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2014年5月

2014/05/31

川口マーン惠美『ベルリン物語』

本日の本

ベルリン物語 都市の記憶をたどる (平凡社新書)
book-16 『ベルリン物語』  川口マーン惠美著  平凡社新書 

1870年代のドイツ帝国建国の時から1990年ドイツ再統一までのベルリンの歴史をまとめた本である。
著者はシュトゥットガルト在住の女性。

この本、とても勉強になりましたね。
たった120年の間の出来事といっても、ドイツはこの間激動の時代をくぐり抜けてきたわけで、なんと濃密なこと。

個人的には、鉄血宰相ビスマルクの素顔が紹介されているのがおもしろかったが、ドイツといえば、避けて通れないのは、やはり、ヒトラー~冷戦~ベルリンの壁の時代で、読んでいてなかなかにつらい。

ベルリンの壁崩壊後、念願の再統一がかなったわけだが、東西の経済格差、財政難、外国人問題と、たくさんの問題を抱えている。
それでも、ドイツはEUの中心国として立派に再生しているのだから、素晴らしい!

この著者の『ドイツ料理万歳!』も読んでみたい。

2014/05/30

新酒 甲州辛口

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お正月に買ってきた一升瓶ワインの白をようやく開けた。冷蔵庫に入れるの大変だから、あまり暑くならないうちに飲まねばということで。

大泉葡萄酒という会社のワインで、この会社は103軒の葡萄栽培農家が出資してできたとのこと。

山梨の白といえば甲州種だが、新酒というこれはどうか。

注いでみると、おや?少しピンクがかっている。一瞬、染まったワタクシのグラスの色?と思ったがそうではなかった。
飲んでみると、すっきり。甘みも少ないが酸味も少なくてクセがない味。こういうの、危険なんですよね~どんどん飲んじゃう(笑)

翌日飲んでみたら、少し風味がましてよくなってました。

また一升瓶ワイン買ってみよう。
 

2014/05/29

「ステイ・フレンズ」

本日の映画

ステイ・フレンズ [Blu-ray]
movie-26 「ステイ・フレンズ」  Friends With Benefits  2011年米

DIR:ウィル・グラック
CAST:ジャスティン・ティンバーレイク、ミラ・クニス、パトリシア・クラークソン、ジェナ・エルフマン、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン
STORY:LAのアートディレクター、ディランはヘッドハンターのジェイミーの仲介でニューヨークの会社に転職。意気投合した2人だが、恋愛にうんざりしている者同士。恋愛感情抜きでしたいときだけする理想的な友人関係を築こうとするが・・・

☆☆☆M・クニスのラブコメディ。

「ブラックスワン」で共演したN・ポートマンとM・クニスがそろいもそろって似たようなラブコメに出るとは。
ポートマンの「抱きたいカンケイ」の方はまだ見ていないけれど、この映画での相手役は、実生活でクニスの婚約者であるアシュトン・カッチャー。なんかややこしいな。ポートマンとクニスは親友同士らしいし。

イメージとしては、ポートマンは優等生(的な役が今までも多かったし、なかなかその枠から出られない・・・「ブラックスワン」はだいぶがんばった方)で、ミラは、ちょっと下品な感じがあって(けなしてるわけではないです)、ミラの方はこんな感じのコメディにあいそう。

比べられないのでわからないけれど、確かにこの映画のミラはぴったりの役。
ガハハハと笑って、サバサバしていたはずが・・・
ディランの言葉に傷つく。その表情がとてもかわいらしいかった。

はじめから結論はわかっているようなもので、新味はそれほどないものの、まあでも合格点。

共演者では、少しぶっ飛んでるジェイミーの母役P・クラークソンと、ディランのゲイの同僚役W・ハレルソンがいい。最近、ハレルソン、こんな感じの役が多いですね。

N・ポートマンの方も見なきゃ。

2014/05/28

yonda? CLUB

1997年から続いてきた新潮文庫のプレゼントキャンペーンもとうとう終了。
思えば、ずいぶんとグッズをもらったものだが、今年の1月24日で応募が締め切られることに。たくさんマークをためていたので、大慌てで駆け込み応募。

応募したことをすっかり忘れていたのだが・・・

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数週間前にまず絵本が到着。

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そして、先週ブックカバー3つが到着。

実を言うと、yondaも昔の絵の方が好きだし、このところこれは絶対ほしい!という品がなくなっていて、今回はまあこれでいっかということで応募。

あ、でも絵本はなかなかいいな。
ブックカバーは・・・
もらっておいてなんだけど、ちょい使いづらい(笑)。それなりに重さもあるし。

いろいろ言いつつも、でもキャンペーン終わっちゃったの残念だな・・・

2014/05/27

アサヒ アクアゼロ

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新発売の新ジャンル製品。
糖質オフ製品というのは需要があるんですかね。次々と出るのだが、どれもダメ(ワタクシ的には)。糖質に限らずにオフにするとうまみまで減っちゃうみたいで。
なので、警戒しつつ飲む。

注いでみると、色はビールだが、泡はすっと消えてしまう。
飲んでみると、意外に苦味はあるものの、どんどん甘味が前に出てくる。でも薄い、全体的には。度数も低いし。

思ったよりは飲めるけれど(こういう製品にしては)、リピートはないですねぇ。

2014/05/26

【非日常からの呼び声展】

art-34 【非日常からの呼び声展】 国立西洋美術館

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カロ展の先に別の展覧会があった。
作家、平野啓一郎氏が選ぶ西洋美術館の名品である。

ワタクシ、平野さんの本は一冊も読んだことがなく・・・
どういったチョイスをするのかまったく想像がつかなかった。
あ、でも今度本も読んでみようかな。

6つのカテゴリーに分かれる。
Ⅰ 幻視
ここは好きな絵ばかりだった。
マックス・クリンガーの「手袋」、ロラン、モロー、ムンク、ルドン。
意外と趣味があうかも・・・

Ⅱ 妄想
デューラーの「メランコリア」、ゴヤはかなり難解。
テニールスの「聖アントニウスの誘惑」はよくよく見ると不可解で不気味。

Ⅲ 死
死といっても表現はいろいろ。
悪魔、骸骨・・・

Ⅳ エロティシズム
サロメが2枚。これらだけでなく、どうも自分が考えていたエロティシズムとは違うような。
 
Ⅴ 彼方への眼差し
「ゴリアテの首を持つデヴィデ」・・怖い。これって、信仰という範疇に入るのだろうか?

Ⅵ 非日常の宿り
ハンマースホイの絵は人が描かれていても、冷たい感じがあるのが非日常か?
ムンクの「接吻」は溶けそうな感じがおもしろいが、非日常?

とまあ、人の感性はいろいろなので、はてな?と思うキャプションもあったものの、見慣れている絵が違って見えるという、おもしろい企画だった。

またゆっくり常設展を見てみたいものですね。
そして、違う方をゲストキュレターに迎えてまたこういう企画やってほしいですね。

2014/05/25

【ジャック・カロ展】

art-33 【ジャック・カロ展】 国立西洋美術館

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バルテュス展を見た後、昼食をはさんで国立西洋美術館に移動。
【ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場展】を見て参りました。

ジャック・カロ、見たことはあるけれどこんなにまとめて見たのははじめて。
40数年の生涯で1400点以上もの作品を残したそうだが、西洋美術館には実に400点も所蔵しているとのことで、今回はそのうち220点も見ることができた。

Ⅰ ローマ、そしてフィレンツェへ
フランス、ロレーヌ地方で生まれたカロは若い頃にローマへ。
はじめは宗教画(版画)である。
とにかく驚くのは、細かいこと!入り口で拡大鏡を借りるべきだった・・・

Ⅱ メディチ家の版画家
その後カロはメディチ家の宮廷付きの版画家へ。
連作「フェルディナンド1世の生涯」などは、いかにも仕えている君主のために作ったなという感じだが、「二人のザンニ」、これはおもしろい。当時流行した喜劇役者の芸が描かれているのだけど、パッと見、前面にいる役者二人が悪魔に見えた・・・
「インプルネータの市」はなんとたくさんの人が!なんでも1000人以上の人と何十頭の馬やロバ、100匹以上の犬が描かれてるとか。とてもとても全部を見ることはできないが細かく見ると楽しい。けんか有り、宴会あり、盗みあり、吊されてる!人あり。いやはやすごいぞこれ。ずっと見てるわけにもいかないのですべてを見切れなかったのが残念。

Ⅲ アウトサイダーたち
カロはまた、道化や乞食、ジプシーといったアウトサイダーもたくさん描いている。
当時の人々の好奇の目そのままに、グロテスクだったり容赦なく描いたり。
特徴をよく捉えてはいるけれど、やさしいまなざしとは言えなかったようだ。

Ⅳ ロレーヌの宮廷
コジモ2世の死後、後ろ盾を失ったカロは故郷へと戻る。
すぐには職をを得ることができなかったカロは精力的に描いたようだ。
宮廷で催された槍試合を描いた連作。試合そのものより、山車に乗って登場する貴族たちが滑稽だ。

Ⅴ 宗教
カロが一番描いたのは宗教画だったという。
聖母伝やキリスト、マリア、使徒立像などは(エンブレムで小さい作品。これ好き)ごくごくまじめな宗教画だが、異様なのは「聖アントニウスの誘惑」。なんかボスみたい。

Ⅵ 戦争
連作「戦争の悲惨」が怖い。絞首刑、銃殺刑、火刑、車裂きの刑・・・どれも目を覆いたくなるが、中でも一番ぞっとするのは絞首刑。大木に吊された十人以上の人。むむ、この連作をなぜ作ったのだろう?

Ⅶ 風景
パリやイタリアの風景。
風景画もいいですね。

なにしろ細かいのでじっくり見ていたら結構時間がかかりました。
お出かけの際は時間に余裕を持って!

2014/05/24

【バルテュス展】

art-32 【バルテュス展】 東京都美術館

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東京都美術館で開催されているバルテュス展に行ってまいりました。
賞賛と誤解だらけの、20世紀最後の巨匠と副題にあるが、今まで見たことのある絵は、誤解される部類の絵で、まあしかし、まとめて見たことはないから、ワタクシにとっては謎の多い画家の一人であった。

第1章 初期
バルテュスはポーランド系貴族の血をひき、パリで生まれている。
父と別れた母の新しい恋人がリルケで、そのリルケが是非出版をと序文を書いたのが、「ミツ」。飼い猫ミツとの出会いから失踪までを40枚の絵に描いた本で、これはなんと11歳のときの作品。才能あるなあ。
また小さい頃から日本や中国に興味があったとのことで、中国のモティーフが描かれた戸棚などもあった。
パリのリュクサンブール公園、オデオン広場などを描いた風景画は、まだまだ特徴は際立っていないフツーの絵。風景画というイメージはあまりなかったが、なかなかよろしい。

第2章 バルテュスの神秘
イギリスを訪れた際の風景に魅了され、「嵐が丘」の挿絵を描いたバルテュス。
このあたりになってくると、バルテュスらしい人物のポーズが登場している。この挿絵を描いた頃、婚約者のいる女性との恋に悩んでいたバルテュスは「嵐が丘」に自分を重ね合わせていたという。そう聞くとヒースクリフがバルテュス自身に見えてくる。
「キャシーの化粧」は挿絵の1枚を油絵で描いたものだが、それぞれが別の方向を向いており、ハッピーエンドにはなりえないなと思わせる。
「獣たちの王」は猫を従えた自画像だが、足が長すぎる!
そして、バルテュスといえば、少女と室内と猫。
とりわけ、この時期、少女を多く描いており、せっかくのはじめての個展は、スキャンダラスな展覧会というレッテルを貼られている。
確かにね~
この少女たちのポーズ、挑発的すぎる・・・でも不思議な魅力があるんですよね。
バルテュスは幾何学的な構図を意識していたようで、ちょっと無理では?という姿勢の絵もあった。
「夢見るテレーズ」、「美しい日々」あたりが有名な絵だろうか。
ちょっと怖かったのは、「おやつの時間」。少女の表情のなさもそうなのだけど、パンにナイフが・・・
好きなのは「地中海の猫」。めずらしく全体に明るいこの絵が、あるレストランのために描かれたものとのこと。これ、レストランにかかってたらうれしいなあ。なんか幸せになれる絵。

第3章 シャシー
ブルゴーニュ地方、シャシーに住んでいた頃の絵。作風は変化している。
田舎の風景を描いた絵は、セザンヌ風?風景画も幾何学的要素が大きい気がする。
一方人物画はぼんやりした感じで、背景もシンプルである。

第4章 ローマとロシニエール
ローマのアカデミー・ド・フランスの館長となったバルテュスは日本古美術展の準備のため来日、節子夫人と出会う。
「トランプ遊びをする人々」は歌舞伎の見得に着想を得たらしい。うーん、これはおもしろい。
節子夫人をモデルにした絵もあり。
「朱色の机と日本の女」、一連の少女の絵のようにちょっと挑発的。そして、構図が不思議。

アトリエが再現されていたり、バルテュスの持ち物や写真の展示などもあった。
バルテュス、着物をよく着ていたようだが、とても似合いますね。

とても充実した展覧会でした。
バルテュスをよく知ることができるこの展覧会、是非どうぞ。

2014/05/23

中村真人『ベルリンガイドブック 「素顔のベルリン」増補改訂版』 

本日の本

ベルリンガイドブック (GEM STONE)
book-15 『ベルリンガイドブック 「素顔のベルリン」増補改訂版』  中村真人著  ダイヤモンド社 

地球の歩き方のビジュアルブックシリーズ。
昨年増補版が出たらしい。

著者の方はベルリンに関するブログもやっている方で、ベルリンといえば!という方らしい。

いやー、これは詳しいですね。
なかなか行かないだろうなというところまで網羅されている。
12のエリアに分けて紹介していて、この通り歩いたら隅々まで行けますね、ベルリン。

この本、旅行に持って行きたいわと思ったけれど、ちょっとかさばるのよね・・・

2014/05/22

サッポロ ホワイトベルグ

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先日新発売されたホワイトベルグ。
ヴァイツェンに使われるコリアンダーとオレンジピール使用と言うことで、ヴァイツェン好きなワタクシとして期待が高まる・・・

注いでみると、ヴァイツェンほどではないけれど、色は薄い。
飲んでみると、確かにね、ヴァイツェン風ではある。ちょっぴり苦味もある。
でも・・・
ヴァイツェンとは違うなあ。コクが全くないのだ。

出来損ないって感じだな。


2014/05/21

サントリー 金麦 クリアラベル

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金麦は、新ジャンルの中では一番好きで、たまに飲んではいるが、ワタクシが好きなのは、本来的な金麦であって、糖質オフのはダメ。
なので、こちらも心配だったのだが・・・

注いでみると、まあ泡のもちはよくはない。
飲んでみると、うーん、自然な苦味じゃなくてつけたような苦味が・・・
でもコクはなくて、味はすーっと消えていく。これがクリアってことでしょうか。

これはもう買わないなあ。
やっぱりフツーの金麦がいいです。

2014/05/20

サントリー セブンゴールド 金のビール

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4月下旬に発売されたセブン&アイ製品。
セブン&アイ、いろいろ出しますね。

注いでみると、しっかりとした金色(確かに金のビール!)。
飲んでみると、うーん、濃いなあ。度数も高い。6.5%。
だけでなくて、しっかりとした苦味があり、味自体も濃い感じ。
いいんじゃないでしょうか。

といっても、ずっと売ってるわけじゃないんでしょうね。

2014/05/19

【パブロ・ピカソ 版画の線とフォルム展】

art-31 【パブロ・ピカソ 版画の線とフォルム展】 町田市立国際版画美術館

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この展覧会、興味はあったけれど、町田はちょっと行きづらいので行こうかどうしようか迷っていたのだが・・・
先週、目黒区美術館の【マルク・シャガール展】に行ったところ、この半券を持って行くとピカソが割引きになるということと、日曜美術館のアートシーンでちょうど紹介していて、
これは行かねば!と車でお出かけ。
行くのは久々。

1.若き日のピカソ
パリに出てきたピカソは安いアパートに住み、熱心に版画を作成したという。
有名な「貧しき食事」の他、貧しい人々をモチーフにした作品が何点かあった。
まだまだ冒険的な作品は少なく、ピカソらしくないといえばそうなのだけど、この時代の作品、なかなかによい。

2.第二次世界大戦まで
「知られざる傑作」はバルザックの小説にピカソが挿絵を描いたもの。
この小説は(読んだことなし)、年老いた画家の物語らしいのだが、ピカソの生涯のテーマとなる画家とモデルはここからスタートしたようだ。シュールさは十分発揮されていて、おもしろい。
武者小路実篤にプレゼントされた「ミノタウロキア」。何を描いたものか解釈は何通りもあるようで、頭をひねる絵。これって決めなくてもいいんだろうけれど。変な絵なんだけれど、目が離せない、そんな絵。
「博物誌」の様々な動物は、ん?と思うのもあるけれど楽しい。ピカソも製作していて楽しかったのではないだろうか。ダチョウが好き!

3.戦後から平和の時代へ
「ダヴィデのバテシバ」がおもしろい。
昨年、バルセロナでみてきた「ラス・メニーナス」を思い出した。
ピカソ、次々アイディアがあふれ出してくるんでしょうね。バリエーションが次から次へと作られる。今回は9枚のバリエーション。
元々はクラナッハの絵で、あの絵があーなって、あーなるのか!まじめなんだかそうでないんだか・・・
隣はうってかわって、「鳩」。平和の象徴。これは美しい。ピカソとしては、非常に静的な作品。
版画集の「真夜中の馬たち」はかなりシュール。なるべく少ない線で表現しようとしていると思われるが、理解は難しい(笑)
「闘牛技」は好き。やっぱり(画家に言う言葉じゃないけれど)上手いんだな、ピカソって。


4.晩年の探究
晩年は南フランスに移り住み、色も鮮やかに、作風もダイナミックになっていく、。
リノカット多色刷りという独特の方法でたくさんの作品を作りだしている。
この時の妻ジャクリーヌをモデルにした作品も多い。
「バッカス祭」はマティスのダンス風。
「草上の昼食」はマネの絵が元になっているが、確かにねー、よく見るとそうなんだけれど、あまりに違いすぎてもはや違う絵に・・・
「ランプの下の静物」は鮮やかすぎる色にびっくり。赤を基調とした作品の方がより好み。

版画にしぼったこうした展覧会もおもしろいものですね。

2014/05/18

多摩:ピエトロバルコーネ 多摩永山店

昨日、町田国際版画美術館へ出かけた。
その途中で入ったお店がピエトロバルコーネ。
その名のとおり、ドレッシングで有名なピエトロがやっているファミレス風レストランである。

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いました!ピエトロおじさん。

日差しが入る明るい店内。テラス席もある。

単品もあるが、ホリデーランチにするとサラダバーとブレッドバーがついてくるのでそれにした。
パスタ3種とドリア1種から選ぶようになっており、ワタクシは高菜と貝柱のペペロンチーノ(と書いてあったかどうかは定かではないが、辛マークがついていて、オイルベース)、同居人は、いかとズッキーニのクリームソースに。

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まずはサラダとパンを。
ついつい豆好きなので豆を多くとってしまった・・・
ドレッシングはクリーミードレッシングを選択。
パンは焼きたてじゃあないけれど、トースターが置いてあり暖めることができる。
こちらは塩パンとココアパン。同居人がとってきたメープルパンとミニウインナーロールと

半分こにした。
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私のスパゲティ。

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同居人のスパゲティ。

スパゲティは、アルデンテで結構細い。
お味はというと、一口目、そんなに辛くないなと思ったものの、じわじわと・・・結構辛い。レジのところに激辛辛みソースというのを売っていたから、もしかしてこれを入れてるのかもしれない。
同居人のはクリームといってもわりとあっさりめだった。これくらいでちょうどいいかも。

はじめて知ったのだけど、ピエトロって福岡の会社だったんですねぇ。
なので高菜が入ったメニューなんかがフツーにあるのかな??

セットのパスタの選択肢がもっとあるとうれしいな。

東京都多摩市永山3-22-7


展覧会を見た後、コストコへ。
今回の戦利品。
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2014/05/17

【栄西と建仁寺展】

art-30 【栄西と建仁寺展】 東京国立博物館 平成館

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元々この展覧会に行く予定はなかったのだが・・・
先日、出光美術館の【日本絵画の魅惑展(前期)】に行ったところ、酒井抱一の風神雷神図が展示されており、俵屋宗達のも見てみたい!と思って行くことにした。

序章 禅院の茶
建仁寺での茶会の模様が再現されている。調度品は建仁寺のもの。
4人の正客がそれぞれ8人の相伴客を連れてきて、合計36人が参加するのだが、フツーの茶会とは様子が違う。
客が持つ茶碗に僧侶がお湯を注ぎ、茶をその場でたてる。
これ、はじめて知りました・・・
今でも行われてるんですね。

第1章 栄西の足跡
栄西は「えいさい」とずっと思っていたのだけれど、この展覧会では「ようさい」。
なんでも今回展示もされている「興禅護国論和解」ではイヤウサイと読み仮名が振られており、建仁寺ではようさいと読んできたとのこと。どうもねー、なじみがないんだけれど。
この章では栄西が記したものも含め書が多く、書はまったくわからないものだから、正直なところ、ふーんとしか思わなかった(ごめんなさい)。
栄西の像が何点が展示されていたが、頭が長い方だったんですねぇ。寿老人?多少はデフォルメされてるんでしょうけれど。

第2章 建仁寺ゆかりの僧たち
この章から次第におもしろくなってきます。
ゆかりの僧たちの像や画が展示されていたが、猿みたいな人あり(笑)、温和な人あり、苦労がしのばれる顔の人あり、不満げな人あり。
中でも口をへの字にした無涯仁浩という僧侶の像と画が心に残った。なんか、偏屈そう(笑)。

第3章 近世の建仁寺
ここからがハイライト。
正伝栄源院は織田有楽斎によっって再興されたという。この人は織田信長の弟だそうなのだが、像も見ても似てるかどうかは・・・
狩野山楽(永徳の養子となった人)が数枚。襖絵などは結構きらびやか。
部屋を移ってからがとにかくすばらしい!海北友松の襖絵で埋め尽くされているんである。
全部、前期後期で展示替えがあり、一回ですべてを見ることができないのが残念・・・
「雲龍図」だけは、ゴールデンウィーク中はすべてを見ることができたようであるが。
「竹林七賢図」、「琴棋書画図」、「山水図」、「花鳥図」、そして「雲龍図」。
どれが一番いいかなあ。甲乙つけがたい。
迫力という点ではやはり「雲龍図」かな。
「山水図」は構図がいいし、「竹林七賢図」、「琴棋書画図」は大胆な筆づかいがいい。テーマから言うと「花鳥図」も好み。
というわけでどれもよかった。

第4章 建仁寺ゆかりの名宝
いやー、すごいな、建仁寺。いろいろな名画をお持ちで。
「十六羅漢図」が2枚。いずれも前後期入れ替えでこれまた全部見られないのが残念。このテーマもワタクシ大好き。だいたいがおもしろい画。
雪村の「布袋唐子図」。かわいい絵画展に出してもよさそう。
長谷川等伯が2枚。正直、「松に童子図襖」は等伯と書いてなければわからなかった。「竹林七賢図屏風」の方がいいな。
この章にも友松が。うーん、どれもいいな。すっかりファンになりました。
伊藤若冲の「捨徳および鶏図」。これまたかわいい絵でかつユーモラス。うってかわって「雪梅雄鶏図」はカラフル(赤が特に)、鮮やか。これ好き。
長沢芦雪「牧童笛吹図」は指で即興的に描いたものらしいのだが、なかなかに味わいがある。
大好きな白穏の画もあった。
金有声「滝山水・寿老人図」はふふっと笑ってしまう画。
これまた好きな曼荼羅図も数枚あった。細かく見るとおもしろい。よくよく見ると怖いけど。
「涅槃図」はとってもカラフルで動物もたくさん描かれていていいなと思ったのだが、お釈迦様が斬新。
そして、最後の最後に見たかった俵屋宗達の「風神雷神図屏風」が。まず出光で酒井抱一のを見たのが(これはかなりコミカル)、宗達のは相当な迫力。今にも動き出しそう。国宝だけのことはありますね。

本館に移って、宗達の画を模写した尾形光琳の「風神雷神図屏風」も見てきた。だいぶ違いますね。でも、宗達の方がいいな。
こちらの写真は光琳のもの。
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思ったよりはるかに充実した展覧会でした。
明日は最終日で混雑必至ですが、是非とも!

2014/05/16

熊谷徹『あっぱれ技術大国ドイツ』

本日の本

あっぱれ技術大国ドイツ (新潮文庫)
book-14 『あっぱれ技術大国ドイツ』  熊谷徹著  新潮文庫 

ドイツの本といったらこの方でしょう。
今年のドイツ旅行に向けて何冊か読んでおきたい。

ドイツは技術大国。
器用なのか、発想力にすぐれているのか。
支えるのが中小企業というのがすばらしい。

この本で語られるのは、凝り性、完全主義、勤勉、リスク管理、心配性だということ。
これ、日本人にも通じるものがあるような。
違うのは、ドイツ人の労働時間少ないこと。残業はせず、有休もきっちり使い切る。
見習いたいなあ。

車、飛行船、ぬいぐるみ・・・
というところまでは思い立ったが、はじめて知ったのは、コーヒーペーパーフィルターのメリタが、メリタさんというドイツ人主婦によって発明されたということ!

続いての本は『びっくり先進国ドイツ』。

2014/05/15

国分寺:函館赤ちょうちん南口店

土曜日。
仕事のあと、美術館を2つ巡って遅くなったので飲んで帰りました。
前々から入ってみようと思っていた函館赤ちょうちんというお店。

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入ってすぐ、このお店いいなと思った・・・

座ると、焼き場の方から大きなへらでおしぼりが。
このへら便利だな。

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まずは生ビール。お通しはたこさんウィンナーとうずら。うずらは揚げてある。

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2品で680円の本日のコーナーから、ねぎとろと海苔。海苔でまいてもおいしいな。

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そしてもう一つがねぎま。このお店、焼き物いけるかも!
といいつつ、今回はこれしか頼まなかったのだけど。

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ビールの後は赤ワイン2杯。
意外とたっぷり。

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豚もつ煮。関東風だね、これは。

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チーズちくわ揚げ。
中にもチーズが入っているけれど、外からもとろけるチーズがかけられている。

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最後にえびピザ。

ふーおなかいっぱい。
このお店、とても気に入ったのでまたちょくちょく来たいな。

東京都国分寺市南町3-18-17

2014/05/14

【オランダ・ハーグ派展】

art-29 【オランダ・ハーグ派展】 損保ジャパン東郷青児美術館

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ハーグ派とは聞き慣れない言葉。
バルビゾン派の影響を受け、オランダ、ハーグを拠点に自然主義的な作品を描いた派という。
日本でははじめてのハーグ派に焦点をあてた展覧会ということで、これは行ってみなければ!
ハーグ市立美術館の所蔵品を中心に構成される。

第1章 バルビゾン派
ハーグ派に影響を与えたとされるバルビゾン派の作品が30枚。
コロー、テオドール・ルソー、ミレー、ドービニーなどおなじみの画家の絵が並ぶ。
ミレーの油彩画「バター作りの女」もなかなかよかったが(これ、日本にあるんですね)、リトグラフ、エッチング、クリッシェ・ヴェールの作品がさらによかった。
クリッシェ・ヴェールというのはあまり見たことがないが、絵を描いたガラス板の下に印画紙を敷き、光をあてて作る作品のこと。鋭い線で描かれておりシャープな感じ。
オランダ生まれの画家ヨンキントの風景画は、光が美しい。「デルフトの眺め」は、フェルメールとはまた違ったよさが。

第2章 ハーグ派
セクション1 風景画
マリス三兄弟のうち、次男のマタイスと長男のヤコブの絵が何枚か展示されていた。
マタイスの作品の方が好みかな。
ヴィイセンブルフ、ビルデルスなどなじみのない名前が続くが、どれも牧歌的な風景で、ちょっと和む。

セクション2 大地で働く農民
マタイス・マリスのエッチング、「種まく人」はミレーの作品を元にしたもの。
テーマとして、農民の働く姿はハーグ派でも取り上げられたということですね。

セクション3 家畜のいる風景
牛、ロバ、馬、アヒル。
この中ではマリス三兄弟の三男ヴィレムの「泳ぎの練習」がよかった。アヒルのお母さんが子供たちに泳ぎの練習をさせようといているところを描いたもので、ほほえましい。

セクション4 室内と生活
室内をテーマに描いた画家としてはヨーゼフ・イスラエルが有名らしく3枚きていた。
光が部屋に差し込む様子がフェルメール的かと思いきや・・・第2のレンブラントと言われたらしい。

セクション5 海景画
室内画を得意としたイスラエルだが海景画も描いている。
といっても、テーマは漁師の奥さんだったり、えびとりをする漁師さんだったり。海を描いたというよりは、海で働く人々を描いたといえよう。
サデーの作品「貧しい人たちの運命」は、魚を拾う貧しい人々を描いていて、疲れというかもの悲しさがにじみ出ている作品だが、対照的にメスダッハの海景画は勇ましく、堂々としている。メスダッハは裕福な生まれでのちに美術館も設立したという。いや、でもこれがまさに海景画なんですね。

第3章 フィンセント・ファン・ゴッホとピート・モンドリアン
ゴッホとモンドリアン。ハーグ派に関係あるの?
と思ってしまうが、ゴッホはハーグの画商の元で働いていたし、従姉妹と結婚したハーグ派の画家に教えを請うているから、影響はあったのかもしれない。
「じゃがいもを掘る2人の農婦」などはそうかなと思うが、むしろバルビゾンという気もする。
ちょっとうれしかったのはクレラー=ミュラーから「白い帽子をかぶった農婦の顔」がきていたこと。これは「ジャガイモを食べる人々」の描かれた農婦につながるわけですね。結構ごつい顔つき。
モンドリアンこそ、?であるが、叔父はハーグ派の画家だったし、自身も学んでいたらしい。
「オーストザイゼの風車」など、ごくごくフツーの風景画で、とてもモンドリアンには思えないのだが、「ドンビュルクの風車」、「夕暮れの風車」と年代を追ってみていくと次第にカクカクして幾何学的にはなってきているのがわかる。まだまだモンドリアンじゃないけれど・・・

ハーグ派、なかなかよいです。
是非どうぞ。

2014/05/13

【マルク・シャガール 版画の奇跡∞無限大の色彩展】

art-28 【マルク・シャガール 版画の奇跡∞無限大の色彩展】 目黒区美術館

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目黒区美術館、初訪問!
なぜか今まで縁がなく(という美術館はまだまだあるな)、今回、好きなシャガールをやっているというので行ってみた。
目黒の駅から商店街を抜けて約10分ほど。

見たところ、そう大きな美術館ではなさそうだし、ちゃちゃっと見たら一時間もかからないかな・・・と思ってたらとんでもない。じっくり見てたら相当時間がかかりました。

自画像などもあるが、基本的に、「サーカス」、「ダフニスとクロエ」、「死せる魂」の3本立て。

「サーカス」
シャガールなので、とってもカラフルなのはそうなのだけど、細かく見ていくと、意外とグロテスクだったり、意味不明だったり・・・
繰り返し出てくる奇妙なモチーフてんこ盛りで、これ見てると飽きないなあ。
明るいだけの画ではないというところがポイント。

「ダフニスとクロエ」
静岡市美術館での展覧会で6枚見て、これは是非全部見てみたいと思っていたのだが、やったね。案外早く見ることができた。
この作品集は「サーカス」にもましてカラフル。20世紀で最も美しい本とも称されている豪華本である。
物語の舞台となっているギリシャを実際に訪問したというシャガール、ともかく美しいリトグラフなのであるが・・・
絵はね-、何せシャガールなので、ぶっ飛んでます(笑)
お話はもっと格調高いというか叙情豊かな作品と思われるのだが、シャガールの絵がつくと独特の世界に・・・
おもしろいけれど。

「死せる魂」
さらに滑稽味があるのが、この作品集。
ゴーゴリの長編小説を主題とした挿画本(銅版画)。
全96点を全部公開!
この小説読んだことあったかな?
ゴーゴリといえば、「鼻」、「外套」、「検察官」・・・それくらいだったかも。
ストーリーを追いながらじっくり見ていったのだけど、いやーこれ、おもしろい、というかおかしい。
ストーリーも滑稽味たっぷりなのだけど(風刺的な小説でもある)、さらに滑稽なシャガールの画。
岩波文庫の上中下巻が置いてあり、挿絵も入っていたのだが、ごめんなさい。シャガールを見たあとでは、まじめすぎるなあって思っちゃいましたね。

作品集を全部見られる機会ってそんなにないので貴重でありました。
シャガールファンの方は是非どうぞ。

2014/05/12

四ッ谷:俺たちのナポリタン

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土曜日。
仕事が終わった後、3月にオープンしたばかりのナポリタン専門店へ行ってみた。
元々は仙台のお店らしい。

ナポリタン専門店といえば・・・
吉祥寺のパンチョで食べたのが、この時は小(300グラム)でも食べきれなかった。
なので、ちょい不安だったのだけど、やはり選んだのは目玉焼きがのっかっているもの(700円)。

このお店も、小、並、大は同じ料金。
割り増しで、1.8キロ(!)まである。それって誰が食べるの???(シェアはしちゃいけないということで)

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ワタクシはもちろん小を選び、同居人は並を選んだ。

おっ、これはパンチョより少ない気がする。もしかして食べきれるかも??
同居人も大でもいけたかも(大はゆであがり600)などと言っている。

まずはそのままで。やっぱり味は結構濃い。ケチャップ味。パンチョよりは薄めかな。
続いて粉チーズをかけて。マイルドになる。
そして、タバスコをかけて。パンチが出る。
目玉焼きは、うーん、食べづらいぞ。別皿がほしい(笑)。ちょっと焼きすぎだったのかも・・・

無事完食。
ミートソースはどうだろうな。

しかし、お店の名前、これって・・・(笑)

東京都新宿区四谷1-19 第三上野ビル1階

2014/05/11

【ちょっとパリまで、ず~っとパリで展】

art-27 【ちょっとパリまで、ず~っとパリで展】 泉屋博古館分館

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この美術館に行くのははじめて。なぜか縁がなかったんですね。
1月~2月にやっていた「木島櫻谷 -京都日本画の俊英」は行ってみたかったのだが、残念ながらのがしてしまった。

財閥系はどこもいろいろ持ってますね。
三菱、三井、そしてこちらは住友。

この展覧会は住友グループに収蔵されている絵画を紹介する第2弾。
第1弾も行けばよかったな。
今回は、パリに留学したり、パリに住んだりした画家の絵を特集。

Ⅰ 明治洋画の牽引者たち
黒田清輝「庭園」からスタート。これはでも言われないとわからないかな、この人とは。
浅井忠は水彩が2枚。淡い色でキレイ。
和田英作「こだま」はエコーかな、ギリシャの。ラファエル前派展で見た絵を思い出した。
藤島武二が2枚。「幸ある朝」。さしこむ朝日が暖か。「黒衣の婦人」はブリヂストンの「黒扇」と同じモデルとのことだが、「黒扇」の方がいいかなあ。
安井曾太郎も2枚。「人参ある静物」、構図がいい。
梅原龍三郎の2枚は、まだまだ控えめな方。
満谷国四郎「罌粟の花畠」は、見た途端にこれゴーギャン!ナビ派の影響もあるとのことだけど。

Ⅱ 沸騰する時代のエトランジェ、パリ豚児の群れ
藤田嗣治が2枚。「Y婦人の肖像」は、お約束の猫たちがかわいいのだが、背景に金箔が使われており、前面は洋画、背面が日本画になっている。おもしろい試み。
佐伯祐三にはめずらしい静物画が。ずぱり「鯖」。インパクトあり。これ、気に入った。
坂本繁二郎の「二馬壁画」は住友家の依頼で描かれ壁にとりつけられたものとのこと。繁二郎といえば馬だが、この画も優しい色合いで素敵。
岡鹿之助も最近お気に入りなのだが、「堀割」も微妙な点描でまさにという作品。

Ⅲ クールなパリで個性を研ぐ
小磯良平が2枚。落ち着いたトーンの「母子像」もいいけれど、ドガの影響を受けたという「踊り子二人」もいいなあ。ドガっぽくはないけれど。
鳥海青児の2枚のうち、「ナポリの港」の方が好き。明るくて。
三岸節子の画も明るいのだが、実は見ているとちょっと落ち着かない。
森芳雄の2枚のうち、「女性たち」は青木繁の「海の幸」風で、もう一枚の静物画「果物」は抽象画風。

今まで見たことがない作品が多くて楽しめました。
来年またこんな感じの展覧会やってくれるかな?また行こう。

※この展覧会は本日で終了です。

2014/05/10

【のぞいてびっくり江戸絵画展】

art-26 【のぞいてびっくり江戸絵画展】 サントリー美術館

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サントリー美術館で開催されている江戸絵画の展覧会に行って参りました。

第1章 〈遠近法〉との出会い
今では当たり前の遠近法も昔はなかったわけで・・・
はじまりは秋田半紙の小野寺直武により始められた秋田蘭画。「鷲図」はよくよく見るとそーねって感じ。まだまだ。
司馬江漢と亜欧堂田善。田善、先日行った府中美術館の展示でもたくさんあったけれど(最近注目してます)、この2人、ワタクシ的にはイメージが重なるんですね。西洋絵画のはしりという点で。田善の方が好きかな。
今回出ていた「ゼルマニヤ廊中之図」は、ヨーロッパの画家(版画家)の作品といわれてもわからない。
おなじみ、広重も。なるほど、こうしてみると、遠近法が取り入れられてるんですね。
ただ、「名所江戸百景 する賀てふ」は、ちょっと行き過ぎた遠近法な感じが・・・
春木南溟の「虫合戦図」はユーモラスでおもしろい。
楽しかったのは。眼鏡絵。遠近法で描かれた絵を凸レンズで見ると、とっても立体的に見えるんである。
円山応挙のも3枚あったが、これも是非レンズを通して見たかったなあ。

第2章 〈鳥の眼〉を得た絵師たち
鳥の眼・・・まずは俯瞰図である。
いやー、細かい!葛飾北斎の「木曽路名所一覧」。こういうの、ホントはじっくり時間をかけてみたいところ。
ここにもまた広重が。こうみてくると広重って結構斬新だったんですね。構図もそうだし。
ちょっと気に入ったのが「洋人富士山望遠図屏風」。オランダ人?た望遠鏡で富士山をのぞいている図なのだけど、どうみてもこれ富士山じゃない・・・丸すぎる・・・
ここで、鞘絵などの体験コーナーが。ヨーロッパ絵画にもあるけれど、円筒形の鏡に絵を映してみるとフツーに見える絵。誰が考えたんだろうなあ。

第3章 〈顕微鏡〉でのぞくミクロの世界
顕微鏡で拡大してみる世界。蟻だのなんだの虫の拡大図はちょいキモいけれど・・・
土井利位の雪の結晶のスケッチは美しい。この時代、こんなことに注目していた人がいるんだなと。

第4章 〈博物学〉で観察する
博物図鑑、ワタクシ大好き。だいたいにおいて、展覧会でちょっとしか見せてもらえないけれど(そりゃ仕方ないよね)、ぺらぺらと全部めくって見てみたいものだ。
栗本瑞見の「魚蟲譜」は金魚、鯉が描かれているのだけど、細部までよく描かれている。きれいだし。
広重の魚づくしが何点があったが(このシリーズは知らなかった)、ちょっとイメージしていた広重とは違った。

第5章 〈光〉と〈影〉を描く
最近、個人的に歌麿に注目しているので「銀世界」を見ることができてうれしい。
ここにもまたまた広重。「名所江戸百景 大晦日の狐火」はたぶん初見。ぼわっと浮かび上がる狐火が幻想的。
ちょっと国芳的だったのが広重の即興かげぼうしシリーズ。これは笑っちゃいますね。どれもよくやるよって感じなのだけど、中でも無理矢理感が強かったのが「らんかんぎぼし」。爆笑もの。前期で出てたのも見てみたかったなあ。
国芳といえば、よく見る「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」もきていた。何度見ても楽しい。

おもしろい切り口の江戸絵画展でした。
明日で終了ですので、まだの方は是非どうぞ。

2014/05/09

新宿:ヴェトナム・アリス ルミネ新宿店

午後、サントリー美術館に行く予定で、ちょうど乗換駅の新宿で12時をまわった。
じゃあこのあたりで昼食をということになり、ルミネへ。

久々のベトナム料理。
そして、このお店もホント久しぶり。

ランチはスペシャル以外は1500円のセット。
メインに、春巻き3種と、デザート、コーヒーがつく。
ブン・リュウセットを注文。

箸置きが落花生。これは持って帰って食べました・・・

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まずは春巻3種プラスもやしサラダから。
左から蒸し、揚げ、生。
ソースは3種、パクチーは水の入ったコップに入っておいてある(これも写真撮ればよかったな)。お料理には基本、パクチーは使っていないのでダメな人にはいいですね。好きな人はたくさん入れればいいし。
ソースは、チリだけはわかったのだけど(これは揚げ春巻にあうそう)、あとは甘めのと(これは生春巻にあうそう)、酸っぱい系(これは蒸し春巻にかけてみた)。
生春巻はよく食べるし、揚げたのも好きだが、あまり食べたことがなかったのが蒸したもの。もちもちしててこれもいける。腸粉みたいな感じ。

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続いてブン・リュウ。
かにとトマトのスープに、厚揚げとえび団子が入ったもの。麺は、ブン=フォーを細くしたもの。このスープがほんのちょっとだけ辛みがあるのだけど、かにのだしが出ていてとてもおいしい。
麺は少なめでワタクシにはちょうどいい。春巻も食べてるからね。

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デザートは、ココナツプリン。
コーヒーはベトナムコーヒー。
ステンレスのフィルターで抽出されるのだが、終わったらふたを取り、その上にフィルター部分を置いていただく。
中にはコンデンスミルク?が元々入っていてかき混ぜていただく。結構甘いのだけど、コーヒー自体はかなり濃くて、コーヒーがダメなワタクシはちょっと口をつけただけで断念。残念。

久々のベトナム料理、おいしゅうございました!

東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿店ルミネ1-7F

2014/05/08

鳥取・島根旅行(3日目)

最終日も6時起床。
早く出発しないと、出雲大社の駐車場に入れないかもと思ったので。なんでも、昨年のゴールデンウィークは駐車場不足もあって大変だったとか。最悪、相当遠い場所にとめて有料のシャトルバスに乗っていかざるをないかもしれないのである。

6時半にホテルが提供してくれるお弁当とコーヒー(同居人のみ)をフロントに取りに行き、お湯を沸かして朝食。お弁当は、ふりかけご飯に、ソーセージ、焼き魚、卵、しらたきと人参の煮付け、お味噌汁といった簡単なものだが十分。それでもワタクシはご飯が食べきれずに輸出。

すばやく荷物を整理し(最終日はおみやげを買う時間がないかもと思いあらかた購入済み)、8時前には出発する。

1時間ほどで出雲大社付近に到着するが、駐車場の場所がわからず。なんとなく車がたくさん行く方向へついて行くと、なんとラッキー!!大駐車場にすぐとめることができた。やはり早く出発して成功である。

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駐車場の横から入ることもできるが、それは脇からなのできちんと?正面まで歩いていき、正面鳥居から入った。祓社は並んでいたのでパス、松の参道を歩いていく。この朝は、気温が10度なく、とても寒かった。
ムスビの御神像を撮影し、銅鳥居をくぐり拝殿でお参り。ここでは二拝、四拍手、一拝である。
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八足門の中は撮影禁止。入ってすぐのところでまた二拝、四拍手、一拝。後ろに本殿があるのだが、それほどよくは見えない。
しかし、ぐるっと周りを回ると、なんとか撮影できるポイントがあり(裏からだけど)、がんばって撮ってみた。

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そして、神楽殿の大しめ縄を見る。いやはや、こりゃホント大きくて重そうだ。

因幡の白うさぎの像や、点々と置いてあるうさぎを撮影しつつ、お神楽を横目で見つつ(往きには準備中だった)、古代歴史出雲博物館へと向かう。
近江巡礼の特別展もやっていてあわせて見ようかなと迷ったが結局常設展示のみとする。
これで正解。すぐ見終えるかと思いきや、かなりのボリュームだったので。

宇津柱と大社の再現模型くらいかなと思ったら、意外や意外いろいろと見所があるのだった。

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現在の出雲大社本殿は24メートルと日本最大の大きさだと思うのだが、古代にはその倍の高さがあったという説があり、何人かの研究者が再現して模型が並んでいるのだが、いやー、こんな高さのもの建てるの可能だったのかな?説としてはおもしろいのだけど。本物を再現してみてほしいなあ。無理か・・・

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あと、圧巻だったのは、近くの遺跡で発見された青銅器の数である。荒神谷遺跡では358本の銅剣が、また加茂岩倉遺跡では全国最多39の銅鐸が発見されたとのことで展示されているのである。

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そして、個人的にまたまたツボだったのは、四隅突出型墳丘墓の展示があったこと。
ワタクシ、特に古墳ファンって訳じゃないのだけど、この四隅突出型墳丘墓は好きなのだ。

見終わるとお昼。
ホントはこのあたりで食事ができたらいいのだが、きっと混んでるだろう・・・と思ったら案の定。
神門通りでストラップを購入したものの、どこも混み混み。もちろん、おそば屋さんは長蛇の列。
仕方なくあきらめて駐車場へと戻る。

と、駐車場前のお店はあまり列ができていない。
ということで素早く名前を書き込む。5分ほどで早くも席に案内されホッとする。
もちろん!目当ては出雲そば。
名物の割子そば(3枚)の天ぷらつきを注文。

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まず一番上の割子に薬味(ねぎ、のり、削り節、もみじおろし)をのせつゆをかける。一枚食べ終わったら、残ったつゆを2枚目にかけさらにつゆを足す。という具合に3枚食べる。
つゆは甘めで濃く、もみじおろしがいいアクセントとなった。なかなかうまい。天ぷらもこのあたりでとれる舞茸などもついていておいしい。
この場合そば湯はどうするのか?と解説を読んだら、そば湯の入った入れ物につゆを入れて飲むのであった。最後の食事も満足。

少々時間に余裕もあったので、また少しおみやげを買い足し出発。
一般道を行こうかと考えていたが、それだと微妙に時間が足りなくなりそうだったので、高速で行くことにする。
一度サービスエリアで休憩。というか、こちらではサービスエリアとかパーキングエリアとか言わないんですね。売店としか書いていない。たまたまだったのか・・・

予定より30分弱早い3時半すぎにレンタカーの返却場所に到着。
手続きを済ませ、空港まで送ってもらう。

売店をうろうろしたが、さすがにもう購買意欲はなく(荷物が重かったというのもある)、早めだが中に入ることにした。
と、中の売店で、生ビールという文字が!
あご野焼きのおつまみとビールを買って、ぐぐっと飲んだ。うーん、おいしい。

飛行機は羽田混雑のためとかで10分遅れて離陸。
途中気流が悪くガタガタいったりもしたが、10分遅れて着陸。

ゲートがとても遠くて延々歩いたが、帰りの乗り継ぎはよくて、8時20分頃最寄り駅に到着。駅ビルで食事をして帰宅した。

ドライバーさんお疲れ様!
楽しい旅でした。
(完)

今回の戦利品。
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2014/05/07

鳥取・島根旅行(2日目)

6時起床。
起き上がろうとしたら、いててて。やはりひどい筋肉痛である。
寝る前に右股関節と右膝には湿布を貼っておいたからだいぶよくなっていたが、特に左ももと上腕部がひどく痛い。

7時朝食。
湯豆腐、えてカレイの干物、温泉卵、いかの麹漬けなどなど。お味噌汁はしじみ汁(さすが!)。あと、見慣れないものが・・・遠目で見るとハムカツのように見えたが、どうやら魚のすり身を揚げたものみたい(夜、正体が明らかになる・・・)。
前日夜もたらふく食べたが、朝もおなかがいっぱいだ。

9時前に出発。向かうのは境港。人がたくさんいそうな予感。
30分ちょっとで到着したが、駐車場はどこに?ときょろきょろしていたら、たまたま一台まだ入れて止めることができた。ラッキー!(しかしここで運を使い果たしてしまった・・・)

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予想通り、人、人、人。
そして、水木しげるロードにある妖怪ブロンズ像はなんと、153体もあるらしい。
ゲゲゲの鬼太郎は結構見ていたけれど(2回目の方)、そんなに妖怪の名前は知らなくて、まあ名前がわかるのは有名どころだけ。見たことあるけど名前はわからないというのも多いのだが、ブロンズ像はとてもよく出来ていて、いやはや楽しい。

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途中酒屋さんに寄ったり、時々お土産屋さんに入ったりしながら、バシバシと写真を撮る。153全部は撮らないよねーと話していたが、気づいてみると結構な数の写真を撮っていたのだった。ちなみに、思ったよりブロンズ像はちっちゃかった。

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アーケード街に入ると、鬼太郎やこなき爺やねずみ男の着ぐるみがいたりしたが、とにかくすごい人。あまりの混雑ぶりにうんざりしてくる(人混み嫌い。じゃこんな時行くなって話か・・・)。当初水木しげる記念館に入ろうと思っていたのだが、長蛇の列ができていたのであっさりあきらめ、前にあった鬼太郎の赤ん坊とお父さんのブロンズ像を撮影して逃げる。妖怪楽園で、これは絶対欲しいと思っていた妖怪おでん缶を購入し、アーケード街を脱出。

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残りのブロンズ像を撮影、酒屋さんに入ってあれこれとおみやげを購入。
2000円以上お買い上げの方にプレゼントということで、糀甘酒ココア味をいただいた。どんな味だろう?(まだ飲んでいない)

昼近くになったので、境港を後にしてお昼を食べに行くことにする。
この日のお昼は、宍道湖七珍の一つ、うなぎを食べると決めていて、ちょうど米子から松江への通り道にある大根島に有名うなぎ店があるらしいと調べて、そこへ向かったのだが・・・
境港で運を使い果たしたせいか、そもそもお店の駐車場に入れず、どんどん他の車もくるし、お店の前にも人がたくさん並んでいる。どこに行っても混んでるだろうし、日曜休みというお店も多いので、一瞬がんばって待とうと思ったが、無秩序に並んでいるのが気になり断念することにした。
大根島はどうやら牡丹と高麗人参で有名らしかったが、ドライブをしただけで終わった。

急遽またググってみたところ、松江市内の創業70年近くになる老舗のうなぎ屋いづも屋があることがわかり、目的地変更。なんと、この日泊まることになるホテルの対岸にあるお店だった。

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さすがに店の造りはレトロ。
メニューはうな丼、うなぎ定食、せいろ蒸しで、うなぎの枚数が増えると値段が上がる仕組み。
2枚では寂しいので、うな丼の3枚を注文した。
わりとすぐに出てきて、うな丼の他、肝吸い、香の物、フルーツがついてくる。
ご飯の量がかなり多くて同居人に輸出しても残してしまったのは残念・・・
うなぎは関東風とは違って蒸さないタイプで、皮がバリッとしているし、骨はしっかりしていて不思議な感じだが、食べ付けないからで、これはこれでおいしい。たれは甘みが少ないタイプだった。
いやはや、一軒目がダメだったときはどうしようかと思ったが結果オーライである。

おなかがいっぱいになったところで足立美術館に向かう。
この道中は寝ていてほとんど覚えていない(笑)。
美術館どこにあるんだろう?と言っていたら、突如現れる美術館。
庭が広いと聞いていたけれど、どこにあるんだろう?と思って入ってみたら、いやはやホントに広い。自由に歩き回れる庭というのではないのが残念だけれど、素敵な庭ばかり。枯山水あり、借景あり(ここが一番気に入った)、窓枠がそのまま額縁の役割を果たす絵画のような庭あり・・・
もちろん、絵も充実。
つい最近も東京に何枚も来ていて見たものもあったけれど、日本画充実。特に、横山大観のコレクションはすごい。
階段の上り下りが多くて、筋肉痛の身にはちとつらかったが(笑)、どっぷりと美にひたった午後だった。

5時近くまで美術館でねばり、おみやげを買って宿へと向かう。
またまた、申告通りほぼ6時に到着して苦笑。はかったわけじゃないんだけど。

隣のコインパーキングに車をとめてチェックイン。
シティホテルというかほぼビジネスホテルなので超狭いが、泊まるだけだからね。

ということで、早速夜飲みにいく研究である。
ホテルにも冊子があり、インターネットでも調べたが決め手にかけ、結局歩いて探すことにする。幸い、ホテルの近くが飲み屋さん街だった。

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かなり歩き回って、あいてそうだしとなんとなく入ったお店が佐香やというお店。
カウンターに座ってメニューを見ると、そんなに現地っぽいものないなあ・・
ま、とりあえず地ビールをと注文すると品切れ。仕方なく生ビールにする。
メニューをぺらぺら見ていたら、ちょっと気になっていたアゴ野焼きがあったので、それと、あと赤天なるものがあって聞いたところすり身の揚げたものらしいことがわかって、それも注文。

おっ。勝手にアゴ野焼きというは、あご自体を焼いたものと思っていたが見た目はちくわ。すり身を焼いたものだったんですね。
そして、赤天は、なんと朝食べたものじゃないですか。魚肉のすり身に赤とうがらしを入れてパン粉をまぶして揚げたもの。だからぴりっとしたんだな。マヨネーズとしょうがをつけて、ちょっと醤油をたらすとおいしい。

この店はこれで満足したので、2軒目に移動。おおきに屋というお店である。
ビールはもう飲んだので、日本酒をということで、やまたのおろちというお酒と、このお店から200メートルのところに蔵があるという、国暉を頼んだ。後者の方がより好みかな。
お料理は、かさごのカルパッチョを頼んだところ売り切れということで、宍道湖七珍の一つ、スズキのカルパッチョに変更。あとは、しじみの酒蒸し、大山地鶏の唐揚げを注文。どれもお酒にあっておいしかった。

帰りにコンビニで飲み物を買おうと思ったが、雨が降り始めていたので、ホテルに傘を取りに帰り、再びコンビニへ。結局傘は使わなかったが、かなり冷えはじめていた。

ユニットバスながら温泉らしく効能が書いてあったが、シャワーで済ませ、12時半すぎに就寝。
(3日目に続く)

2014/05/06

鳥取・島根旅行(1日目)

恒例、ゴールデンウィークの旅行。
今年の行き先は山陰。ホントは去年行こうと思ったのが、思い立つのが遅すぎて飛行機のチケットが取れなかったのだった。というわけで今年は早くから計画した。といっても、飛行機と宿とレンタカーのパックを申し込んだというだけで、いつもの通り、どこに行くかの計画はきちんと立てないうちに当日を迎えた。まあ毎年そうなんだけど。

起床4時。6時55分の飛行機に間に合わせるには、始発の電車に乗らなければならないので。さすがに3時間半の睡眠では眠くて、くーくーと寝ていく。
空港はとても混んでいて、朝食を購入してすぐに保安検査場を通過したが、乗る前に食べる時間は残されていなかった。

例によって離陸の際、ぐーぐー寝ていて同居人に起こされる。
水平飛行に入ったところで、朝食用に買ったおこわを食べる。梅ちりめん&松阪牛。
あとは、さらにぐーぐーぐーと眠る。

ほぼ定刻に米子鬼太郎空港(!)に到着。
レンタカーを借りて出発。
最初の目的地は、同居人が前々から行きたがっていた投入堂。腰と股関節の調子がいまいち、かつ右小指の突き指もまだ完治していなかったので少々不安だったのだが・・・

投入堂は三徳山三沸寺の奥の院。
参拝受付所で、投入堂まで行かれますかと聞かれ、はいと答えると靴の裏をチェックされる。靴の裏は金具はNGだが凹凸がしっかりしていることが必要だし、スカートはダメ(同居人が見ていたら長いシャツを着ていた人はちゃんとズボンの中に入れるよう言われてたとか)、そして2人以上で行動しなければならない。
ということは聞いていたので、靴はバッチリのものをはいていったのだが、軍手は持っておらず(家にあるかと思ったらなかった・・・)その場で購入。100円。

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宿坊、本堂を通り抜け、登山受付で名前、人数、住所、入山時刻を記入。輪袈裟をかけていざ出発!

いやー、しかしスタート直後からなかなかのもの。
山登りというより、よじのぼるというか、岩登りというか。やっぱり軍手を買っておいてよかった。手を使わずに登るのは絶対無理。
かずら坂をクリア、その後も大変な道(とはいえないな)をなんとか登ってふーと一息ついたところで、そこには鎖場が!ちょっと泣きそうになる。足の力もないが、手(腕)も力もないワタクシとしては相当な難行苦行だったが、ようやくの思いで登ることができた。
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登ったところには文殊堂があり、ぐるっとまわることができるのだが、柵などはもちろんなく、板が外に向かって下向きにそっていて、怖い怖い。ワタクシ、高所恐怖症じゃないけれど。

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文殊堂のそっくりさんの地蔵堂を通って、そろそろかと思いきや、まだまだ半分ちょっと。
どうやってこの鐘運んだの?
という疑問はさておき、鐘楼堂で鐘をついて(いい音!)、最後の難所、馬ノ背牛ノ背を登り切り、納経堂、観音堂を通ると、そこにようやく投入堂が。
いやー、苦労してきたかいありましたね。絶景、絶景。

と余韻に浸りながら下りはじめたが・・・
ひょえー、下りの方が怖いよ~足どこに置いたらいいかわからないよ~すべるよ~
と散々叫びつつ、ようやく下山。所要時間1時間半。ものすごく体力を消耗しました・・・

宝物殿をささっと見学し終了。
次は昼食をどこで食べるかだが、このあたりは難しそう。
鳥取は牛骨ラーメンが有名らしいのだが、お店のあてはなく、結局、ガイドブックで同居人が見つけた琴浦のあごカツカレーのお店に行ってみることにした。

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はわい温泉、北栄町(コナン通りがあるらしい)を通って、あごカツカレーの生みの親とされているお店、レストラングレインに到着。ランチは2時半までとのことだったが、2時に到着。セーフ。
あごカツカレー(帰りの空港でレトルト売ってました)は、ルーにもあご(トビウオ)のだしが使われているが、特徴的なのはトッピングにアゴのすり身で作るカツが乗っていること。普段魚系のカレーは食べないけれど、これはなかなかにおいしい。カレーのルーはわりとマイルドで、お好みで辛みスパイスをかけて辛くすることが可能。らっきょうはさすが本場だ。
ご飯が少々多かったので、同居人に輸出し完食。おなかいっぱいになった。

まだ宿に向かうには少々早いということで、大山の写真を撮ろうということに。
むきぱんだなるものがあちこちに描いてあったりグッズが売ってたりで気になっていたので、むきぱんだ遺跡に向かうことにした。と思ったら遺跡はむきばんだ(妻木版田)なのだった・・・

1405035弥生時代の大集落の跡を復元したものらしく、住居跡などが見られるが、それよりツボだったのは、マークが、四隅突出型墳丘墓の真ん中に顔があるものだったこと!そうか、この地方特有の形だったんですね、四隅突出型。
正直、むきぱんだはかわいくないけど(ごめん!)、むきばんだのマークはかわいいぞ。

残念ながら、この遺跡からは前の山がじゃまして大山は見えず、結局、本宮展望駐車場まで行って撮影。まだ少々雪が残った姿だった。
そして、これまた気になっていた白バラ牛乳の自販機があったので、バナナ牛乳を飲んで休憩。宿へと向かう。

チェックイン時刻は5時としておいたが、計ったようにその時間に到着(笑)。
チェックインを済ませ、昼ご飯が遅かったので夕食は7時にしてもらった。
宿は皆生温泉のホテルで、海まで0分。早速散歩する。わずか20分くらいの間に、2人の釣り人が3匹も釣っていた。しかも結構大きな魚だった。釣り、ずっとやってないな。
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その後、お風呂に行ったが、お湯自体はよかったのだけど、脱衣場が狭いのと、露天が小さかったのが残念。海辺だけあって、塩っぽいお湯だった。

ゆっくり浸かっていたので、部屋に戻るとわりとすぐに夕食の時間に。
本館のレストランへと移動する。

お料理はさすが魚介が充実。
お造り、蒸しアワビの肝ソース、地穴子鮨、海鮮石焼き、もさ海老若竹煮、かに茶碗蒸し、島根和牛と鳥取豚のしゃぶしゃぶ、その他・・・
どれもおいしくワタクシとしてはかなりがんばって、ご飯以外はほぼ食べたが、かなり早いペースでお料理が出てきたので(だから食べられたという面はある)、お酒は生ビールだけで終了してしまった。

もう一度お風呂に浸かり、翌日と翌々日の大まかな計画を立てて12時就寝。

(2日目に続く)

2014/05/02

【ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション展】

art-25 【ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション展】 Bunkamuraザ・ミュージアム

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松濤美術館を見終え、昼食をはさんでBunkamuraに移動。
ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション展(えらく長いな(笑))を見て参りました。
この美術館、今まで知らなかったのだけど、ミラノのスカラ座近くにある邸宅美術館とのこと。
莫大な財産を受け継いだミラノの貴族ジャン・ジャコモ・ボルディ・ペッツォーリが蒐集した美術品が元となっており、彼の遺言に基づき邸宅美術館として公開され、戦争の爆撃によって甚大な被害を被るも再建された・・・
この美術館の映像を見たが、なかなか素敵な美術館。ミラノに行ったら是非行かなきゃ。

第1章 ボルディ・ペッツォーリ・コレクション
「ジャン・ジャコモ・ボルディ・ペッツォーリの肖像」からスタート。立派なおひげ!
描いたのはベルティーニで、この美術館の初代館長となった画家。
美術館の武器の間から、甲冑、武器、盾などの展示もあった。

第2章 ロンバルディア・コレクション
ソラーリオ「洗礼者聖ヨハネ」、「アレクサンドリアの聖カタリナ」。カタリナの象徴としてよく描かれる車輪がほんの破片しか描かれておらず、解説がなかったらカタリナとわからなかったかも・・・
ダ・ヴィンチ工房で作られたという「盾をもつ戦士」はとても小さなブロンズ像であるが、どういう瞬間を切り取ったものかはよくわからないのだけど、小さいのに表情が豊か。

第3章 タペストリーと14・15世紀イタリア絵画コレクション
大きなタペストリーが2枚。さすがに色が少々あせてはいるけれど、重厚。が、これはやはりこういう会場じゃなくて邸宅で見た方がよさそう。
聖カタリナが多いな・・・「聖アグネスとアレクサンドリアの聖カタリナのいる聖母子」は、ちゃんと子羊と車輪が描かれていた。
「アレクサンドリアの聖カタリナ」と「アルテミジア」は対になるように展示されていた。どちらもいいけれど、好みは「アルテミジア」。
バスティアーニの「聖母子、奏楽の天使、聖三位一体」は、天使がちょっと怖い(筋肉質なんだもん)。

第4章 「黄金の間」コレクション
チラシに使われている「貴婦人の肖像」はこちらに展示されていた。この頃、流行していたプロフィール(横顔)であるが、細かいところまできっちりと描きこまれていて、確かに美しい絵。
「死せるキリストへの哀悼」は、そう言われなければボッティチェッリとはわからない。人物の重なり(配置)、色遣い、描き方。どれをとってもそうは思えないような。サヴォナローラの影響によるものとのことで、あの優美なボッティチェッリはいずこに・・・

第5章 15・16世紀の美術と時計コレクション
クラナッハは好きなのでよかったのだが、一番印象に残ったのは若き日のラファエロが描いたと言われている十字架。美しい。
時計のコレクションも見事。動かしてくれたらもっとよかったのだけど(無理か)。

第6章 ヴェネツィア美術および17世紀以降の美術コレクション
ティントレットやティツィアーノに帰属という作品があったが、テッツィアーノ帰属作品はちょっとのっぺりした印象。この絵の下には別の絵が描かれているらしいけれど。
カナレットのカプリッチョは組み合わせがおもしろい(一番向こうにサンピエトロ大聖堂のような建物も見える)。
ティエポロの「美徳と高潔の寓意」は下絵?躍動感のある絵である。
モルテーニはこの美術館の創設にあたって助言をした画家とのことだが、「レベッカ」はイギリスの小説アイヴァンホーの登場人物らしい。まっすぐなまなざしが印象的。

ゆったりした時間が過ごせる展覧会。
作品は地味めですが、まだの方は是非どうぞ。


※次回更新は5月6日の予定です。

2014/05/01

松濤:パンツェロッテリア

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松濤美術館に行った後の昼食をどうするか?
そういえば、前にテレビで見たことのある揚げピザのお店に行ってみようかなあ・・・と思ったが今度にするかといったん通り過ぎてしまった。
もう一つここは?と思ったガレットのお店が長蛇の列だったので、また引き返し、結局このお店に入ることになった。

パンツェロッティは、プーリア州やナポリが発祥の地とか。食べるのは初めてである。

肉のもあり、魚のあり、野菜のもあり・・・
いろいろあったけれど、基本のマルゲリータ・フレスカ(特製トマトソースとフレッシュモッツァレラ)と、大好きなチーズ・・・チンクエ・フォルマッジ(ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、レッドチェダー、タレッジョ、モッツァレラ)を注文。
やっぱりワインも必要だよねってことで、赤のグラスワインも注文。

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はじめにワイン、そして、サラダが到着。
自分で、オリーブオイル、塩、こしょうで味付け。野菜はパリっ。
塩、こしょうの入れ物は、上のスイッチを押すと自動でがりがりっと出てくるタイプで、突き指しているワタクシとしてはうれしかった(笑)

ワインは、はじめこそ開けたてのトゲトゲした感じがあったものの、おいしい~

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ピザは、まずマルゲリータから。
半分に切って出される。オリーブオイルを中に入れてもいいですよということで、確かに入れるとさらにおいしくなりますね。
トマトはかなり酸味が残ってフレッシュ。

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続いてチーズ。
あれ?ペンネも入っている。
チーズは一番主張しているのがゴルゴンゾーラで、塩気が結構あるので、こりゃワインがあった方がいいですね。

揚げピザとは言うのものの、油っぽさは全然ないし、お酒によくあうので、夜来てもいいな、これは。

食器や内装もおしゃれで、素敵。
なにより、松濤ということで静かで落ち着いた雰囲気がいいですね。

今度行ったら、別の種類にチャレンジしてみよう!


東京都渋谷区松濤2-14-12 シャンボール松濤 1F

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