松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
本日の本
book-20 『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』 松岡圭祐著 角川文庫
STORY:23区で次々発見される力士シール。この謎を追う雑誌記者の小笠原は瞬時になんでも鑑定してしまう万能鑑定士の莉子と出会う。
☆☆☆万能鑑定士シリーズ1作目。
このシリーズ、存在は知っていたのだけど、今まで読もうと思ったことはなかった。
ところが、映画が公開されることになって俄然興味がわいてきて、早速kindleで購入。
いやー、この本、読みやすいな。あっという間に読めちゃいました。短いし。
ヒロインの凜田莉子がいいな。かなりおもしろいキャラ。
勉強が全然できない劣等生だったのが、あるきっかけがあって、ホームズばりの推理力を発揮する万能鑑定士へと成長する。
というと、完璧な人間かと思うけれど、かなり抜けた部分もあって、そこがいいんだな。
お話は、なんだか近未来ものみたいになっているけれど(ハイパーインフレの話になったりして)、この先どうなるのかな・・・
1巻目、思いっきり宙ぶらりんな状態で終わってしまって、すっごい気になる。
即座に2巻目もポチリました。
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