【広重ブルー 世界を魅了した青展(前期)】
art-20 【広重ブルー 世界を魅了した青展(前期)】 太田記念美術館
広重・・・と聞けばいかざるをえません。
太田記念美術館で開催されている広重ブルーに行って参りました。
しかし、広重は広重でもブルーに限定というのはどうなのか?
そんなにブルーの作品があるのかなと思ったけれど、バッチリ、たくさんありましたね。
前期後期、ほぼ入れ替わるので、まだまだあるわけで・・・
いやはや、充実してました。
広重の時代、既存の藍色とは異なるベロ藍がたくさん生産されるようになり、さかんに使用されるようになったそう。
青といえば、水。
海、川、湖だけれど、そうそう、空も青ですね。
というわけで、結構バリエーションにとんだ作品がありました。
五拾三次にもあるし、東都名所にあるし、晩年の名所江戸百景にもたくさん。
今まであまり見たことがなかった「六十余州名所図会」のシリーズ、結構好き。
前期展示の中では「薩摩 坊ノ浦雙剣石」が特にお気に入り。ここ、行ってみたいな。
風景画ではない「芦に鴨」も(縦長の作品・・・横長がフツーだったところに縦長の作品をたくさん発表したらしい)、いいですね。
北斎の富嶽三十六景にもあるんですね。青の作品。
国芳にも。
明治になると、青より赤がブームになったそうで、最後に赤い絵が並んでました。
なんとなく文明開化な感じ。
そっくり入れ替わるので、後期も行きたいな。
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