宮田珠己『スットコランド日記』
本日の本
book-21 『スットコランド日記』 宮田珠己著 幻冬舎文庫
はじめ、書店で単行本を見たとき、スコットランドかと・・・
というのが狙いかな。マンションの窓から外を薄目で見ると、まるでスコットランド、ということからスットコランドと命名したらしい。
ようやく文庫化されたので読むことに。
元々、ワタクシ、日記文学(というと大げさか)は大好き。日記といってもまあ公開するものだから、マズイところはカットされてるだろうし、多少の脚色はあるだろうということはわかってはいる。でも、多少のぞき見的な興味もあるし、波長のあう人の日記はホントはまる。
いしいしんじさんや藤田香織さん、桜庭一樹さんの読書日記なんかは好き。
その中に宮田さんも仲間入り!
ドラマチックなことがしょっちゅうあるわけではないし、つまらないことにうじうじしてみたり、かなり後ろ向きだったり・・・
いやでも、なんてことない日常から楽しいことを見つける天才なんですね。
なんだかんだいって充実した毎日。
読み終わって、ほんわか、ほっこり。
続編も早く文庫にならないかな(文庫じゃないと持ち歩くの重くて)。
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