『びっくり先進国ドイツ』 熊谷徹
本日の本
book-17 『びっくり先進国ドイツ』 熊谷徹著 新潮文庫
『あっぱれ技術大国ドイツ』に続いての熊谷さんのドイツ本。
ドイツの人に対する勝手なイメージは、几帳面、規則に従う、まじめ(あくまでもワタクシの勝手なイメージです)。
そして、よくドイツ人と日本人は似ているとも言われるが、この本を読むとだいぶ違うなち思う。当たり前だけど。
ドイツの人たちは倹約家らしい。
服飾品にはお金をかけず、食べ物にもさほどお金をかけないそう。
それは、可処分所得が低いからとのこと。ふーん、これ意外。
『あっぱれ技術大国ドイツ』に書かれていたが、残業はなく、きっちり労働時間を守り、休暇はしっかり取る。今は必ずしもそうではなくなってきてはいるようだけど、なんともうらやましいではないですか。いやー、やろうと思えばできるんだろうけれど、なかなか意識改革はできませんね。
ドイツのいいところ、見習うべきところ、逆によくないところも書かれていて、なるほどと思うことも多い本でした。
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