【仙厓と禅の世界展】
art-43 【仙厓と禅の世界展】 出光美術館
三菱一号館美術館のあと、昼食をはさんで出光美術館へ。
仙厓展である。
この美術館の仙厓展、3年前にもきてましたね。
なので、見ている作品も結構あるのだけど、何度見ても良いのだ。
仙厓の魅力は、単純な線でさらりと描いている中に、ユーモアがたっぷり含まれているところ。見ていて、知らず知らずのうちに、微笑んでしまうような作品ばかり。
その中に、教訓もしっかり入っていて、なるほどねと思える。時には辛辣な作品もあったり。
我が家の階段に手ぬぐいが貼ってある「指月布袋画賛」、「座禅蛙画賛」、「老人六歌仙画賛」、「寒山捨得画賛」などなどは好きな作品。
あとは、蕪もいいし、葦や柳の画も含蓄がある。
そうそう、「さじかげん画賛」も思いっきり単純なのだけど、味わい深い。今回はこれが一番気に入ったかも(前も見たことあるけれど)。
同時に一休さんに関する展示もあったけれど、一休さん、決して字はうまくないな(笑)。
出光佐三氏が収集したコレクション、すばらしいです。
この展覧会、残念ながら、本日で終了でした。
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