東海林さだお『花がないのに花見かな』
本日の本
book-19 『花がないのに花見かな』 東海林さだお著 文春文庫
オール讀物の連載を集めた方のシリーズ。
いつも書いているが、ワタクシ的には丸かじりシリーズの方が好き。丸かじりの方がヒット率が高いから。
でもこっちも、もちろん文庫になったら即買い。
1本目の「花がないのに花見かな」から、はげしく頷く。
そうそう、バスツアーの季節物って前もって申し込みしなきゃならなくて、花が満開になるかどうかは運頼みなんですよねぇ。ショージ君のお花見ツアーも桜は咲いておらず・・・なんとか盛り上がろうにもむなしく・・・という様子がおかしい。
自炊宿に泊まったり、ミシュラン高尾山に登ったり、佐藤和歌子さん(『悶々ホルモン』)の指南をうけながらホルモンやをはしごしたり・・・
いやいや、なかなか楽しそうですぞ。
今回の対談の相手は、竹内久美子さんと、女性探偵の人と、樹海!のエキスパート。
知らないこと満載でおもしろいのだけど、特に樹海トークがシュール・・・というか怖い。
そして、読み終えて、いつもながら、ショージ君の好奇心に感心するのでありました。
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