「世界にひとつのプレイブック」
本日の映画
movie-54 「世界にひとつのプレイブック」 Silver Linings Playbook 2012年米
DIR:デヴィッド・O・ラッセル
CAST:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー、ジュリア・スタイルズ
STORY:妻の浮気が原因で怒りをコントロールできなくなったパット。ようやく精神病院を退院したものの、あいかわらず怒りをコントロールできない。ある日、夫を亡くして情緒不安定になっているティファニーと知り合い、ダンスコンテストに出場することになるが・・・
☆☆☆ジェニファー・ローレンスがアカデミー主演女優賞を獲得した映画。
やっとここまでたどり着いたか・・・
って、夏休みにスペインに行く往きの飛行機で見た映画1本目なんである。
なんか、日本題がダサイのだけれど(笑)、決して内容はダサくはないですぞ。
お互いに精神のバランスを欠いた二人が出会い、成長し、再生するドラマなのだけど、最後は素直に感動する。
何があっても、人間やり直せるんだなと。
コメディの範疇なのだろうけれど、シリアスな場面も多いし、笑いだけを期待するとしんどいドラマだろう。軽いのりでは見られない映画だけれど、出演者がこぞっていい演技なので、見応えのあるドラマに仕上がっている。
こういう役ってオスカー向きだよねとは思うものの、この若さでのオスカー獲得はすごい!
若干大げさな芝居も混ぜつつ、でもかなり繊細なお芝居ができるJ・ローレンス。今後が期待できる。
そして、B・クーパーもこんな芝居ができるとは。あの映画のせいか、どうもちゃらい雰囲気がするクーパーだけれど、いいですよ、この役は。あらためて感心。
デ・ニーロとウィーヴァーはベテランらしく、もちろんうまい芝居。
なんか、切れるデ・ニーロがおかしかった・・・(しょうもない父親・・・)
役者がすばらしいドラマっていいなあ。
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