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2014年1月

2014/01/31

「ハングリー・ラビット」

本日の映画

ハングリー・ラビット [Blu-ray]
movie-5 「ハングリー・ラビット」  Seeking Justice  2011年米

DIR:ロジャー・ドナルドソン
CAST:ニコラス・ケイジ、ジャニュアリー・ジョーンズ、ガイ・ピアース
STORY:高校教師のウィルの妻が襲われて重傷を負ってしまう。動揺するウィルは謎の男サイモンの、犯人を殺してやる代わりにあとで簡単な頼み事を聞いてほしいという契約をしてしまうが・・・

☆☆☆代理殺人をテーマにしたサスペンス。

N・ケイジ、最近どうもさえなくて(見た目もどんどんしょぼくなってきた・・・ファンの方ごめんさない)、この映画もどうかしらねーと思いつつ見始めた。
あ、でもまずまずおもしろい映画でしたね。

交換殺人は「見知らぬ乗客」をはじめていろいろとあったけれど、殺人を請け負ってもらうかわりに、自分も請け負わなければならいというのはなかったかも。
これじゃ延々に続くな。こんなことがホントにあったら怖いぞ。

物語は、主人公がつい承諾してしまったことで、抜き差しならない状況になり、逃げようとしたところ罠にはまり、最後は逆襲するという、まあオーソドックスな展開だけれど、そこそこサスペンスは持続して、フツーにおもしろい。

N・ケイジは思ったとおり、あまりさえなかったけれど、G・ピアースが不気味な演技でよかった。
J・ジョーンズはぶっ飛んだ人らしいけれど、きれいな人だな。

しかし、やはりN・ケイジはそろそろいい作品にでないとね。

2014/01/30

コンドウアキ『ひだまり暮らし ~リラックマ生活10~』

本日の本

ひだまり暮らし リラックマ生活10
book-2 『ひだまり暮らし ~リラックマ生活10~』 コンドウアキ著  主婦と生活社

先日11巻目を読んだところなのだけど、なんと10巻目を飛ばしてしまっていたんですね。
なんでだろ?
原因不明だ。

最近、ちょっと仕事で煮詰まっているところなのだけど、たまたま開けたところに、
「がんばる理由はどこにありますか?」
とあって、ホントそうだよなあと。
「しんどいときは誰にでもあります」
ホント、そうそう。

今回も含蓄のある言葉ばかり。

次はちゃんと逃さずに買おう。


2014/01/29

サッポロ 薫り華やぐヱビス

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昨年も発売された限定品のヱビスが今年も。
去年はジョエル・ロブションという名に驚いたのだった。

注いでみると、やや薄い色。泡はかなり盛り上がる。
飲んでみると、ん?薫りより苦みの方が勝ってるぞ。
薫りは去年の方があった気がするけれど、ビールとしてのどっしり感は今年の方が上の気がする。
これはこれで悪くはないけれど、まあフツーのヱビスでもいいです。

2014/01/28

立川:ひだりうま でん助

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母親が馬刺しを食べたい!と言うので馬料理がいろいろと食べられる居酒屋へ。
なかなかの繁盛店の模様。
予約してよかった。

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乾杯は生ビールで。その後は赤ワイン。

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馬揚棒ギョーザ。あまり馬って感じはなし。

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馬サラミシーザーサラダ。これはフツーのサラミとは違う。

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馬刺し4点盛り。霜降りと赤身とたてがみと首肉。首と赤身がおいしかった。

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桜鍋。はじめてだったがおいしい。

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しめのうどん。

ごちそうさま!

東京都立川市錦町1-5-28 谷野ビル谷野マンション1F

2014/01/27

両国:ちゃんこ江戸沢 東京総本店

先日、江戸東京博物館へ行った際の昼食です。
ちゃんこを食べようということになり、江戸沢に。
前に行ったのは2006年5月。このときは【ナポレオンとヴェルサイユ展】を見てたんですね。

12時直前に滑り込んだのでまだすいていたのだが、次々とお客さんが入ってきた。

頼んだのは鍋焼ちゃんこうどん定食(醤油味)。

前は大きな鍋で3人前入ってきたのだけど、今回は一人一人の鍋。固形燃料で。

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小さな鍋はぎゅうぎゅう。少しずつ具を落とし込んでいった。

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うん、やっぱりちゃんこはおいしいな。
しかし、うどんも入ってるのに、ご飯もついてるのはワタクシには多すぎで残念ながら残してしまった。
周囲ではご飯おかわりという声が結構聞こえてたけど。

個室なので落ち着きます。

東京都墨田区両国3-24-11

2014/01/26

【大浮世絵展】

art-6 【大浮世絵展】 江戸東京博物館

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午前中に【東海道五拾三次展】を見た後、食事をはさんで【大浮世絵展】へ。
チケット売り場の列は長くなっていて、こりゃ大変!
と思って中に入ったら案の定、かなりの混み具合。平日だったのにな~

東京会場だけでも、なんと8期にわかれていて、約340点も出品されるという。
残念ながら一回しか行けそうもないけれど。

第1章 浮世絵前夜
浮世絵誕生に至るまでの肉筆画。
出光美術館の「江戸名所図屏風」よりスタート。これ、じっくり細かく見たらとってもおもしろいと思うのだけど、混んでいたのでじっくりとは見られず。残念。
ここはさらりと流して・・・

第2章 浮世絵のあけぼの
浮世絵が誕生、次第に肉筆画から版画へ。
最初の浮世絵師、菱川師宣から。残念、「見返り美人図」の展示は終わってしまったけれど・・・
今まであまり意識して見たことがなかった奥村政信がなかなかよかった。
あけぼの期では、墨摺絵、丹絵、紅絵、漆絵、紅摺絵など、錦絵にたどり着くまでのいろいろな版画形式が使われていて、興味深い。

第3章 錦絵の誕生 
カラフルな錦絵の誕生!
錦絵創始期の第一人者は鈴木清信。
ワタクシ、どちらかというと、この人は苦手だったのだが、今回はとってもいい絵が。
「雪中相合傘」である。モノトーンに近い色合いで、なんともいえない風情。から摺りにきめ出しという手間のかかる技法が使われている。
これからは食わず嫌いにならずに見よう。
この他、気に入ったのは北尾政美の「江戸両国橋夕涼之景」など。
あと、お相撲さんのも、ユーモラスでよかったなあ。

第4章 浮世絵の黄金期
18世紀末からは浮世絵の黄金期に入る。美人画、役者絵が大型化する。
まずは鳥居清長。なんといっても有名な「大川端夕涼」(女性たちが夕涼みをする様子を描いた)がいいのだが、お隣の「吾妻橋下の涼船」も好き。この時代の暑い時期の楽しみなんですね。かつおをさばく姿も見える。
続いて喜多川歌麿。
「当時三美人」。ふーむ、この当時の美女が揃った絵ですか。誰が一番美人?
「高嶌おひさ」は表は正面図、裏は後ろ姿で、ぴったりとあっているところがすごいですね。
しかし、ワタクシ的に感心したのは、「画本虫撰」や「潮干のつと」。細かく描き混まれていて、これ、全頁見てみたい。
そして、東洲斎写楽。どれも力が入ってるなあ。迫力満点。

第5章 浮世絵のさらなる展開
美人画、役者絵の他に風景画が加わった時代。このパートが一番の楽しみだった。
今まであまり注目して見ていなかった渓斎英泉。
風景画が案外いい。
葛飾北斎は何度となく・・・しょっちゅう見てはいるのだけど、いいものはいつでもいいんですね。今回、展示された冨嶽三十六景のうち、「神奈川沖浪裏」と「尾州不二見原」は大好きな作品。
はじめて見た「紫陽花に燕」もよかった。紫陽花の色合いがとても美しく、シュッと飛ぶ燕がいいアクセント。
続いて歌川広重。東海道五拾三次はばっちり見てきたのでおいといて・・・
名所江戸百景の「浅草他甫酉の町詣」も「大はしあたけの夕立」も大好きな作品。猫の丸い背中かわいいなあ。夕立の雨の表現は見事。
はじめて見た「阿波鳴門之風景」は大迫力。渦が迫ってくるよう。
そして、歌川国芳。やっぱり猫ですね、国芳といえば。「当字 うなぎ」がきてました。
上方の方の浮世絵のコーナーもあったが、なんとはなしに雰囲気が違うような・・・
江戸百景を模したと思われる「滑稽浪花名所」がユーモラス。

第6章 新たなるステージへ
幕末~明治にかけて、新たな浮世絵が生まれた時代。
まずは月岡芳年。血まみれ芳年の名にふさわしい?絵がきていた。
「奥州安達がはらひとつ家の図」。一昨年行った芳年展でも見たが、何度見ても怖すぎるよ~
「蒸気車鉄道之全図」なんかは文明開化の香りのするカラフルな楽しい絵なのに・・・
続いて小林清親。
残念!「画布に猫」、見たかったのに第1期だけの展示だったか。
「日本橋夜」、これは光と影を効果的に描いて美しい。
夏目漱石の装幀で有名な橋口五葉が一枚。ちょっとモダンな感じ。
そして、最後は、先日、千葉市美術館でたっぷりと見てきた、川瀬巴水でしめくくり。

いやはや、すごい人で見るの大変でしたが、見応えはあります。
十分体力をつけて?行きましょう。

2014/01/25

【東海道五拾三次展】

art-5 【東海道五拾三次展】 江戸東京博物館

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江戸東京博物館で開催中の大浮世絵展に行くことになり、じゃあついでにこちらもということになって見てきた展覧会。
常設展示の一角にあるのだが、なかなかその部屋に到達しないという(笑)

常設展示なので撮影可なんですね。
なので撮ってはみたのですが、かなり映り込みが激しいか暗くしか写らない(腕の問題か?)のが難点。

五拾三次といえば、ちょうど2年前にサントリー美術館でやった展覧会を見に行ってるんですね。その時の展覧会は、那珂川町馬頭広重美術館が持つ保永堂版とサントリー美術館が持つ隷書版を並べて展示するもので、かつ変わり図も相当にあった。
今回は、オーソドックスに保永堂版のみ。
数枚、複製があると思ったら、本物は大浮世絵展に展示されているものもあった。

日本橋からスタート。
後摺りも併せて展示されていたが、人がたくさんいてこちらの方がにぎやかである。

一枚一枚書いていく時間はないので、以下気に入っている作品のみ。

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「藤沢 遊行寺」
子供の頃茅ヶ崎に住んでいて、江ノ島はよく見ていたので懐かしい(デフォルメはもちろんされてるけれど)。大山詣でに行く人々も描かれているんですね。

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「小田原 酒匂川」
これのみならず、川を渡る図は好き。府中、島田、金谷など。なんかユーモラスで。

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「箱根 湖水図」
ダイナミックすぎる箱根の山にいつもびっくりする。

「沼津 黄昏図」
天狗を背負っているのにパッと目がいくのだが、はじめ天狗が歩いてるのかと。伊勢神宮に奉納するためのものだそう。

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「蒲原 夜之雪」
この絵が一番好きかも。静まりかえった雪の世界がきれい。初摺りと後摺り、だいぶ印象が違う。

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「鞠子 名物茶店」
とろろ汁がおいしそうで(笑)。弥次喜多にも出てくる(が食べ逃す)らしい。

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「二川 猿ヶ馬場」
柏餅が名物らしい・・・というところにひかれた。このとき、ワタクシ、おなかがすいてたんだろうか(笑)

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「御油 旅人留女」
客引きのおばさんが怖いよ(笑)。やはり旅籠も競争だったんでしょうか。

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「宮 熱田神事」
非常に動的。鳥居が半分切れてる構図がおもしろい。

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「四日市 三重川」
風が強く吹いた瞬間をとらえた絵。転がっていく傘を慌てて追いかける男性。これも動きのある絵。

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「庄野 白雨」
これもかなり好きな作品。激しい夕立の中の竹林が美しい。

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「亀山 雪晴」
かなりデフォルメされているのだろうか。山の勾配がきつすぎる気が・・・

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「水口 名物干瓢」
このあたり、干瓢が名物だったんですねぇ。干瓢を作る女性たちユーモラス。

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そして、京都へ到着!
やっぱり全部通して見るのはいいな。

持ち物の展示、実際に旅した人の金銭手帖(実に細かい!)や、各宿場の名物なども紹介されていて楽しい展示でした。

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広重の遺言(これが細かい!)や、10歳の時の絵なども展示されています。

まだの方は是非どうぞ(2月2日まで)。

2014/01/24

「リンカーン弁護士」

本日の映画

リンカーン弁護士 [Blu-ray]
movie-4 「リンカーン弁護士」  The Lincoln Lawyer 2011年米

DIR:ブラッド・ファーマン
CAST:マシュー・マコノヒー、マリサ・トメイ、ライアン・フィリップ、ジョシュ・ルーカス、ジョン・レグイザモ、マイケル・ペーニャ、フランシス・フィッシャー、ボブ・ガントン、ウィリアム・H・メイシー
STORY:高級車リンカーンコンチネンタルの後部座席を事務所代わりにするミックは、司法取引を最大限利用して軽い刑に収めるのが得意な刑事弁護士。資産家の息子ルイスの弁護を引き受けるが、ミックの戦略通りにはいかず、さらにルイスが過去の事件の犯人として浮上する。

☆☆☆マイクル・コナリーのミステリの映画化。

M・コナリー、興味はあるのだけれど、小説はまだ一冊も読んだことがない。
映画は、イーストウッドの「ブラッド・ワーク」を見たが、これは結構ダークだった。
かわって、この映画は、なんだかはじめは明るい。
主人公ミックが軽くて、調子よくて、ちょい悪くて、全然好きになれないわと思ってみはじめたのだが・・・
M・マコノヒーは苦手な役者だし、全然期待してなかったのだが、これがなかなかおもしろかった。

チャラ男かと思ったミックが骨のあるところを見せて、一度は追い詰められながらもきっちり筋を通して、事件解決!
なるほどねー。
ミステリとしても、ちょっとしたひねりもあって、ふーんと感心。
そして、一件落着のあとに、ちょいとしたサスペンスも用意されていて、最後まで楽しめた。

うーん、この犯人、かなり変質的だな。
こわっ。


今まで苦手だった、マコノヒー、すっかり見直したなあ。
今回のアカデミー賞に初ノミネートということで、これからが楽しみ。
他のキャストはワタクシ好みの俳優さんが多く、そういう意味でも楽しめる映画でありました。

2014/01/23

レーナ・レヘトライネン『雪の女』

本日の本

雪の女 (創元推理文庫)
book-1 『雪の女』  レーナ・レヘトライネン著  創元推理文庫

STORY:エスポー警察巡査部長マリアは女性限定のセラピーセンターでの講演を頼まれる。数週間後、主催者の女性の死体が発見されて・・・

☆☆☆フィンランド産ミステリ。

フィンランドのミステリ、読むのははじめてである。
北欧といってもこれまではスウェーデンが多かったですからね。
このところの北欧ブームでいろいろな国のミステリが読めてうれしいな。

冬(12月)が舞台だけに、とても寒そうなのだけど・・・
普段読まない国のミステリを読むと、その国のことがおぼろげにわかっていいですね。
フィンランドは女性の社会進出が進んでおり、専業主婦はめずらしい(この物語でも1人だけ・・・しかも特殊な宗教社会にいる女性)とか、家にはサウナがたいていあるみたいだとか(旅番組でもやってたけど)・・・

そういう目新しい知識に感心したけれど、ミステリとしてはまあ平凡かな。あまりひねりがなくて。

でも、主人公とその仲間の刑事たちがいきいきとしていいのだ。

そもそも、主人公のマリアが小柄な女性刑事というところに惹かれたのだけれど、全然小柄じゃないよ(笑)
160センチ台だもの。まあ、フィンランドでは小柄なんでしょうけれどね。
女性進出が進んでいるとはいっても警察はかなり保守的で、いやな仲間はいるし、いやな重いもずいぶんするのだけど、マリア、負けてはいないのだ。落ち込みそうになりながらもえいやと突き進む。

理解のある上司ややさしい夫にもめぐまれて、ひたむきに捜査にあたるマリア、好感度高し。
本作(といっても4作目だそう。はじめから紹介してほしいなあ)で妊娠が発覚したマリア、次作は出産間近での捜査が描かれてるということでどうなるんだろう。

続いて読みたいと思います。

2014/01/22

アビィビール サン・ベルナール

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修道院ビールと聞けば買わずにはいられませんね。
某スーパーにて購入。

サン・ベルナールというからてっきりフランスのビールかと思いきや、なぜかドイツ。
そういえば、去年夏のスペイン旅行ではどういうわけか聖ベルナールの絵をたくさん見たなあ(スペインの人はベルナール好き??)。

注いでみると、それほど濃い色ではない。
飲んでみると、ちょっと香ばしい感じもあるけれど、甘味も結構ある。
アルコール度数は6.2とちょっと高めで、じるじる飲む方がよろしいです。

安い割になかなかよいと思う。

2014/01/21

「ミュンヘン」

本日の映画

ミュンヘン [DVD]
movie-3 「ミュンヘン」  Munich  2005年米

DIR:スティーヴン・スピルバーグ
CAST:エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、キアラン・ハインズ、マチュー・カソヴィッツ、ジェフリー・ラッシュ
STORY:1972年のミュンヘンオリンピック。パレスチナのテロリスト集団によりイスラエルの選手団全員が殺される。イスラエル政府は5名からなる暗殺チームを結成、一人一人仕留めていく。

☆☆☆実際の事件を映画化。

これ、映画化難しかったでしょうねぇ。
パレスチナの問題は未だ解決に至っていない問題だし、どう作っても批判はされそうだし。

それでも、さすがスピルバーグ。
見せ場を作りつつ、かなりの長丁場を飽きることなくみせる。
娯楽映画ではないから、見ていておもしろい映画ではない、決して。
だが、ギリギリとした緊迫感で映画をひっぱっていく。

しかし、見ていてだんだんと辛くなってくる。
一人一人追い詰めて、報復していくのだが、仲間にも犠牲者は出るし、主人公も次第に追い詰められていく。いつ自分も報復されるのかと・・・
選ばれた5名は、モサドの精鋭ではなくて、ほぼシロウト集団。いろいろな事情でチームに加わっているのだが、結局は彼らも使い捨てというところも悲しい。

正直な話、スピルバーグの映画はいわゆる娯楽作品の方が好きなのだが、こうした映画こそ、ホントはスピルバーグの作りたい映画なのかもしれない。
非娯楽作品の方は今まで感動させようというあざとさも少々見えたりもしたが、この映画は淡々と描いており、そういう点はよかったのではと思う。

かなり渋めのキャストもよかったです。

2014/01/20

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

本日の映画

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 スペシャル・エディション [DVD]
movie-2 「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」  The Three Burials Of Melquiades Estrada  2005年米仏

DIR:トミー・リー・ジョーンズ
CAST:トミー・リー・ジョーンズ、バリー・ペッパー、ドワイト・ヨーカム、ジャニュアリー・ジョーンズ、メリッサ・レオ
STORY:メキシコとの国境沿いのテキサスで、メキシコ人カウボーイ、エストラーダの死体が発見される。彼の友人ピートは、エストラーダとの約束を守るため、遺体を掘り出し、メキシコへと向かうが・・・

☆☆☆T・リー・ジョーンズ初監督作品。

渋い演技(この映画でカンヌの主演男優賞受賞)のジョーンズさん、監督作も渋かった・・・

この映画、出だしは時系列が入り乱れているため、ちょっとわかりにくい。
大筋が読めたところで、ようやく物語がスムーズの動きはじめる(それまではちょっともたつき気味)。

ピートが、実はエストラーダを誤って撃ってしまった国境警備員のマイクに遺体を掘り起こさせ、2人(と遺体)でメキシコに向かうのだが、これがかなりブラック。だって、遺体がどんどん腐って臭う(ううっ)というのだから・・・

この道中でいろいろな出来事があり・・・
屑野郎だったマイクが徐々に改心していく姿にはほっとさせられるものの、エストラーダが生前言っていた美しい故郷は・・・だし、ピートにもマイクにも寂しい結末が・・・

ワタクシ好みの映画とは言いがたいのだが、不思議な余韻の漂う映画だった。

役者さんもジョーンズさんのみならず、B・ペッパー、M・レオ、J・ジョーンズとくせ者をそろえていて見応えあり。

この後はジョーンズさん、監督作はないんですねぇ。
一度で十分だったんだろうか・・・

2014/01/19

アサヒ クリスタルゴールド

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先日発売になった限定品の新ジャンル。
ソチオリンピック応援商品だそうで。
それっていくらか寄付されるってことなんでしょうか?

注いでみると、やや薄い黄金色。
飲んでみると、まず香りがあまりよくない。
そして味は・・・
一瞬甘みを感じるものの、その後は味が感じられなくなった。
力強い味わいとは言いがたいと思う。
6%とアルコール分は高めなのだが、そうも感じられなかったですね。

2014/01/18

第86回アカデミー賞ノミネート

今年もこの季節がやって参りました。
楽しみなアカデミー賞の季節。
ノミネーションが発表されたので、勝手に予想します。


〈作品賞〉
今年も9作品のノミネート。9作品で固まったのかしら?
本命は「アメリカン・ハッスル」。デヴィッド・O・ラッセル監督、俳優使うのがうまいですね。今回も俳優部門すべてにノミネートは見事。
対抗馬は「それでも夜は明ける」。まじめな映画。案外この方が受ける気もしなくはない。
穴は、「ゼロ・グラビティ」。オスカーは難しいという気もするが革新的な映画だということは間違いなさそう。

〈監督賞〉
本命は、「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン。こういう映画の監督は難しいかと思いきや、去年は「ライフ・オブ・パイ」のアン・リーが受賞しましたしね。
対抗馬は「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックイーン。まだ作品数は少ないだけれど、作品賞とともにということはありうるかも。
穴は、デヴィッド・O・ラッセル。この人、いまいち好かれてるかどうかわからないけれど、次々いい作品を発表してるので。

〈主演男優賞〉
本命は「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー。この人、ホントいい役者さん。
対抗馬は、「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒー。この人好きじゃなかったのだけど、「リンカーン弁護士」で見直した。この映画では激やせしての熱演が買われるかも?
穴は、「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」のブルース・ダーン。これは是非差し上げたいという意味で。

〈主演女優賞〉
本命は、「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムス。そろそろこの人にあげたいなあ。
対抗馬は、「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェット。この人もいつもうまいんだけど、すでにオスカーはもらってるし、エイミーに譲ってあげたいところ。
穴は、「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロック。ほぼ一人での演技、すごいな。

〈助演男優賞〉
本命は、迷ったけれど「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャレッド・レトー。ドラッグクイーンのHIV患者役という特異な役だが、これは目立ちそう。
対抗馬は、「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダー。最近、めきめき頭角を現してますね。
穴は、ダメ元で「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジョナ・ヒルで。将来性を買って。

〈助演女優賞〉
本命は「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ。各賞を受賞していて強力。
対抗馬は「アメリカン・ハッスル」のジェニファー・ローレンス。乗りに乗ってるけれど、去年主演女優賞をとったばかりだから難しいかも・・・
穴は「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」のジューン・スキップ。ベテランにということになればこの人ではないか。

3月2日(3日)を楽しみに待ちましょう!

2014/01/17

ミッフィー カレープレート

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ローソンのミッフィープレゼント、今回はカレー皿。
リラックマは必ずもらっているのだけど、ミッフィーはもらったりもらわなかったり。でもこれは是非欲しい!
ということでがんばった(人の応援もあり)。

そして、わりと早くシールもたまってもらって参りました。

シンプルだけどいいな、これ。
もう一枚欲しいところだけど、さすがに無理。残念。

ちなみに破損の恐れがあるとして、交換してくれるというリラックマティーマグは、年末にようやく送付。
タンブラーがもらえるらしいです。

2014/01/16

勝沼の地ざけ

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お正月の旅行で、山梨のぶどうの丘で買ってきたワイン。
ずっと一升瓶ワインにあこがれていて(?)、ようやく買ってみた次第。
一升瓶だと失敗した時ダメージが大きいなあとは思ったけれど、えいやと。
マスカットベリーA主体というので少々心配はしたのだが・・・

うー、重いな一升瓶。注ぐとき大変(普段一升瓶の日本酒を飲んでる同居人に言わせるとたいしたことないそうなのだが)。
香りは結構甘くてますます心配は募るが・・・

あ、でも悪くはない。
ややジュース感はあるものの、スイスイ飲めて、普段飲むワインとしては十分。
これからしばらくは(というほどでもないか)このワインだな。

このワイナリー、複数の農家が出資しているワイナリーだそうで、こういうところは応援したくなりますね。

2014/01/15

ふじやまビール ピルス

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正月旅行で、富士吉田の道の駅で購入したビール。
他に、ヴァイツェン、デュンケルもあって、すべて飲んでみたかったのだが、1リットル以上のものしか売っておらず、ピルスだけにしておいた。

缶のデザインは、さすが!富士山。

注いでみると、泡はあまり立たず。
香りはちょっとフルーティ。
どちらかというとさっぱり味だけれど、おいしい。のどごしが大変よい。
やっぱり発泡酒とか第3のビールは、ビールにはかなわないな。

2014/01/14

上野:ペッパーランチ・ダイナー UENO3153店

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国立西洋美術館に行った後の昼食。
上野はいつもご飯を食べるのに苦労する。どこも混んでて入るのに一苦労。特に休日は・・・
この日は2時近かったからさすがになんとかなるかと思ったが、そうでもなくて、ダメ元で入ってみた3153で、割とすいていたので入ってみることにした。

ペッパーランチ、何年前だろうか、相当前に吉祥寺で入ったことがある。
吉祥寺はカウンターだけのお店で、このお店はこういう形態だけかと思ったら、上野のお店はカウンターだけでなくて普通のテーブル席もあった。
あ、ダイナーってついてるから違うのかな。

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頼んだのは基本のビーフペッパーライス(同居人は大盛り)。
すっかり作法を忘れてしまっており、すぐにスプーンでかき混ぜろというのを、まずは箸で肉だけ焼いてしまった。結果的にはきちんと肉に火が通ってよかったわけだが。

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そして、スプーンで混ぜるとこんな感じ。

ペッパーライスというだけあって、こしょう味がかなり強くて、もちろんこれだけでもおいしくいただけるのだけど、テーブルに甘いソースと辛いソースとカレーソースがあって、それぞれちょっとずつかけてみた。これはこれでアクセントになってよろしい。一番あうのは甘いソースかな。

久々のペッパーライス、おいしゅうございました。

東京都台東区上野公園1-57

2014/01/13

【エドヴァルド・ムンク版画展】

art-4 【エドヴァルド・ムンク版画展】 国立西洋美術館

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モネ展を見た後、ムンクの版画も見て参りました。
ちょうど、この日の朝の日曜美術館ではアンコール放送でムンクをやっていてタイムリー!
2013年は生誕150周年ということでいろいろと展覧会が催されたんですね。

ムンク、なんと版画を850点あまり残しているそうだけど、それほど見たことはない(たぶん)。

初期は、油彩でも描いた画を版画にしたものが多い。
「病める子ども」、「接」、「マドンナ」、「ヴァンパイア」。
マドンナは印象に残っているのだけど、ヴァンパイアはもしかしてはじめてかも?
いやでも大原にあるそうなので見たことあるのかな。これはかなり不気味。
マドンナに似た印象の絵としては「横たわる髪の長い裸婦」。これも不気味。

カラーリトグラフも2点あったが、かなりカラーはきついかも。
ムンクとしては明るめ。

最後に展示されていたのは版画集「アルファとオメガ」。
これはかなりシュール。
アダムとイブに基づくストーリーらしく、アルファとオメガが愛し合うが、オメガが誘惑に負け、アルファの嫉妬により破滅するというものだが、ムンクが療養所に入所した際に作られたものだけああって、やや病的。
あ、でも嫌いじゃないですね。ユーモラスな要素もあるし。

モネ展を見たら、こちらも是非どうぞ。

2014/01/12

【モネ、風景をみる眼展】

art-3 【モネ、風景をみる眼展】 国立西洋美術館

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お正月旅行でポーラ美術館に行ってきた続き、といってはなんですが、国立西洋美術館とポーラ美術館コラボの展覧会に行って参りました。
休日だったこともあって、会場は混み混み。
日本人って、モネ好きだなあ。かくいうワタクシも好きなんですけれど。

ポーラ美術館のモネ19点と西洋美術館に17点を中心として、マネからピカソまで2つの美術館が所蔵する100点あまりの絵画を紹介。どれも好きそう・・・

Ⅰ 現代風景のフレーミング
モネの初期の作品、モネの師ブーダンや、マネ、コロー、シスレーなど印象派の仲間の作品の展示である。
以下はモネの絵。
「並木道」はモネ24歳の時の作品。それほどモネ的な特徴は見られず。
それから10年後くらいに描かれた「雪のアルジャントゥイユ」、雪がとても美しい。
「散歩」はイメージとしては「ひなげし」。
「グランド・ジャット島」。この島はスーラが描いたことで有名だが、当然ながら全然違ったイメージである。
「貨物列車」は煙を吐いて走っていく列車が描かれている。こういう主題はモネとしてはめずらしいのでは?と思ったが、考えてみると「サン・ラザール駅」などもあるわけだし、そうめずらしくはないのか・・・
「サン=ラザール駅の線路」は、駅舎の中ではなく外の風景であった。
アルジャントゥイユを描いた絵としては「セーヌ河の支流からみたアルジャントゥイユ」より「花咲く堤、アルジャントゥイユ」の方が印象的。手前の花と、遠くにぼんやり浮かぶ風景の対比がいい。
モネ以外では、シスレー、ブーダン、ピサロ、セザンヌなど、どれも好きな画家。
セザンヌは、まだかなり印象派的な絵だった。
ゴッホの作品は、土手の描き方がゴッホらしいのと、要所要所で鮮やかな色が使われていて、パッと目に入ってくる。

Ⅱ 光のマティエール
1880年代から90年代のモネと、クールベ、シスレー、ゴッホ、ルノワール、ピサロ、シニャックなど。
以下、モネの絵で印象に残ったもの。
「ジヴェルニーの冬」。ジヴェルニーというとあまりこの季節のイメージはなかったのだが、雪景色も美しい。
「ジヴェルニーの積みわら」。積みわらの連作は大好きなのだが、この作品はまだ連作を始める以前の作品とのこと。光が美しい。
習作である「積みわら」もあった。
「セーヌ川の日没、冬」の日没の様子は、日の出に通じるものがあるが、氷結した氷が割れて流れる様子を描いたとのことで、めずらしい光景である。
「エトルタの夕焼け」。エトルタもたくさん描いていますね。空が美しい。
「波立つプールヴィルの海」は、やや荒れた海なのだろうか。あまり細かい筆致ではない。
「ヴェトゥイユ」は、水面は美しく描かれているが、町はあまり細かく描かれていない。
モネ以外。
クールベの「波」は荒々しいタッチで迫力あり。
スーラ、シニャックもよかった。
このあたり、モネの作品からのつながりがよろしい。うまい展示だと思う。
ルノワールの「ムール貝採り」はいかにもな色だった。

Ⅲ 反映と反復
引き続き同じ年代のモネと、ドニ、シダネル、ルドンなど。
以下、モネの作品で印象に残ったもの。
「グラジオラス」2点。花瓶が日本風とか。大きな絵(縦長の)で目立つ。
「ヴァランジュヴィルの風景」。構図が浮世絵風とか。最近、これと同じ構図のものを見た気が・・・東京富士美術館だったかな?
構図といえば、「陽をを浴びるポプラ並木」もおもしろい構図だと思う。これも連作だったとのこと。
「柳」はちょっとラフ過ぎる気がして、同じような絵ならば「セーヌ河の朝」の方が好き。色あいも。
モネ以外。
大好きなドニやシダネルが見られたのはうれしい。
シャヴァンヌの「貧しき漁夫」とピカソの「海辺の母子像」、この並びもよかったなあ。シャヴァンヌ展も是非行かねば!
ピカソは青の時代の作品である。

Ⅳ 空間の深みへ
モネ、いよいよ睡蓮の登場。他、ガレやロダンなど。
以下、モネの作品。
「舟遊び」と「バラ色のボート」を並べての展示、素晴らしい!
前者は西洋美術館、後者はポーラ美術館。どちらもおもしろい構図だが、うーん、どちらも捨てがたい。色あいは「舟遊び」の方が好きなのだが、「バラ色のボート」、長すぎるオールと中途半端に切れている構図が大胆で、これはこれでよい。
「しゃくやくの花園」のあとは睡蓮が2枚並べて展示されていた。ポーラ美術館の方が好きかな。
「黄色いアイリス」は、茎がうねっていて、ちょっとゴッホっぽい。
ガレのガラスがポーラ美術館から数点きていたが、これはなくてもよかったような・・・

Ⅴ 石と水の幻影
モネのルーアンやロンドン、ヴェネツィアの風景などと、シニャックなど。
「ルーアンの大聖堂」。連作33点のうちの一つで、夕景を描いたもの。かなりバラ色でしかも背景に溶け込んでいる。
「国家議事堂、バラ色のシンフォニー」。これもバラ色だが、建物は青色。ぼんやりした光が美しい。
「ウォータールー橋、ロンドン」。橋はバラ色というよりピンク色。これもぼんやりと浮かび上がる景色が美しい作品。
「チャリング・クロス橋、ロンドン」も似た印象。
「サルーテ運河」はヴェネツィアも描いたもの。モネ、ヴェネツィアもたくさん描いていますね。これはかなり鮮やかな色合い。
モネ以外では、シニャックの作品がやはり素敵(最近、シニャックがお気に入り)。

見たことがある作品も多かったとは思うのだが(明確な記憶はなし・・・)、いい絵ばかり。
まだの方は是非どうぞ。

2014/01/11

チーズ福袋(2014年)

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今年もチーズ王国のチーズ福袋を購入致しました。
やはり6300円のもの。モンドールが第一の目当て。
2年連続で、チーズのストラップが入っていて、さすがに今年は勘弁してほしいと思っていたら、チーズに関する冊子だった。まあこの方がいいや。

左上から
・モンドール・・・フランス 
・クリームチーズ(甘夏)・・・日本
・グラナパダーノ・・・イタリア
・カンボゾラ・・・ドイツ

早速あけたモンドールがやっぱりおいしいのだが、甘夏のクリームチーズも、あうかな?と開ける前はちょっとねと思っていたものの、クラッカーにあう。

毎年楽しみな福袋です。

2014/01/10

【川瀬巴水展】

art-2 【川瀬巴水展】 千葉市美術館

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お正月休み最終日に行った展覧会。
千葉はうちからはちょっと遠くて、今までこの美術館での展覧会に行きたいと思ったことが何回もあったのだが結局断念。初、千葉市美術館である。かなり時間はかかったが、ほぼ座っていったので意外と楽だった。これなら、またいい展覧会があったら行ってみよう。

昭和の広重と言われる巴水、今までちらほらと見ていいなと思っていたのだが、まとめて見るのははじめて。
ということで、時系列で展示してくれるのはありがたい。

第1章 大正7年~12年 木版画家としての出発~関東大震災まで
日本全国をスケッチ旅行し、版画にした巴水。なかなか精力的。
第1章では、旅みやげ第一集、第2集、日本風景選集が展示されている。旅情がかきたてられる作品ばかり。どれも静かな風景であるというところがよい。
東京の風景も、東京十二題、東京十二ヶ月で描かれているが、これがなかなかよい。
ワタクシは東京に育ったわけではないし、もちろん昔の風景は見たわけではないのだけど、なんか懐かしさを覚えるのである。
巴水の版画は、水の風景が多く(川だったり、海だったり、雨だったり)、夕暮れ~夜の風景も多く、また雪の風景も多い。
そして、人物はあまり描かれておらず、いたとしても少人数だし、動きもほとんど感じられない。それが、静謐な風景を生み出しているのだろう。
ワタクシの好みとしては、雪の風景や、夕暮れ時~月明かり~夜の風景である。

第2章 大正12年~昭和20年 関東大震災後~戦中まで
関東大震災で多くの版木を失い、打ちのめされた巴水はしかし、すぐに旅に出かけたくさんの風景を描いている。今回、スケッチブックもたくさん展示されていたが、版画を対比して見るのもおもしろい。スケッチとはいっても結構しっかり描きこんであった。
このあと、巴水は東京二十景を発表。「芝増上寺」は5000枚、「馬込の月」は3000名も売れたという。この作品集はどれもいいのだが、ワタクシのお気に入りは、「新大橋」。街灯にポッと浮かぶ橋が美しい。
版画作品と水彩作品が並んでいるのもおもしろい(番号のあとにaとついているもの)。一瞬、どちらも木版画と思ってしまったくらい。水彩と微妙に構図が違ってはいるのだが。
試摺との比較も興味深い。摺りによってまったく印象が異なるし、試摺にも案外いいのもあったり。
この頃になると、明るい色の作品も増えていて、そこが微妙な変化といえようか。つつじの庭を描いた数点、これはなかなかよかった。
また、東京の発展に伴い、小道具が(車だったり、人々の服装だったり)少しモダンにもなっている。
お茶目な絵としては、自分自身が温泉につかっている様子を描いた「上州法師温泉」がある。なんかのんびりムードが漂っていてふっと笑ってしまう作品だ。

第3章 昭和20年~32年 戦後
戦後、また版画の需要が高まり(外国人に売れるなど)、再び精力的に描きはじめた巴水。
まだまだ旅に出るのである。
雰囲気は初期の頃に戻っている感じではあるが、日本の家屋と雪景色にサンタを配するなど、おもしろい試みもあったり。
宮の下冨士屋ホテルの春・夏・秋・冬を描いた4枚、同じ構図なのだけど、季節ごとの違いがあって楽しめる。
力作なのは、なんといっても「増上寺の雪」だろうか。なんと42回の摺りを重ねているという。初期の増上寺のよりいいかも。
絶筆となった「平泉金色堂」は、静寂さが漂ういい作品である。完成を待たずに巴水は亡くなったそうなのだが・・・

巴水の展示が終わった次の展示室では、渡邉版の新版画の展示があり、知らない画家が多かったが、おもしろかった。外国人3人の作品もあったが、日本っぽい!エリザベス・キースの名前は是非覚えておきたい。

とても充実した展覧会でした。
会期終わりまであと少し。まだの方は是非どうぞ。

2014/01/09

「鑑定士と顔のない依頼人」

本日の映画

ポスタ- アクリフォトスタンド入り A4 パターンA 鑑定士と顔のない依頼人 光沢プリント
movie-1 「鑑定士と顔のない依頼人」  The Best Offer  2013年伊

DIR:ジュゼッペ・トルナトーレ
CAST:ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランド、フィリップ・ジャクソン
STORY:一流の美術鑑定士兼オークショニアのヴァージル・オールドマンは潔癖症の人間嫌いで、唯一の楽しみは相棒のビリーとグルになって不正な手段で取得した肖像画のコレクションを眺めること。ある日、両親の残した遺産を鑑定して欲しいという若い女性の依頼が舞い込むが、一向に姿を現そうとしない彼女にいらだちつつも興味を抱く。

☆☆☆☆何を書いてもネタバレになりそうで困る・・・
一応、まだ見ていない方は読まない方がよいかも・・・

本年1本目の映画は映画館にて。
冬休みに見て参りました。

この映画、極上のミステリーと銘打たれていたので、そう構えて見たのだけど、いやはや、どんなジャンルの映画かも知らずに見た方がよかったなあ。
何しろミステリーズレしているワタクシなので、途中でこういう展開じゃないだろうかと大筋は読めてしまった。配役もああだったし・・・
もちろん、あの人もああだったのか、え!あの人もってところは読めなかったし、後から振
り返ると、あああそこも伏線だったのねって十分楽しめるのでよいのですが。こういう映画好きだし。

主人公ヴァージルは超偏屈な変人で、仕事は完璧かもしれないけれど、あまり好きにはなれないタイプ。食事をするときも決して手袋をとらず、何を触るにも(大好きな絵以外は)直には触れないし、肖像画の女性しか愛したことのないという、はっきりいってかなり病的な人物。

そんなヴァージルが恋をしてしまったのは、広場恐怖症で10年以上外に出ず隠し部屋で暮らしているという美しく若い女性依頼人クレア。

映画は、ヴァージルとクレアが次第に接近し、恋に落ちていく様子がゆっくりと描かれるのだが・・・

なんとね!きっとそうに違いないと思っていても、呆然とする結末。なんと残酷な・・・
いや、解釈の仕様によってはそうではないのかもしれないけれど、ワタクシ的には苦い思いの残る結末だった。

それにしても、ヴァージルの隠し部屋にあるコレクションの見事なこと!
あの絵も、あの絵も、そしてあんな絵もってくらいにたくさんある(実際数点は本物とか)。
最後エンドクレジットで、絵についてざーっと流れるのだけど、もう一回あのコレクションを見てみたいもの。
絵画の好きな方も楽しめる映画と思います。

そして、J・ラッシュの演技も楽しめますね。いつみてもうまいんだな、この人。

2014/01/08

今年の目標(2014年)

今年は、去年よりもさらに一日遅い仕事始め。
年末も28日から休みだったし、もっとも長い休みだった。
大いにリフレッシュしたけれど、仕事が始まった途端、ストレスが・・・

さて今年の目標です。

1.淡々と仕事をする
厳しい状況だが、何事にも動じることなく仕事をしたい(無理か)。

2.残業0
0を目標にしよう(まあ無理だけど)。

3.ストレスをなくす
はぎしり、かみしめ撲滅!

4.肉を食べる
きちんと肉を食べないとますます貧血になるので。

5.カルシウムウエハスをきちんと食べる
なんとなく食べなくなってしまったが、骨のためにちゃんと食べよう。

6.夏の旅行の計画を早くからたてる
毎年、4月になってから慌ててたてることになるので、もっと早くから。

7.映画館に行こう
毎年言っていながらなかなか実現できない。

8.ミステリーをもっと読もう
元々ミステリー率が高いのだけど、さらに読みたい。

9.美術館に行く回数を週一ペースに戻す
去年はおととしより若干回数が減ってしまったので、今年はもっと行きたい。

10.前々からチャレンジしたいと思っていた一升瓶ワインを買ってみる
これはすでに実現!

いい年にしたいですね。

2014/01/07

箱根・山梨旅行 2日目

7時10分起床。なんとも半端な時間だが、普段起きるのがこの時間なので目覚ましの設定がめんどくさくてこの時間になった。

朝食は8時から。
おっ、パンケーキ。これはうれしい。そのほかは、オムレツ、ソーセージ、サラダ、キウイ、苺、オレンジジュース。
と思ったらあとからスープが運ばれてきた。
さらに・・・
マーブルパンが追加される。あとからいろいろ出てくるな(笑)
おいしかったのだが、さすがにワタクシにはこの量は無理で、やはり同居人に輸出。
紅茶を飲んでおしまい。

さて、この日は、ワインを買うのと、桔梗屋のアウトレットに寄ることしか決まっていなくて、どうするか。
前日、ガイドブックを見ていて、行ってみたくなった山梨県立富士湧水の里水族館にまずは行ってみることに。忍野村にあって、忍野八海のわりと近くである。
ここまで来ながら忍野八海には行かないという(笑)
2回きているので今回はパス。

1401071
この水族館の情報はあまりなくて(というか調べてなかったので)、もしかしてたいしたことないかもと思っていたが、どうして、結構楽しめる水族館であった。淡水魚の水族館なので地味だし、すごく大きいところでもないけれど。

1401072
入ってまず、ドクターフィッシュの水槽に指を入れてみると・・・
うわっくすぐったい。しかし、これって治療になるのかしらねぇ。

じっくりお魚などの生物を観察していると、お魚のえさやり体験の時間に。
体験はしなかったけれど、えさを落とすと、すごいすごい。魚が群がって怖いぞ。
というのも見ていて飽きたので、映像コーナーで15分ほど見て見学終了。

11時半くらいになったので、すぐに昼食に向かっても問題はないかなというところだったけれど、通り道なので道の駅富士吉田に寄ってみることに。
とそこには、ふじやまビール館なるものもあるじゃあないの。今度こそ!と鼻息荒く車を降りたところで、富士山レーダードーム館もここになったのか。
ということで、急遽入ってみることにした。

1401073
富士山レーダーの軌跡を紹介する施設であるが、新田次郎に関するコーナーが結構な幅をしめている。そういえば、新田次郎はレーダー建設を推進した人だったっけ。
風速30メートルの風まで体験できるコーナーが、いやはや寒かった。

道の駅をのぞいたあと、ふじやまビール館へ。
このビールは、持ち帰りの際は常温で大丈夫ということだったが、1リットルサイズ以上のものしかない。一瞬迷ったが、えいやとピルスを1本購入。

さて、昼食。
この旅行中どこかで、絶対小作というほうとうのお店に行きたいと思っていた。
ずいぶん前になるが、山梨県立美術館に行った際、美術館の前にある小作で、同居人が食べていた茸ほうとうがおいしそうで(茸をちょっとだけもらった)、これを自分でも是非!と思っていたのだ。
それで、河口湖にあるお店へ。
駐車場には車がいっぱいで、ありゃこれは相当待つぞと思ったら、すぐに案内された。店がとにかく広いのだ。

1401074
お料理も20分くらいで出てきた。
ワタクシは念願の茸ほうとう、同居人は鴨肉ほうとう。
前の時と茸の種類は若干違った気もするが、感激。とうとう食べられた・・・
カボチャ、ジャガイモ、里芋とおなかにたまるものが大きなサイズで入っているし、ほうとうの量もそれなりでかなりボリューミー。やはり完食は無理だった。残念。

あとは買い物。
まずは、笛吹市にある桔梗屋のアウトレット。このあたりを通るたび、必ずよるところである。お菓子だけじゃなくて、野菜のアウトレットのお店もできていた。
実家へのおみやげを含め、あれこれお菓子を買い、アウトレットの信玄餅は賞味期限が翌日だったのであきらめてフツーの売店の方で購入、自分用にプリンも購入した。

そして、ぶどうの丘へ。
いつも車なので試飲ができなくて残念!いつか泊まってみればいいのかなあ。
今回は、一升瓶ワインを買う気満々。早速目星をつけたが、白はフツーのフルボトルを買う予定だった。が、見ているうちに白も一升瓶にするかという気持ちになってしまい、えいやと買う。うー、重い。

買い物を終えて4時。
渋滞するかもしれないしということで、帰路につくことに。

ところがところが・・・
まったく渋滞なし。
談合坂SAと石川PAで休憩したが、6時前には高速を降りる。

久々ジョリーパスタで夕食を食べて帰宅。

ドライバーさん、ありがとう。
お疲れ様でした!

(完)

今回の戦利品。
1401075

ポーラ美術館で買った鏡。
1401076


2014/01/06

箱根・山梨旅行 1日目

お正月4,5日は毎年プチ旅行。
久々にポーラ美術館に行ってみるかと思ったのと、たまたま山中湖のちっちゃなホテル(もしくはペンション?オーベルジュ?カテゴリーがわからず・・・)に泊まってみるかと思ったのと。
決まっていたのはこれだけ。あとは、いつもの通り?行き当たりばったりである。

渋滞はさほどしていないようだったので、それほど早く出る必要はなしとのことで6時半起床。7時半前に出発。いつものコンビニでパンやピザまんなどを買い、朝ご飯とする。

東名高速に入って海老名SAに到着。
SA、PAって行くたびに様子が変わってしまっており、今度行ったらあれを買おうかなと思っていても買えなかったり・・・
1401061
続いて足柄SAでも休憩し、富士山の写真を撮る。

1401062
御殿場経由で箱根、仙石原に向かい、ポーラ美術館には10時半すぎに到着。順調である。
やっていた展覧会は「ルノワール礼賛」。日本最多のルノワールコレクション(16点)を誇るというポーラ美術館だが、今回は14点を展示。ルノワールの影響を受けた画家たちの絵も同時に展示するという趣向。
さすが、ポーラ美術館、いろいろ持ってるなあ、日本人好みの絵を・・・
同時開催されていたのは「いろどる線とかたどる色」。画材から絵を見ていくというおもしろい企画で、ワタクシ的にはこちらの展示の方がおもしろかった。ドガ、マティス、シャガールなどだった。

常設展示(ガラスも含む・・・風景画が描かれたガラス、結構好きかも)もくまなくみて終了。また行きたいなあ。何年後になるかわからないけれど。

お昼の時間を過ぎたのでそろそろ昼食をと思ったがとくにあてはない。
仙石原をぐるっと一周し、最後の方でみた「鯛とろろ」という看板にひかれ、そのお店にしようと思ったのだが通り過ぎてしまい、もう一周。福風というお店である。

お店に入ると先客なしで、お座敷の端の席に陣取った。
メニューを見ると、鯛とろろは単品ではなくてセット。夜もたくさん食べるしなーどうしようと一瞬迷ったが初志貫徹。
1401063
ご飯の上に鯛の漬けがのってその上にとろろがのっかっているのだが、しっかり味がついていておいしい。天ぷらはかき揚げ(なんとぎんなんも入っていた!うれしい)、いんげん、そしてこんにゃく。こんにゃくとはめずらしいが、これもしっかり味がついていておいしい。煮物、味噌汁、漬け物、デザートの寒天がついて1950円。たまたま入ったお店だったがよかった。満足。

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食べ終わってまだ2時。これから山中湖の宿に直接行くんじゃちょい早いかということで、時之栖によってみることに。
いや、ただ、御殿場ビール買えるかしらんと思って行ったのだけど、どんなところか全然わかってなくて・・・
行ってみると、ホテル、レストラン、ショップ、スポーツ施設などいろんな施設のあるところだったみたいだ。せっかくなので、ぐるりと一周してみたが、まあふーんという感じで(笑)。夜にはイルミネーションをやっているみたいだが、いまいち全容はつかめず。
期待のビールは、要冷蔵で、この足で帰るならともかくまだ一日目なので泣く泣く断念。あー残念。
お土産屋さんで、なぜか?同居人が燻製卵を買い、退散した。

ホテル到着は5時少し前。
スタンダードツインを予約したのだが、あいているのでと広めのツインにしてもらえた。

山中湖のあたりは寒いと聞いていたので、かなり厚着をしていったのだが、この一日はそれほど寒くはなく、確かにホテルの外は寒かったものの、部屋はがんがんに暖房がしてあって暑いくらい。少し暖房の温度を下げた。

1401065
お食事は6時半から。
早速、地鶏とスモークサーモンのアンティパストが出てくる。
ワインは、やはり山梨のものにしてみるかということで、ハーフではあったが、ルバイヤート甲州シュールリー(白)を。よく言えばとても飲みやすい、悪く言うとあっさりしすぎな(笑)ワインだった。スイスイ飲めてしまって、これはワイン追加か?と思ったが、料理の展開が早いのでハーフでよかったといえる。

麦と蛤のトマトスープに続いて白身魚のグリル、地中海野菜添えバジルソース。ここでパンが供される。パンは調整しないとヤバイかもと思いつつ全部食べてしまったのだが・・・
続いて出てきた牛フィル肉のキノコチーズ焼き、バルサミコソースには、なんとライスがついていた!さすがに全部は無理で、肉少々とライスたくさんを同居人に輸出。
デザートは別腹なのでOK。
マンゴーシャーベットとチョコレートケーキ、アップルティーだった。
どれもおいしくて、大満足の夕食だった。いやしかし、おなかがいっぱい・・・

お風呂の予約まで1時間半ほどあり、部屋でだらだらと過ごす。
露天のお湯はかなり熱くてすぐに出てしまったが(思ったより外は寒くはなかった)、暖まった。

風呂上がりはやっぱりビールだよねってことで、缶ビールを買ってきて乾杯!
12時前に就寝。

(2日目に続く)

2014/01/03

八王子:青葉 八王子店

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昨日、東京富士美術館に行った後の昼食。

中野の青葉(本店)の前は何度も通っているのだが入ったことはなく・・・
なぜか、八王子でのデビュー(笑)

そんなに混んでないかなと思って入ったのだが(1時前)、いやはやかなり人が待っていた。とりあえず、食券を買ってじーっと待つ。
途中から人がさばけて、ほどほどの待ちで座ることができた。

メニューは、きっぱり「中華そば」「特製中華そば」「つけ麺」「特製つけ麺」のみ(大盛りにはできる)。特製というのは具が多い(卵も加わる)らしい。
ワタクシは、中華そば(650円)、同居人は中華そばの大盛り(750円)。

並んでいるうちに食券を回収されるので、それほど待つことなく出てきた。

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ふわっと香るのは、鰹節や煮干しのようなスープ。
どうやら動物系のスープも入っているらしいのだが(ダブルスープ)、圧倒的に魚系の香り。とろっとしていて、濃い感じ。これ、つけ麺でもおいしそうだ。

食べてみると、濃そうだった見た目の割にはあっさりしている。
麺は、やや太めでコシがある。

うんうん、これ結構好きかも。
次回は是非つけめんで!


東京都八王子市南新町15-1
※次回更新は6日の予定です。

2014/01/02

【光の賛歌 印象派展】

art-1 【光の賛歌 印象派展】 東京富士美術館

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お正月二日目は毎年美術館へ。
今年は、久々、3度目の東京富士美術館。なかなか行きづらい場所なのだが、印象派と聞いて行ってみることにした。

会場を入ると、ん?全然印象派じゃないじゃん!と思ったら、まず常設展示からはじまるのだった。たくさん持ってるなあ。
QRコードを読み取ると、スマホに解説が出てくる仕組みなのだけど、一枚一枚やってたら、えらく時間がかかってしまうので、気になった絵だけ見ることにした。

気に入った絵は、ピーテル・ブリューゲル(子)による「農民の結婚式」(5枚模写があるらしい)、カナレットのローマの風景画、ユベール・ロベール、ミレーの「鵞鳥番の少女」、シダネルの「森の小憩」などである。

さて、ようやく本題の【光の賛歌 印象派展】がはじまる。

序章 印象派の先駆者たち-近代風景画の地下水脈
ほぼ、この美術館の作品だった。
というか、第一章の作品も並んでいて、ややこしい・・・
ターナーが一枚あったが、あまりもやもやしていなくて、ターナーっぽくないというか、色あいなどはそうなのだけど、言われないとわからないかも。
おもしろいと思ったのは、クールベの「エトルタ海岸、夕日」。エトルタのアヴァルの門を左隅に描いた構図がユニーク。スコールの絵は迫力だった。

第1章 セーヌ河畔の憩い-パリ近郊の川辺を描く画家たち
なんといってもシスレーである。こんなに一度にシスレーを見たのってはじめてかもしれない。いやいいなーシスレー。
モレ、サン=マメス、ビィ。ようはロワン川のほとりの村々で、たくさんの風景画を描いたシスレー。どれも、穏やかな、暖かい光が注ぐ風景で、今回、あらためていいなと思いましたね。
特に、水(川)のある風景が素敵。
その中で異色なのは「モレの洪水」だが、洪水というテーマもよく取り上げていたらしい。
世界中のいろいろな美術館から集められている絵たち。充実している。

基本、風景画が多い中で、こんなのものきてましたか!
というのが、ルノワールの「ブージヴァルのダンス」。
「都会のダンス」、「田舎のダンス」と並ぶ3部作の一つ。モデルは、「都会のダンス」と同じくシュザンヌ・バラドン(ユトリロのお母さん)なんですね。
モデルは違えども、印象としては、「田舎のダンス」と「ブージヴァルのダンス」は似ているような・・・
この3枚、甲乙捨てがたい。

モネもたくさんあった。
モネ=睡蓮というイメージもあるが、ワタクシは、睡蓮以外の絵の方が好き(睡蓮だったら初期の方が好き)。
ヴェトュイユの風景画が何枚かあったがなかなかよい。
睡蓮の絵だと、サン=テティエンヌ近代美術館の丸い絵が素敵だった。
「日本の橋」も色味は好きなのだけど、やはり晩年の作なのでモヤモヤ度が激しすぎる。

数枚あったピサロ、特に日没のルーアンを描いた絵は美しい。

第2章 ノルマンディ海岸の陽光-海辺を描く画家たち
空と海を描いたブーダンの絵が5点ほど。
空、海、風・・・作風は地味目だけれど、なかなかよい。空が大きくとられているのが特徴。
ブーダンはモネを見いだした人でもあり、2人の作品が並べて飾られていたが、同じ風景のようだった。

そして、ここでもモネがたくさん。
モネは、エトルタをたくさん描いているが、こちらでも数枚並んでいた。
うーん、どれもいいのだけど・・・
「荒天のエトルタ」はすごい迫力だし、「アヴァルの門から見た針岩」は色彩がルーアンの大聖堂風。まあでも、「アヴァルの門」がオーソドックスでいいかも。
プールヴィルやディエップの風景画も数枚ずつあり、しかも今まで見たことがなかったものが多く、収穫であった。

カイユボットの「トゥルーヴィルのレガッタ」が見られたのもうれしい。
先日カイユボット展に行ったのも記憶に新しいところだが、今までだったらスルーしてしまったかもしれない絵である。

なかなかにいい絵がそろっていました。
まだの方はどうぞ(1月5日まで)。

2014/01/01

あけましておめでとうございます

1401011
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年もまた代わり映えのしない元旦でして・・・
初寝坊をしたあとは、お雑煮、年賀状の仕分け、吉祥寺弁財天への初詣、ファーストフード、西友でお買い物というコース。

1401012
今年もいました!
井の頭公園のまゆげスワン。これを見つけるのが密かな楽しみ。

池の鳥は、オナガ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ、ゴイサギの他、ハシビロとオオバンも。

1401013
ハシビロガモ。

1401014
オオバン。

1401015
そして、今年のファーストフード(なぜか一年に一回行くのが元旦という・・・)は、ケンタッキー。ワタクシはメンチカツサンドセット、同居人はチキンフィレサンドセット。
メンチカツってよりコロッケみたい。

1401016
お店に飾ってあったもの。さりげなくカーネルおじさんがいる。

1401017
今年の日めくりカレンダーはこれにしてみました。
なんか、おいしそう・・・

夜は、ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートを見(聞き)ながら、ゆっくりお酒を飲みます。

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