「黒い罠」
本日の映画
movie-14 「黒い罠」 Touch Of Evil 1958年米
DIR:オーソン・ウェルズ
CAST:オーソン・ウェルズ、チャールトン・ヘストン、ジャネット・リー、エイキム・タミロフ、マレーネ・ディートリッヒ、デニス・ウィーヴァー、ジョセフ・コットン、ザ・ザ・ガボール
STORY:メキシコ国境の小さな町で車の爆破事件が起きる。たまたま居合わせたメキシコの捜査官ヴァルガスは捜査に乗り出すが、アメリカ側の責任者クインラン警部は嫌悪感を示す。上司の命令でやむなく2人は共同で捜査にあたるが・・・
☆☆☆オーソン・ウェルズ監督脚本主演のサスペンス。
この映画、ずっと見たいと思っていたのだが、なかなか機会がなく・・・
ようやく見ることができた。
いやー冒頭から引き込まれるなあ。あの長回し。
そして、突如起きる爆破事件。つかみが素晴らしい。
ここに偶然居合わせたのがメキシコの捜査官・・・なのだが、これを演じるのがC・ヘストン。がんばってメイクしてるけど、ちと無理すぎないかしら(笑)
で、ヘストンの奥さんがJ・リー。
わがままキャラ炸裂で、なんかあまり共感できないキャラだったのだが、運悪く事件に巻き込まれて・・・後半、ひどい目にあうという・・・
そして、泊まったモーテルの従業員が怪しすぎて、「サイコ」みたいでちょっと怖かった。
てっきりこの夫妻が主役かと思って見始めたのだが、O・ウェルズが出てくると、一気に場をさらう。圧倒的な存在感である。
醜くぶくぶくに太り、好き勝手にやりたい放題、犯人のでっち上げなど朝飯前の悪徳警官を快演。役者としてもさすが、なのである。
ちょい役だけれど、M・ディートリッヒも貫禄があったし、うれしやJ・コットンも出演。
O・ウェルズ映画、難解なものも結構あるが、これはわかりやすい部類。
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