【トスカーナと近代絵画展】
art-41 【トスカーナと近代絵画展】 損保ジャパン東郷青児美術館

【モローとルオー展】を見終えて新宿へ移動、続いて【トスカーナと近代絵画展】へ。
フィレンツェのピッティ宮殿近代美術館のコレクションがきているのだが、この美術館、もちろん!フィレンツェに行った際に訪問。宮殿の2階がパラティーナ美術館で、こちらの方に力を注いでしまったので、ちょい駆け足になってしまったけれど、マッキアイオーリを中心に堪能した。
そうそう、3年半ほど前、庭園美術館で【イタリアの印象派 マッキアイオーリ展】も見ましたね(庭園美術館っていつ開館するの?)。
1章 トスカーナのロマン主義絵画にみる歴史と同時代性
サバテッリの「チマブエとジョット」は、羊の絵を描いていたジョットをチマブエが見いだした逸話を描いている。少年が描いている羊の絵が若干微妙な気もしますが・・・
「サンタ・トリニタ橋付近のアルノ川」は夕暮れ時の風景が美しい。描いたのはファンタネージで、この人は、日本でも教鞭をとり、生徒で有名な画家は浅井忠、五姓田義松などがいる。
2章 新たなる絵画 マッキアオーリ
庭園美術館で見たときはマッキアイオーリだったけれど・・・
ファットーリ、シニョリーニ、レーガといった名前には記憶あり。庭園美術館の展示も近代美術館のがきていたんだっけ。
ポスターにもなっているファットーリの「従姉妹アルジアの肖像」。瞳が美しい。
この章の最後に6枚、ファットーリの小品が6枚並んでいたが、どれもよかった。
セルネージ「麦うち場」、ニッティス「オファント川岸で」など、明るい風景画はいかにもマッキアイオーリで好き。
3章 トスカーナにおける19世紀と20世紀絵画の諸相
マッキアイオーリは次第に衰退、その後は様々な絵が出てくる。
ダンコーナの「ジョアッキーノ・ロッシーニの肖像」。これ、よく見る顔(笑)。なんでも画家の兄がロッシーニの医師だったとか。
ギーリアの「貝殻のある静物」。鮮やかな色彩で大きく貝殻や瓶を描いた絵で、インパクトあり。
ロザイ「山と農家」は平面的でおもしろい。いろいろな画家の要素が混じってる感じ。これまた色がいい。
4章 20世紀の画家たち イタリア絵画の立役者たちとその傾向
キリコの「南イタリアの歌」。キリコってギリシャ生まれだけれどイタリア系の人だったんですね。この展覧会の中で一番知られている名前かも。やっぱりシュールな絵。
キリコの弟サヴィニオの絵もあった。
カルロ・カッラの2枚の静物画は気に入った。なかでも「ニシンとアンチョビー」。てっきり、後ろに描かれているのがアンチョビーかと思っていたが(あまり納得はしてなかったけれど)、なんだ、アンチョビーは壺に入ってるの?見えてました?
名前を知らない画家さんたちが多かったけれど、見やすい絵画が多かったです。
こんなイタリア絵画もあるんだなと。
是非!
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