【東海道五拾三次展】
art-5 【東海道五拾三次展】 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催中の大浮世絵展に行くことになり、じゃあついでにこちらもということになって見てきた展覧会。
常設展示の一角にあるのだが、なかなかその部屋に到達しないという(笑)
常設展示なので撮影可なんですね。
なので撮ってはみたのですが、かなり映り込みが激しいか暗くしか写らない(腕の問題か?)のが難点。
五拾三次といえば、ちょうど2年前にサントリー美術館でやった展覧会を見に行ってるんですね。その時の展覧会は、那珂川町馬頭広重美術館が持つ保永堂版とサントリー美術館が持つ隷書版を並べて展示するもので、かつ変わり図も相当にあった。
今回は、オーソドックスに保永堂版のみ。
数枚、複製があると思ったら、本物は大浮世絵展に展示されているものもあった。
日本橋からスタート。
後摺りも併せて展示されていたが、人がたくさんいてこちらの方がにぎやかである。
一枚一枚書いていく時間はないので、以下気に入っている作品のみ。

「藤沢 遊行寺」
子供の頃茅ヶ崎に住んでいて、江ノ島はよく見ていたので懐かしい(デフォルメはもちろんされてるけれど)。大山詣でに行く人々も描かれているんですね。

「小田原 酒匂川」
これのみならず、川を渡る図は好き。府中、島田、金谷など。なんかユーモラスで。

「箱根 湖水図」
ダイナミックすぎる箱根の山にいつもびっくりする。
「沼津 黄昏図」
天狗を背負っているのにパッと目がいくのだが、はじめ天狗が歩いてるのかと。伊勢神宮に奉納するためのものだそう。

「蒲原 夜之雪」
この絵が一番好きかも。静まりかえった雪の世界がきれい。初摺りと後摺り、だいぶ印象が違う。

「鞠子 名物茶店」
とろろ汁がおいしそうで(笑)。弥次喜多にも出てくる(が食べ逃す)らしい。

「二川 猿ヶ馬場」
柏餅が名物らしい・・・というところにひかれた。このとき、ワタクシ、おなかがすいてたんだろうか(笑)

「御油 旅人留女」
客引きのおばさんが怖いよ(笑)。やはり旅籠も競争だったんでしょうか。

「宮 熱田神事」
非常に動的。鳥居が半分切れてる構図がおもしろい。

「四日市 三重川」
風が強く吹いた瞬間をとらえた絵。転がっていく傘を慌てて追いかける男性。これも動きのある絵。

「庄野 白雨」
これもかなり好きな作品。激しい夕立の中の竹林が美しい。

「亀山 雪晴」
かなりデフォルメされているのだろうか。山の勾配がきつすぎる気が・・・

「水口 名物干瓢」
このあたり、干瓢が名物だったんですねぇ。干瓢を作る女性たちユーモラス。

そして、京都へ到着!
やっぱり全部通して見るのはいいな。
持ち物の展示、実際に旅した人の金銭手帖(実に細かい!)や、各宿場の名物なども紹介されていて楽しい展示でした。

広重の遺言(これが細かい!)や、10歳の時の絵なども展示されています。
まだの方は是非どうぞ(2月2日まで)。
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