のなかの裸婦」。色合いがフジタ的ではない。描かれている植物が南国的でおもしろい。

Ⅲ 小さな職人たち フランスへの讃歌
今回、一番楽しみにしていたのは、〈小さな職人たち〉のシリーズ。15センチ四方という小さなパネルにあらゆる職業の子供たちが描かれている。200点あまりあるらしいが、今回は95点を展示。
いや、やっぱりこれはおもしろい。あいかわらず、子どもはちょっと怖いのだけど、ユーモアがある。定番の職業から、パリならではのもあり、またなるほどねというのもある中で、「うわさ好き」、「癇癪持ち」、「守銭奴」なんてのは職業なのかなあ?
残りの100点あまりも是非見てみたいものだ。
最後は「スペイン扉のためのパネル画」。スペインで手に入れたアンティーク扉のために描いたものとのこと。これもやはり子供がテーマで、気に入った絵もあったにはあったけれど、こんな扉だったらちょっと落ち着かない気もするぞ(笑)

今まで見たことがなかったフジタ作品がたくさんあって、とっても充実。
明日で終了ですが、是非!

2013/10/12

シャトー・グラン・メイノー

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2010年ボルドーコンクール金賞受賞、の赤ワインだそうである。

こういうのって○○賞受賞ってのはあんまり信用ならないのだが・・・

メルロー34,カベルネ・フラン40、カベルネ・ソーヴィニヨン20,マルベック6。
いろいろと入ってますねぇ。

フルボディのようなのだけど、それほどフルボディって感じはなくて、気安く飲める感じのボルドー。普段飲むにはまったく差し支えない。

2013/10/11

「世界にひとつのプレイブック」

本日の映画

世界にひとつのプレイブック Blu-rayコレクターズ・エディション
movie-54 「世界にひとつのプレイブック」  Silver Linings Playbook  2012年米

DIR:デヴィッド・O・ラッセル
CAST:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー、ジュリア・スタイルズ
STORY:妻の浮気が原因で怒りをコントロールできなくなったパット。ようやく精神病院を退院したものの、あいかわらず怒りをコントロールできない。ある日、夫を亡くして情緒不安定になっているティファニーと知り合い、ダンスコンテストに出場することになるが・・・

☆☆☆ジェニファー・ローレンスがアカデミー主演女優賞を獲得した映画。

やっとここまでたどり着いたか・・・
って、夏休みにスペインに行く往きの飛行機で見た映画1本目なんである。

なんか、日本題がダサイのだけれど(笑)、決して内容はダサくはないですぞ。

お互いに精神のバランスを欠いた二人が出会い、成長し、再生するドラマなのだけど、最後は素直に感動する。
何があっても、人間やり直せるんだなと。

コメディの範疇なのだろうけれど、シリアスな場面も多いし、笑いだけを期待するとしんどいドラマだろう。軽いのりでは見られない映画だけれど、出演者がこぞっていい演技なので、見応えのあるドラマに仕上がっている。

こういう役ってオスカー向きだよねとは思うものの、この若さでのオスカー獲得はすごい!
若干大げさな芝居も混ぜつつ、でもかなり繊細なお芝居ができるJ・ローレンス。今後が期待できる。
そして、B・クーパーもこんな芝居ができるとは。あの映画のせいか、どうもちゃらい雰囲気がするクーパーだけれど、いいですよ、この役は。あらためて感心。
デ・ニーロとウィーヴァーはベテランらしく、もちろんうまい芝居。
なんか、切れるデ・ニーロがおかしかった・・・(しょうもない父親・・・)

役者がすばらしいドラマっていいなあ。

2013/10/10

東海林さだお『どら焼きの丸かじり』

本日の本

どら焼きの丸かじり (文春文庫)
book-37 『どら焼きの丸かじり』 東海林さだお著 文春文庫

丸かじりシリーズ30作目。ますます絶好調!

これ、最後の方を、えらくおなかがすいた帰りの電車で読んで辛かったこと(笑)
空腹の時に読んじゃいけません・・・
特に、筋子の章ではよだれがたれそうだった(笑)
そうそう、ワタクシもイクラより筋子の方がエライ!と思うぞ。うー、食べたい。健康診断も終わったことだし、いいかな?

新しいことにも相変わらずチャレンジしてますね。
零度ビールを飲んだり、帝国ホテルでハンバーガー食べたり(なにもそんなところで・・・)。

次、早く文庫化されないかなあ。


2013/10/09

キリン 冬麒麟

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冬ビール第二弾。いや、これは新ジャンルですね。
これまた毎年出ている冬麒麟である。

注いでみると、薄い色で泡はすぐに消える。
飲んでみると、うーん、相変わらずのボンド臭。なのに、苦みより甘みがたって、さらにコクなし。あっさり味だ。
というかあっさりすぎる。

去年とあまり変わっていないのでは?


2013/10/08

サッポロ 冬物語

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早いもので、もう冬ビールの季節到来。
今日はだいぶ涼しいけれど、また暑くなるわけだし、なんか、冬って感じはしないんですけどね。
そういえば、秋製品も相当暑いうちに出るんですよね。

注いでみるとごくフツーのビールの色で、泡は細かい。
飲んでみると、苦みがかなりある。これ、ビールは苦くてきらーいって人には厳しいかも。ワタクシは好きですが。
コクもあって、毎年、この製品はいいですね。

2013/10/07

【竹内栖鳳展】(後期)

art-37 【竹内栖鳳展】(後期) 東京国立近代美術館

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先日前期展示を見にいったところではあるが、とてもすばらしかったので、後期も行くことに。
前期展示の感想をたっぷりと書いたので、今回は簡単に。

第1章 画家としての出発
「芸阿弥(唐瓜と胡蝶図)模写」。若い頃から才能豊かだったことがわかる作品。
写生帖は頁替えがされていて、またまた楽しめる。ホント、全頁見てみたい。


第2章 京都から世界へ
前後期通しての展示「金獅子」がやっぱりすばらしいのだが・・・
大阪歴史博物館所蔵の「獅子図」もいい。たてがみ、毛並みが細かい。
「狐狸図」も好きだが、一番気に入ったのは、「雪中噪雀図」。雪の中、にぎやかにさえずる雀がほほえましい。


特集展示1 美術染色の仕事
ここはあまり変わらず。

第3章 新たなる試みの時代
「アレ夕立に」の下絵がきていた。残念ながら、完成品は10月8日からの展示で見ることはできない。
「群鴉」はカラーのはっきりした作品。ちょっとめずらしいかも。黒が目立つ。
しかし、この章の一番のみものは、やはり「斑猫」。山種ので、数度見てはいるのだが、何度見てもいいなあ。毛並みを描かせるとさすが、なのである。
この作品が一番人だかりができていた。

特集展示2 旅
ローマの図は姿を消していたが、代わってきていたのは、「和蘭春光・伊太利秋色」。オランダとイタリアなのだが、やっぱり樹木が日本的。
中国を描いた絵は南画的で、これはこれで味わいがある。

第4章 新天地をもとめて
猫といえば、この作品の猫もかわいい。「小春」という作品で、かごの中の猫が描かれている。
「冬瓜」は冬瓜の上に、ネズミがおり、「炎暑」はじょうろの上に蜂。こういう構図が好きだったのかもしれない。
「艶陽」の蛇はちょっとなあ・・・
一番気に入ったのは、「惜春」。薪の上にウグイス、そして下には花びらが散っている。いかにも春らしい淡い色彩ですてき。

特集展示3 水の写生
後期展示は滝の絵で統一されていて、前期展示よりよかった。滝マニアなので・・・

前後期とも充実していました。
まだの方は是非!

蛇足
時間があったので常設展示も駆け足で。
新しい所蔵作品である、速水御舟の作品の展示があったのだが・・・
ぱっと見て、御舟とは思えない作品なのでありました。
1310072

2013/10/06

竹橋:KUSHI GARDEN DELI&CAFE

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国立新美術館から国立近代美術館へ。
その前の昼食は、パレスサイドビル内にて。あのあたりって、ここしかないので悩ましい。
12時からはものすごい混むし。
ということで、11時半を目指した。さすがにこの時間だとすいてますな。

今回は、マクロビオティックカフェに入ってみた。
玄米と有機野菜を使ったお料理で、動物性食材、砂糖、卵、乳製品、化学調味料は一切使用していないとのこと。
体によさそう・・・
と思ったけれど、昨日来た健診の結果、肉、卵、ミルクをもっととれ!ってことだったので、毎日はだめだな(笑)

頼んだのは、根菜のマイルドカレー(スープつき)。
玄米は苦手なのだけど、これは食べやすい。
そしてお料理は胃にやさしそう。
カレーはもうちょっと辛い方がよかったけど・・・
あ、スパイシーカレーの方を頼めばよかったのか。

女性向けのお店って感じだったけれど、男性もちらほら。
量はワタクシでもきちんと食べ切れたので、少なめかも。

東京都千代田区一ツ橋1-1-1
パレスサイドビル 1F

2013/10/05

【アメリカン・ポップアート展】

art-36 【アメリカン・ポップアート展】 国立新美術館

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アメリカのジョン&キミコ・パワーズ夫妻のコレクションを紹介する、アメリカン・ポップアート展に行って参りました。
当初、この展覧会はパスしようかなと思っていたのだが、やはりキャンベルのスープは見てみたかったのと、今年、マドリッドのティッセン・ボルネミッサ美術館でリキテンスタインの作品を見て、他のも見てみたいと思って、やはり行くことに。

アメリカのお金持ちってすごいなあといつも感心するのだが、この夫妻のコレクションもしかり。財力が違う・・・

アメリカン・ポップアートといっても、今回きている作者で知っているのはウォーホルとリキテンスタインのみというお寒い状況なのだが、意外と楽しめた展覧会だった。

1.ロバート・ラウシェンバーグ
レウシェンバーグはコンバイン・ペインティングを制作。カンバスやパネルに、新聞やポスターの切り抜き、写真から日用品、家具などを組み合わせ、さらにペイントを加えたもの。
何が貼られているのかなーと見るのが楽しく、ついつい顔を近づけて見てしまった。
切り抜きのコラージュはよくあるけれど、え、こんなものまでというのまであったり。「ブロードキャスト」は、裏にラジオまで入っているそうで、創られた当時はつまみをまわすと実際にラジオが聴けたとか。

2.ジャスパー・ジョーンズ
数字やアルファベットの羅列などはデザイン的。
アメリカ合衆国の地図をモチーフとした「地図」や国旗をモチーフとした「旗」などもおもしろいが、ワタクシが気に入ったのは「うす雪」のシリーズ。淡い色あいが好き。

3.ラリー・リヴァーズ ジム・ダイン

4.クレス・オルデンバーグ
ソフト・スカルプチャー(日用品を巨大化し、布やビニールで覆ったもの)。
ぐにゃっとしたドラムがなんともいえずおかしい、「ジャイアント・ソフト・ドラム・セット」が目を引く。
消火栓とかネズミとかおもしろいものに注目する人だなあ。
一連のリトグラフ作品がワタクシ的にはお気に入り。

5.友人としてのアーティストたち
夫妻はアーティストたちと親しくつきあい、自宅にもしばしば招いていたという。
そして、そんなつきあいの中で、描いてもらった絵がたくさんあるという。なんともうらやましいではないですか。かわいらしい小品が多いコーナー。

6.アンディ・ウォーホル
いよいよ登場!
いや、すごいな200個もあると。「200個のキャンベル・スープ缶」大迫力。よく見ると、そう細かく描いてあるわけではなくて、「キャンベル・スープ」の方が精巧に描かれているのだけど、いやよく描いたね、200個も(笑)
モンローや毛沢東などに混じって、キミコ・パワーズさんを描いた作品もたくさん。
小品もたくさんあって、へー、こんなのもウォーホルと思う作品もあった。

7.ロイ・リキテンスタイン
ちょっとしたマイ・ブームになったアーティストだが、なるほど、これって漫画っぽい・・・アメコミ風なんですねぇ。
赤、青、黄の原色を使っていて、たくさん見ていると目がちかちかしそう(笑)。まあでもこれも楽しい。

8.メル・ラモス ジェイムズ・ローゼンクイスト トム・ウェッセルマン
この3人の中ではトム・ウェッセルマンが一番気に入った。
「グレート・アメリカン・ヌード50」は、ルノワール、セザンヌ、ルドンの絵と、アメリカ的なものと女性(ポスターから切り取ったものらしい)が同居しているという、不思議な作品。

とにかく、明るくて楽しい展覧会。
是非!

2013/10/04

インクスポット ヴァン・ノワール

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南アフリカの赤ワイン。

味も色もさすが濃い。
ピノタージュ78、シラー12、サンソー10だから当然といえば当然。そして、度数も高い(14.5%)。

甘みも少しあって、これはおいしい。

2013/10/03

「剃刀の刃」

本日の映画

剃刀の刃 [DVD]
movie-53 「剃刀の刃」  The Razor's Edge  1946年米

DIR:エドマンド・グールディング
CAST:タイロン・パワー、ハーバート・マーシャル、クリフトン・ウェッブ、ジーン・ティアニー、アン・バクスター、ジョン・ペイン、エルザ・ランチェスター
STORY:第一次世界大戦で友人を失って以来人生の目的を見いだせなくなった青年ラリー。貧乏な生活に耐えられなくなった婚約者イサベルは金持ちと結婚してしまう。イサベルの友人ソフィは幸せな結婚したのもつかのま、交通事故で夫と娘を失い・・・

☆☆☆サマーセット・モームの小説の映画化。

昔々読んだな、この小説。でも全然覚えてなかった(笑)。
まあ、それほどモームの小説は好きでもなかったし。

あまり共感できない人物ばかりなので、なかなか感情移入しにくいのだが、映画はかなりのメロドラマ仕立てなのでそれなりに見られる。

ラリーは、いつまでも行く先を見つけられないタイプ。自分探しにインドまでいき、悟りの境地に達しかと思われたが、結局また放浪の旅に出てしまう。なんか、イライラするタイプ(笑)。演じるのはタイロン・パワーだが、いつも通り大根で、演技が平板すぎる。

彼の婚約者は、ジーン・ティアニー演じるイサベルで、これが相当な俗物。
ラリーを見限って金持ちと結婚したものの、夫が破産、困窮するものの、見栄を張り続ける。そして、相当な悪女。親友を破滅に追いやるのだから。こういう役、ジーン・ティアニー似合うよなあ。

その親友がアン・バクスター演じるソフィ。
A・バクスター、これでオスカーを獲得。
確かに、あのアル中演技は鬼気迫るものがあるのだけれど、こういう役ってオスカーとりやすいですよね。
この役、確かにかわいそうなのだけど、自分を憐れみすぎるところがやや共感できず。

イサベルの叔父がクリフトン・ウェッブ演じるテンプルトンで、姪におとらずスノビッシュな人物。最後まで俗物であり続けるところが憐れだ。

というわけで、なんだかねって人物のオンパレードで、もやもや感は晴れず。
たぶん、小説の方がよかったと思う(覚えてないけど・・・笑)。

2013/10/02

カンポ・ヴィエホ クリアンサ

1310021
先日、スペイン風の食事にしようと思って、西友で買ったワイン。
1000円ちょっとのお値段のリオハワイン。

うん、おいしいワインでしたね。
まろやかな中にも適度な酸味があって。
スイスイ飲めちゃう。

今年は、まだまだスペインのワインを飲みそう。

2013/10/01

「ホテル・ルワンダ」

本日の映画

ホテル・ルワンダ [Blu-ray]
movie-52 「ホテル・ルワンダ」  Hotel Rwanda  2004年英伊南ア

DIR:テリー・ジョージ
CAST:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、ジャン・レノ
STORY:1994年ルワンダ。フツ族とツチ族の和平がまとまるかに思えた時、フツ族の大統領が暗殺され、フツ族がツチ族を襲撃しはじめる。ベルギー系の高級ホテルの支配人ポールは逃れてきた人々をかくまう。

☆☆☆☆実話の映画。

ルワンダの大量虐殺事件、詳しくは知らなかったのだが、想像以上に悲惨だったんですね。
民族問題というのは古来からあるもので、なぜ?と思うけれど、割り切れる問題じゃない。
しかし、ルワンダの場合、作られた対立だったようなのだ。
ベルギーの入植者がツチ族の方が優れているとしたため、フツ族の恨みがつもりに積もって爆発した、ということらしい。
同じ国の人が殺し合うという悲劇。そして、国際社会はそんな悲劇的な国を見捨てるという・・・
実につらい映画だった。

主人公の支配人ポールは、世の中をうまく渡るタイプで、最初は逃げ腰。
しかし、次第に正義感に目覚め、たくさんの人を救うことになる。
脅し、賄賂、金、あらゆる手段を使う。なかなかしたたか。
演じるのはドン・チードルだが、すばらしい存在感で、この人以外考えられないキャストでである。

ラスト、主人公の家族は助かるが、取り残された人もたくさんいるわけで・・・
ほっとするとともにやりきれない思いも残る。

いやでも、これは是非とも見るべき映画と思う。

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