東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』
本日の本
book-11 『謎解きはディナーのあとで2』 東川篤哉著 小学館文庫
STORY:立川駅近くの雑居ビルで殺された女性。交際相手は重役の娘と婚約、彼女を捨てたのだったが、彼にはアリバイがあった。大富豪の令嬢にてい国立署の刑事、麗子は執事の影山の助けを借りて謎をとく。他、5編プラス番外編
☆☆☆楽しみに待っていたシリーズの2作目。
文庫化されるまで待ったので、いやーすごく待ったって感じでしたね。
サクサク読んであっという間に読了しました。
このシリーズのいいところは、とっても読みやすいところなんですね。
そして、お嬢様と執事のかけあいがおもしろい。
徹底的にお嬢様を馬鹿にする執事影山。今回は、毎回暴言を吐く。
いちいち頭にきながら、結局影山を頼りにする麗子。
うーん、いいコンビだな。
なんか、今後、別の意味でいいコンビになっていきそうな予感もする。
さて、お話だけれど、実は一番よかったのは書き下ろしのショート作品「忠犬バトラーの推理」。割と単純な謎だけど、ワンさんがかわいいし、よくまとまってる。
あとは微妙なお話も混ざっていて・・・
第二話の帽子もうーむという感じだし、第五話もちょっと無理があるような・・・
しかし、一番笑っちゃったのは第六話。このトリック、なんでわからないの、すぐに!!(笑)
まあでも楽しく読めたからよし。
早く3が文庫化されないかしらん。
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